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経理の資格まとめ!転職に活かせるトップ5の資格を徹底解説!

2017/07/05

経理職としてキャリアアップを目指すなら、資格の取得がおすすめです。メジャーな日商簿記以外にも、転職に役立つ経理系の資格はまだまだあります。

国際会計基準が理解できるようになる、パソコンスキルが向上するなど、勉強した内容がそのまま毎日の実務に直結するのもメリットです。

資格の勉強を通して、経理職としての自分の実務スキルを磨くことができます。ここでは数ある経理系の資格のなかから、特に注目度の高い5つの資格を紹介します。

転職&実務で使える資格ランキング!

経理職の中には、日商簿記検定をすでに持っているという人も多いかもしれませんが、日商簿記以外にも取得するべき価値のある資格はたくさんあります。そこでここでは、特に転職時に役立つ思われる資格を見つけるべく、会計・経理職の経験者にアンケート調査を実施しました。

【質問】 会計・経理の資格の中で、転職を考えたときに取得しておいたほうがいいと思う資格はどれですか
【回答結果】 FASS:26
給与計算実務能力検定:83
BATIC:12
USPCA:2
MOS:44

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年04月03日~2017年04月10日
有効回答数:167サンプル

国内で働くなら汎用性はダントツ?給与計算実務能力検定

アンケートの中で、圧倒的な人気を集めて1位となったのは給与計算実務能力検定でした。

  • 給与計算実務能力検定をもっていることで、給料が上がった(30代/女性)
  • 転職先の企業の規模や内容によって必要なスキルは違うが、給与計算はどの会社でも必ずあるので。(40代/女性)

どこの組織にいっても必要になるスキルという汎用性の高さが人気の秘訣のようです。続く2位となったのは、IT系資格のMOSです。

  • 会計・経理の実務では報告書やグラフなどの資料を作成することが多いので、取得しておいた方が良いと思います。(50代/女性)

実務で不可欠のPCスキルが身につくので取得しておくべきと考える人が多いようです。
そして、3位には注目を集めているFASSがランクインしています。

  • 大企業がどんどん導入しているため。(30代/女性)

企業間での関心の高まりを受けて、必要性を感じる人も増えてきているようです。
さらに4位は海外取引の増加を見越してBATIC、5位は国際的にも通用する難関資格USPCAという結果になりました。
調査の結果、どうやら取得がしやすく、汎用性の高い資格に人気が集まる傾向があることがわかります。しかしここに挙げたのは、どれも専門性が要求される魅力的な資格です。取得すれば、経理職としてのキャリアにとっては大きなプラスとなります。それでは以下、それぞれの資格の特徴や魅力について見ていきましょう。

FASSは経理の転職に役立つ!日商簿記検定とは何が違う?

経理職としての実務能力をアピールしたい人におすすめなのが、FASS(経理・財務スキル検定)です。

FASSは経理・財務関連の実務能力を測るために開発された検定試験で、日商簿記検定よりも実際の実務スキルが正確に反映されるという特徴があります。また「税務」や「資金」といった日商簿記ではカバーしていない分野のスキルも測定できます。

FASSの取得によって経理・財務関連の業務一般で要求される能力を客観的に証明することが可能です。またFASSで問われる問題は日商簿記よりも実務で扱っている内容に近いため、勉強した内容が直接業務に役立つというメリットもあります。そのためFASSのスコア向上を目指すことは、そのまま自分の経理職としての実力を磨くことにつながります。実際、FASSのスコアと年収や役職の間には密接な関連性があることがわかっています。

スキルの測定精度の高さから、企業間でのFASSの評価は年々評価が高まっています。内部統制の重要性が認識されるなか、企業では自社の経理・財務関連のスキルを客観的に証明する必要が出てきているのです。こうしたことから人材の採用や社内教育にFASSを導入する企業も増えています。

詳しくは、「FASSは経理の転職に有利!?レベルAを獲得するには?」をご参照ください。

 

給与計算実務能力検定は経理実務のプロを証明する資格!

給与計算関連の実務スキルは、経理職にとって必須のスキルといえます。その給与計算に関するスキルを測ることを目的とした検定試験が、給与計算実務能力検定です。

給与計算実務では、給与計算のほかに社会保険や税務といった関連した諸手続きも必要になります。そのため、正確に給与計算業務を行うためには、社会保険や税法、労働法などに関する幅広い知識が求められることになるのです。

給与計算実務能力検定では、これらの業務に必要不可欠な知識を体系化して学ぶことができ、実際の実務スキル向上につなげることができます。給与計算実務はさまざまな分野の知識が要求されるだけに、意外と複雑です。勉強を通して、実務そのものへの理解が深められるのは大きなメリットといえるでしょう。

給与計算業務はどの職場でも発生する業務ですので、給与計算のできる人材はどこにいっても重宝されます。人事・労務業務のプロとして、職場や採用担当者からの評価も期待できる資格です。給与計算実務の経験がある人であれば、特に2級については短期間での合格が期待できます。経理系の資格の中では取得しやすい資格ですので、比較的気軽に挑戦できるのではないでしょうか。

詳しくは、「給与計算実務能力検定とは?経理の仕事にメリットだらけ!?」をご参照ください。

 

BATICが経理の仕事の幅を広げる!資格の中身を徹底解剖!

