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税理士と司法書士の試験難易度とは

税理士と司法書士の難易度の違いは?

2021/07/16

税理士と司法書士の違い

税理士 司法書士
仕事内容 税務書類の作成
税務相談
会計業務、記帳代行等
法務局へ提出する書類の作成
法律相談
成年後見事務、不動産登記等
作成する書類 確定申告書
相続税申告書
源泉所得税納付書等
遺言書
不動産の登記申請書
成年後見開始申立書等
なり方 税理士試験に合格する
国税専門官として23年以上勤務する等
司法書士試験に合格する
指定官職に10年以上実務経験を積む等
(裁判所事務官・法務事務官等)
受験資格 ・大学、短大の法学部や経済学部などを卒業
・日商簿記1級または全経簿記上級に合格
・官公署で国税や地方税に関する事務に2年以上従事等
※いずれかの条件を満たすことが必要
誰でも受験が可能
登録先 税理士会 司法書士会

税理士試験や司法書士試験の難易度を紹介する前に、税理士と司法書士の主な違いを覚えておきましょう。税理士と司法書士のいずれも「法律に関わる国家資格」である点に変わりありませんが、仕事内容や目指し方、受験資格などの点で異なるポイントが存在します。

例えば、税理士と司法書士はどちらも試験に合格することで資格を取得できますが、「試験の受験資格」は異なります。学歴や所有資格などの点で条件が存在する税理士試験に対し、司法書士試験は誰でも受験することが可能です。

また、税理士と司法書士はどちらも「書類作成の代行」の業務を行いますが、税理士には、税理士にしかできない「独占業務」があります。税務書類の作成、税務代理、税務相談の3つです。確定申告書や相続税申告納付書をはじめとした、税務署に提出する書類の作成やその代行、納税や節税に関するアドバイスを行います。

これに対し司法書士は、遺言書や不動産の登記申請書など「法務や登記に関わる書類」を作成します。より端的に言えば、税務を担うのが税理士で、法務や登記を担うのが司法書士という認識でも良いでしょう。ちなみに、税理士や司法書士と混同されやすい資格として「会計士(公認会計士)」も存在します。基本情報や仕事内容について、以下のページで詳しく紹介しているのでご参照ください。

税理士と司法書士の資格の難易度

それぞれの違いを把握した所で、税理士と司法書士の「資格試験の難易度」について解説をします。

税理士試験の難易度

税理士の試験は、11種類の試験科目(必修科目2科目と選択科目9科目)に分かれています。合計5種類の科目に突破すれば、晴れて税理士の試験に合格できる仕組みです。令和2年度に実施された税理士試験においては、受験者26,673人中「5科目を突破したのが648人」という結果が出ています※1。

※1 参照元:令和2年度(第70回)税理士試験結果|国税庁より

この受験者数と合格者数、合格率は年度で大きく変化することはほとんどありません。令和2年の合格率2.4%という数値だけを見れば、「税理士試験の難易度は高い」と言っても過言ではないでしょう。ですが、税理士試験は「合格した科目は生涯有効」という特徴があります。要するに、税理士試験は複数回に分けて合格を目指すことも可能なのです。これらの点から判断すれば、税理士試験は難易度こそ高いものの、時間をかけた対策はしやすい試験と言えるでしょう。

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司法書士試験はどれくらい難しいのか

司法書士試験の難易度

司法書士試験は、一次の筆記試験(択一式問題、記述式問題)と二次の口述試験で構成される試験です。令和2年度に実施された司法書士試験では、受験者11,494人中「合格者が595人」という結果が出ています※2。合格率5.2%という数値は、同年の税理士試験よりも高いものの、司法書士も難関資格であることに変わりはないでしょう。

※2 参照元:法務省:令和2年度司法書士試験の最終結果より

司法書士試験は「相対評価で合格者を決める試験」のため、試験の難易度が高くなりやすい傾向にあります。端的に言えば、相対評価は「受験者の中で成績上位者だけを合格にする」という仕組みです。平均スコアが高くなればなるほど、結果的に合格するハードルも高くなるのです。司法書士試験が、難関資格と呼ばれる大きな要因の一つです。

おまけに司法書士試験は、「合格基準点」という制度が定められており、択一式問題と記述式問題で構成される筆記試験に、それぞれ基準となる点数が設けられています。分かりやすく言えば、基準点とは「合格に必要なボーダーライン」で、1つでも基準点を満たさない問題があると、その時点で試験が不合格となります。

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税理士と司法書士試験は結局どっちが難しい?

税理士試験 司法書士試験
受験者数 26,673人 11,494人
合格者数 4,754人(一部試験合格)
648人(5科目到達)
595人
合格率 17.8%(一部試験合格)
2.4%(5科目到達)
5.2%

上図は、先の項で記述した「令和2年度に行われたそれぞれの資格試験」における受験者数と合格者数を表したものです。合格者の割合から試験の難易度を割り出せば、司法書士よりも税理士試験の方が難しいと言えます。

こと税理士試験は、5つの科目にすべて合格する必要がある上、科目ごとに必要な勉強時間も膨大なものになりがちです。人によって学習効率は異なるものの、「1つの科目に数百時間の勉強が必要」となることも珍しくありません。合格した科目は生涯有効という点は、受験者にとって嬉しいポイントですが、科目1つ1つが「それぞれ難関資格に匹敵する難しさ」なのです。

一方の司法書士試験は、税理士試験のように科目ごとに合格をする必要はありません。試験の解答方法も、すべて記述式の税理士試験とは異なりマークシート方式を採用しているため、「解答のしやすさ」に関しても、司法書士試験のほうが長けています。

とはいえ、繰り返しになりますが、司法書士試験も例年の合格率が数パーセント前後である難関資格に違いありません。「こっちのほうが簡単そうだから」という理由で資格試験を選択せずに、将来への展望やキャリアプランなどをもとに、受験する試験を選ぶことをおすすめします。

ダブルライセンスは可能なのか?

税理士と司法書士を2つ取れば転職に有利?

税理士と司法書士の資格を両方持っていれば、転職活動をする上で有利に働きやすくなります。確かに税理士と司法書士のどちらにしても、税務や法務のスペシャリストを証明する資格です。とはいえ、税理士や司法書士のどちらかを持っているだけでは、「ほかの有資格者との差別化」をはかることが困難となります。そんな時に税理士と司法書士の両方を所有していれば、「税務の仕事と法務の仕事のどちらにも対応できる」という強みが生まれます。しかし、税理士も司法書士もどちらも国家資格のため、実際に両方を取得している人は少数です。税理士、司法書士の違いを踏まえた上で、そのどちらかに絞って、資格取得を目指しましょう。

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自分にあった就職先を見つけるには?

難関な道のりを突破し、ようやく国家資格を取得してスタート地点に立ちます。しかし、国家資格を得たというものの、やはり最後に大事なのは「職場選び」ではないでしょうか。これは何の仕事においても言えますが、会社の規模、事業内容、収入に魅力を感じても、長く勤務できるかどうかは「職場の選び方」にかかっています。職場の環境は、実際のところ就職してみないと分からないのが実情ですが、働いてみたら「こんなはずではなかったのに…」ということがないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

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