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経理や事務職で役立つ資格とは

経理や事務職で役立つ資格とは?転職成功のポイントも紹介

2021/07/16

皆さんは「事務職」と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか。決まった業務を黙々とこなすルーチンワークと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は会社のあらゆる業務を担うマルチプレイヤーで、書類作成から管理、顧客データ入力、取引先や顧客からのメールや電話対応、さらに外部からの来客対応など、その業務は多岐に渡ります。あらゆる業務に対応できる高いスキルが求められるのですが、そのスキルを客観的に証明できて、仕事にも役立つのが資格です。事務職にも職種によってさまざまですので、今回は「一般事務」「金融事務」「貿易事務」「経理事務」に分けて、それぞれに役立つ資格を詳しく紹介します。中でも、資格を取得するとキャリアや年収アップに繋がりやすい経理事務と言われていますが、その理由についても解説します。

事務職に求められるスキル

事務職と言えば、さまざまな職種の中でも人気の仕事の一つです。「マニュアル化された作業をこなす」というイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、その仕事の領域は想像以上に広く、パソコンを使った書類作成や、ファイリング、顧客・売上データ入力、電話・来客対応などの多岐に渡る業務に携わるため、あらゆるスキルが求められます。例えば、書類作成一つをとっても、社内や社内などの提出先や、資料作成の目的によって作り方も変わりますので、Word、Excel、PowerPointなどのソフトを自在に使いこなすスキルが必要です。

また、電話やメール対応においても、取引先や顧客からの問い合わせにスピーディーでかつ、相手の意図をくみ取った適切な対応が求められます。これらのスキルは一朝一夕で得られるものではなく、ある程度の実務経験が必要になりますが、このような時に役立つのが資格です。特に未経験者にとっては、未経験であってもパソコンの操作スキルがあれば、ゼロから覚えるよりもスムーズに仕事に取りかかれます。

また、スキルを客観的に証明できるので、「この資格を持っているなら、この仕事はスムーズに任せられる」と信用度も増します。さらに、資格を得ることで給与アップや仕事の領域が広がるキャリアアップにもつながります。

では、どのような資格を持っていれば有利になるのでしょうか?事務職といっても職種ごとに有利になる資格も異なりますので、「一般事務」「金融事務」「貿易事務」「経理事務」とに分けて、それぞれに必要な資格を紹介します。

一般事務の仕事に役立つ資格

MOS

MOSとは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」の略語で、マイクロソフトオフィス製品のWord、Excel、PowerPointなどの操作スキルを証明する資格です。ソフトが正確に使いこなせるかどうかは、客観的に判断がつきにくいのですが、MOS資格を取得すれば、操作スキルを証明することができます。

ちなみに、MOS資格は、各ソフトやバージョンごとに分かれ、さらにWordとExcelは「一般」と「上級」の2種類があります。資格を取得するには、MOSの試験に合格しなければなりません。受験方法は、「全国一斉試験」と「随時試験」の2つの方法があります。申込み方法は異なりますが、試験内容や合格基準は同じです。

また、受験資格の条件は特になく、年齢・国籍を問わずどなたでも受験できます。受験者が未成年の場合は、保護者の同意を得た上で申込む必要があります。試験内容は、各ソフトによって異なりますが、Wordの場合は、表の作成、コメントの追加、文字列や段落の挿入などに関する問題が出題され、Excelでは、簡単なグラフ作成、基本的な関数の利用、テーブルの作成についてと実際の利用を想定した問題が出題されます。

日商PC検定

日商PC検定は、日本商工会議所が主催している、事務職に携わる社会人を対象としたパソコン活用技能の検定試験です。MOSと並ぶ有名な試験ですが、Wordを使った正しいビジネス文書が作れるかを問う「文書作成」、Excelを使ってグラフや表を正しく作成できるかをチェックする「データ活用」、PowerPointを活用し適切なプレゼン資料が作れるかどうかを試す「プレゼン資料作成」の3つの検定試験があります。

それぞれ1級~3級の4つのランクに分かれていますが、実務に役立てるなら2級以上の取得が望ましいでしょう。試験は「知識」と「実技」の2科目があり、両方とも70%以上の正解で合格となります。気になる合格率ですが、日本商工会議によると、「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3分野の平均が68.0%になります。普段からマイクロソフトオフィスの使用に慣れているなら、市販のテキストや問題集を勉強すれば、合格が狙えるでしょう。