すでに日商簿記2級を持っているが、さらにできる仕事の幅を広げたい…そんな人と相性がよい資格がBATIC(国際会計検定)です。英語と国際会計に関するスキルを問うBATICは、グローバル化の時代にふさわしい、経理・会計実務を英語で行える人材の育成を目指しています。

海外に取引先や支店・支社のある日本企業や外資系企業で働くビジネスパーソンにとって、英文の財務諸表を読み解く力や国際会計基準の知識は必須といえるものです。BATICの受験を通してこれらのスキルが身につけば、経理や会計職に携わっている人の就職・転職時の大きな武器になります。

BATICの試験内容は日商簿記検定と相性がよく、2級以上の取得者であればスムーズに学習を進めることができます。日商簿記で得た知識をベースに、スキルアップしたい人にはおすすめの資格です。また、BATICの受験は将来USPCA(米国公認会計士)の取得を目指している人にもメリットがあります。

USPCAの試験科目のうち、FAR(財務会計)についてはBATICの試験範囲との間に重複する部分が多く見られます。そのためBATICで高スコアをマークすることは、あとでUSPCAの勉強をするときに有利に働くと考えられるのです。

詳しくは、「グローバルな時代だからこそ!BATICはこれからの経理業務に不可欠!」をご参照ください。

 

USPCAで経理の転職が有利に!?次代を担う経理職はあなたかも!

ビジネスの世界で国際的に通じる資格といえば、USPCA(米国公認会計士)抜きには語ることはできません。今回挙げた5つの資格の中ではもっとも取得が難しい資格ではありますが、その分だけ得られるリターンも大きいです。国際会計のプロとして、幅広い分野での活躍が期待されます。

USPCAの取得にあたっては、国際的な会計基準であるIFRS(国際会計基準)とUSGAAP(米国会計基準)の知識、さらに一定のITスキルや英語力も要求されます。米国の国内資格ではありますが、これからのビジネスパーソンに求められる専門性、および語学とITというビジネス界必須の教養が身につくことから、権威のあるビジネス系資格として国際的に認知されています。世界に通用する人材を目指すなら、取得する価値は十分にあるといえるでしょう。

国際的に評価されている資格だけあって、取得後の進路も魅力的です。国内企業の経理・財務部門や金融機関だけでなく、海外の会計士事務所など海外で働く道も開けます。国境に関係なく、どこでも働ける専門性の高さはUSPCAの大きな魅力です。経理職としてはもとより、ビジネスパーソンとして大幅なキャリアアップが期待できます。

詳しくは、「USPCAの資格はどんな資格?経理職の転職に役立つ?」をご参照ください。

 

MOSは経理に不可欠!資格取得で転職を有利に進めよう!

PCの普及が進んだ現代日本において、経理職がPC抜きで業務を進めるのは困難になってきています。そこでおすすめしたいのが、MOSの取得です。

MOSはMicrosoft Office製品の開発・発売元であるMicrosoft社公式の検定試験で、WordやExcelといったビジネスでよく使うMicrosoft Office製品の操作スキルを測ることができます。ビジネス界で圧倒的なシェアを誇るMicrosoft Office製品の資格ということもあって、MOSはIT系資格の中では世界で通用する国際資格となっています。厳密にいえば経理の資格ではないのですが、多くの経理職にとって日々の業務でExcelやWordが使えるかどうかは死活問題です。MOSを持っていなくても、実際にこれらのソフトを使えれば問題ないという考え方もありますが、それでもMOSの勉強を通して得られる知識は貴重です。

これまでまったく知らなかった操作方法や便利な機能に気付かされることも少なくありません。ExcelやWordのスキルアップを通して、業務の効率化を図りたい人にはおすすめです。また知名度の高い資格でもあるので、取得しておけば、転職時に自分のPCスキルを証明する上でも有利になります。

詳しくは、「MOSは経理担当者の転職に有利!資格内容を詳しく解説!」をご参照ください。

 

まとめ

経理職・会計職にとって、さまざまな資格を取得することは自分の実務能力を証明し、職場から良い待遇を勝ち取るためには欠かせないものです。実際に職務をこなす上では実際のスキルや経験も重要ですが、初対面の人にそれをアピールするためには客観的な裏付けがあった方が有利になります。

基本の経理・財務関連のスキルやPCスキルなど求められる能力は無数にあります。将来のキャリアプランを考慮しながら、自分に必要なスキルを得られる資格を探しましょう。

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