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実際のところ30代税理士の年収はどれぐらいなの?

税理士というと、一般的に高収入というイメージを持たれていますが、本当にそうなのでしょうか。

税理士にも色々な種類があります。事務所に雇われている勤務税理士から、独立開業している税理士までさまざまです。また、税理士資格を持っている人の中には公認会計士や一般企業の経理・財務として働いている人もいます。

このように多様な働き方ができることが税理士資格を持つメリットの1つですが、実際に働いている人の年収はどれくらいが相場なのでしょうか。一般的に働き盛りである30代税理士の平均年収を調べてみました。

税理士全体における平均年収はどれぐらい?

税理士の平均年収は過去には800万円代だった時代もありますが、現在では700万程度です。これは税理士同士の競争が激しくなるにつれ、値上げができなくなってきていることが原因だといわれています。また、この700万円という数字は開業している税理士の年収も含んでいることに注意しなければなりません。独立している税理士の年収は、その取引相手の数によって幅がありますが、多い人では3,000万円を超えることがあります。そのため、平均年収を大きく底上げしている可能性があるのです。

もちろん、そのような税理士は全体からみたらそれほど多い割合ではありません。税理士は試験合格後2年間の実務経験が義務付けられているように、最初は既に開業している税理士事務所で働きます。その際の年収は一般企業に勤めるサラリーマンとそれほど変わらず、年収300万円代からのスタートが多いです。ある程度経験を積んだ人から独立していくという職業上の理由もありますが、勤務税理士としての平均年収は400万円から500万円程度だといわれています。終身雇用であるサラリーマンと一概に比べることはできませんが、同年代の一般企業に勤める人と比べると高給取りであることが多いです。

30代税理士の平均的な年収は400~500万円程度

30代税理士の平均的な年収は400万円から500万円程度です。勤務税理士のスタートである300万円代からはアップしていますが、人によってはそれほど高くないと感じるかもしれません。これは先ほど述べたように、ある程度働いた後に独立開業している税理士がいることが関係しています。税理士の勉強を始めてから資格を取得するまでの平均合格年数は8年以上ともいわれており、数ある国家資格の中でも難易度は高めです。

また、独立開業するまでの年数は人それぞれですが、資格取得後に税理士事務所に勤務してからどれだけ早くても通常は5年以上必要になります。税理士としての仕事内容や独立後も付き合える顧客との関係を作るためです。

そのため、早い人であれば30代中頃から独立をしていくこともありますが、もう少しキャリアを積んで自信を付けた40代以降に開業する人が多いでしょう。30代というのは、まだそれほど独立開業している税理士が多くない年代ですので、20代と比べてもそれほど平均年収はアップしていないのです。40代以降の平均年収が700万円程度であり、30代から一気にアップしていることを考えると、やはり独立している人が多くなっている影響はあるといえます。

稼げる年収は事務所のレベルによって異なる?

税理士の年収を考える時は事務所に雇用されている勤務税理士か、独立している税理士かによって大きく異なることがありますが、同じ勤務税理士でも事務所の規模によって年収に差がでる可能性があります。

一般的に年収500万円程度の税理士というと、従業員数名から十数名程度である普通規模の事務所に勤務しており、実務経験5年以上程度であれば実現可能です。年収500万円というと、一般的には悪い数字ではないかもしれませんが、税理士という資格の難しさから考えれば最低条件であると思っておいた方が良いかもしれません。

年収500万円から1,000万円を稼ぐ税理士は、従業員数が十数名以上である中堅事務所の管理職かもっと大きな会計事務所に勤務している純管理職程度です。よほど優良顧客を多く抱えているのでない限り、普通規模の事務所に勤務しながら1,000万円弱の年収を稼ぐことはあまり現実的ではありません。

サラリーマンでは中々実現が難しい年収1,000万円という数字も税理士であれば期待できます。その年収が期待できるのは中堅程度の事務所に勤務しており、かつその事務所でも上位の管理職や役員レベルです。ただし、BIG4と呼ばれる最大手の税理士事務所であれば、管理職以上であればクリアできることもあるでしょう。

安定したまま年収アップ!転職するという方法も

税理士で稼ぐには独立することが一番の近道だと思っている人も多いかもしれません。実際に多くの税理士が夢や希望を持って、毎年独立しています。しかし、独立するということは年収アップが期待できるというメリットがある反面、それなりのリスクを抱えていることもよく認識しておくべきです。そのリスクとは、「顧客が思ったほど集まらないかもしれない」ということです。当然のことながら、顧客が集まらないと収益が発生しません。独立している以上、自分の給料は自分で稼ぐしかないので、その分年収も低くなります。せっかく独立しても顧客を上手く確保できずに年収が300万円代に下がったという悲しいケースも少なからずあるのです。

そこで、年収をアップさせるには転職という選択肢もあります。税理士資格を持っているからといって、必ず税理士事務所で働かなければいけないわけではありません。税理士資格を持っていながら、一般企業の経理・財務として働いている人もたくさんいるのです。実務経験がある税理士であれば、どの企業でも即戦力として役に立てることでしょう。また、資格手当などでより高給を期待できるケースもありますので、「独立するのは怖いけど、年収を今よりもアップさせたい!」と考える人は転職情報に目を通してみてはいかがでしょうか。

まとめ

税理士はなりたいと思っていてもなれない人が多い職業の1つです。国家資格の中で難関の部類に入る資格ですので、せっかく税理士になるチャンスがあるならば、できるだけ年収をアップさせたいと考えるのは人情かもしれません。

税理士として一番大きく稼げる可能性があるのは、独立開業です。しかし、独立開業にはそれなりのリスクが潜んでいることも忘れてはいけません。特に、養わなければいけない家族を抱えている人はできるだけ慎重に判断した方がよいでしょう。仮に独立しなくても、転職することで安定した状況の元、年収アップできる選択肢があるということは覚えておくといいのではないでしょうか。

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