金融事務の仕事に役立つ資格

証券外務員資格

金融業界で働きたい方には、証券外務員資格がおすすめです。金融商品の取引を行うために必要な資格で、金融商品には、銀行が扱う「預金」や「外貨預金」、証券会社が扱う「株式」や「投資信託」、保険会社が扱う「保険」などが含まれます。証券外務員の資格には、「二種」と「一種」の2つのタイプがあります。「二種」は株式、国債、公社債、投資信託などを扱い、「一種」は二種に加えて、「デリバティブ取引(先物取引など)」も扱います。

証券外務員の資格を得るには、日本証券業協会が主催する、証券外務員の資格試験に合格しなければなりません。試験は二種の場合は、○×問題が70問、5肢択一選択方式が30問の全100問。一種は○×問題が50問で5肢択一選択方式が20問の全70問となっており、それぞれ70%以上の得点で合格となります。証券外務員は、金融業界に強い資格ですので、証券会社、メガバンク、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信託、信販会社、損保、生保などの保険会社で役に立ちます。

貿易事務の仕事に役立つ資格

TOEIC

貿易は海外と取引する仕事ですので、「話す」「聞く」「書く」など、外国人とのコミュニケーション能力が求められます。その能力を測定する試験として知られているのがTOEICです。TOEICは、特にビジネス英語のスキルを判断する際の指標となっており、貿易事務の仕事をしたいなら600点以上の得点は欲しいところです。

600点が取れるレベルなら、一般的に「英語の基礎的な文法と単語力が身に付いている」と見なされます。TOEICは、他の試験のように、何点取れば合格という採点ではなく、得点数によって「どのレベルなのか」と評価されるシステムなのが特徴です。試験は、リスニング問題とリーディング問題で構成されており、解答はマークシート方式になっています。

経理職で役立つ日商簿記資格とは

経理事務の仕事に役立つ資格

日商簿記

日商簿記とは、正式名を「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」と言います。日本商工会議所が主催する検定試験で、年間50万人以上も受験する社会的な認知度が最も高い経理の資格となり、採用の判断基準とする企業も多いのが特徴です。1~3級のレベルがあり、実際の経理業務に活かせる問題が出題されるため、会計業界への就職や転職に役立つ資格を取りたいのであれば、日商簿記の取得がおすすめです。

日商簿記3級

簿記3級は、商業簿記の基礎レベルです。商品の仕入れから販売までの「お金やモノの出入り」を記録します。具体的には、日々の取引を勘定科目ごとにまとめた「総勘定元帳」の作成や、企業の財政状況が一目で分かる「貸借対照表」、企業の売上高、営業利益、経常利益が分かる「損益計算書」の作成などを学びます。3級の試験では、仕訳、帳簿や試算表の作成、伝票会計の問題などが出題されます。合格すると、「経理の基本的な知識が分かる人」と評価されるため、企業の経理部門への就職や転職成功への可能性が高まります。

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日商簿記2級

簿記2級では、3級で学んだ商業簿記をベースに、工業簿記も学びます。工場など製造業に関わる簿記で、材料から製品になるまでの製造過程の記録や、製造にかかる原価を計算する方法を学習します。簿記2級の試験では、仕訳、伝票会計、財務諸表の作成、工業簿記における帳簿記入、原価計算に関する問題などが出題されます。2級に合格すれば、企業からも「経理の即戦力」として見られるので、内定がもらえる確率が高まるでしょう。応募先も一般企業から、営業、製造、小売り、サービス業、さらに会計事務所、税理士事務所など選択できる分野も広がります。

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日商簿記1級

日商簿記の中でも、最も難易度が高いのが「簿記1級」です。合格率は毎回10%程度で、簿記2級が25%前後、簿記3級が40%前後と言われています。簿記1級の試験では、「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の中から出題されます。合格するには、「大学などで専門的に学ぶ者に期待できるレベル」と日本商工会議所の公式サイトに明記されているように専門性が高く、高度な知識が求められます。1級を受験する人は、3級と2級の知識がベースにあることが前提となりますので、合格すると上級の税理士試験にチャレンジできる受験資格が付与されます。したがって1級を目指す人は、経理の事務職というよりは、税理士、公認会計士、中小企業診断士など、将来の仕事に繋げる目的で受験する人もいます。

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資格取得でステップアップしやすい経理事務

経理事務は上記で紹介したように、簿記など専門的な知識が求められるため、資格を取得すれば、一般的な事務よりも平均年収も高くなる傾向があります。勤務先の規模や役職、経験年数によっても異なるため一概には言えませんが、簿記3級から1級へとレベルが上がるにつれて、専門性も高くなります。特に1級レベルになると、親会社と子会社の連結決算も処理できる知識も持っているので、主な勤務先には上場企業や、その子会社の経理職などが挙げられます。資格レベルごとの年収の違いについては、下記の記事も合わせてご一読ください。

経理事務へ転職を成功させるには

転職を成功させるには、資格取得は一つの「強み」になりますが、それだけではありません。

自分をアピールする志望動機の書き方をマスターする

転職活動において、「志望動機」を書くことは自分をアピールする武器になりますが、「どのように自分をアピールすれば良いのか分からない…」という
方も多いのではないでしょうか。ここでは、志望動機の書き方を、経理未経験者の場合と、会計事務所での経験がある場合の2つケースに分けて紹介します。

●経理未経験者の場合
営業や人事など、他の職種から経理に転職を考えているなら、そもそも「なぜ経理を志望するのか?」を説明する必要があります。「数字に強いから」とか、「経理業務に関心があるから」だけでは、相手を納得させるには物足りません。前職と経理業務の「関連性」を考えながら志望動機を作るのがポイントになります。志望動機例として以下のものが考えられますので、参考にしてみてください。

<前職との関連性を考えた志望動機例>
1.営業から経理に転職したいケース
営業で見積作成で粗利計算などを行ってきた。利益を管理する業務に関心が高まり、経理では売掛金の管理などに従事したい。など
2.総務から経理に転職したいケース
総務で社員の給与計算に携わってきた。数字計算は得意なので経理業務でも活かしたい。など

●会計事務所での経験がある場合
会計事務所でのキャリアを活かしたいなら、志望動機で「この会社で何をしたいのか」を明確にしましょう。会計事務所で叶えられなかったことを整理しつつ、会社で実現したいことを説明します。会計事務所のキャリアがあり、一般企業の経理へ転職したい方の中には、税理士試験をあきらめたという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、会計事務所での得た経験は経理でも役に立ちます。「会計事務所では複数の企業の会計業務に関わってきたが、この経験を活かして1社の経理財務の仕事に集中して取り組みたい」という志望動機も立てられます。

自分に合った求人を探す

経理の転職に必要な資格の取得や、転職を成功させる志望動機のポイントも抑えたら、転職への道もグッと近くなります。しかし、最後に大事なのは「職場選び」。これは何の仕事においても言えますが、会社の規模、事業内容、収入に魅力を感じても、長く勤務できるかどうかは「職場の選び方」にかかっています。職場の環境は、実際のところ就職してみないと分からないのが実情ですが、働いてみたら「こんなはずではなかったのに…」ということがないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

自分にあった職場で働く秘訣

自分にあった求人を見つけるには?

転職するなら「思っていた環境と違う…」なんて後悔は誰だってしたくないものです。しかし、早く内定が欲しいあまりに、よく企業リサーチしないまま入社して後悔してしまう方も少なからずいらっしゃいます。これは会計業界だけでなく、どの業界においても言えますが、大事なのは「職場選び」。会社の規模、事業内容、収入に魅力を感じても、長く勤務できるかどうかは「職場選び」にかかっています。職場環境は、就職してみないと分からない部分もありますが、働いてみたら「こんなはずではなかったのに…」とミスマッチを起こさずに転職を成功させるには、どんな方法があるのでしょうか。

ハローワークから探す

ハローワークは、国が運営する職業を紹介する施設です。無料で利用することができ、気になる求人があったら、その仕事内容をスタッフが詳しく案内してくれます。しかし、ハローワークの求人は待遇面で言うと年収が低い傾向にあります。

求人広告から探す

求人広告は、雑誌やフリーペーパーなどで気軽に情報を入手できます。求人を探す側にとっては、情報がたくさん集められるメリットがあるものの、掲載される情報量にも限りがあるため、企業情報まで詳しく把握できないデメリットがあります。

転職サイトから探す

転職サイトは、パソコンやスマートフォンで求人情報が閲覧できるだけでなく、企業ページで詳細の情報や採用動画など、さまざまな情報が手に入ります。利用者は、プロフィールを公開していれば、企業からのスカウトを受けられますし、ちょっとした時間でもサイト経由で応募をするなど、効率的に求職活動を行うことができます。

会計業界に特化した転職サイトから探す

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