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日商簿記2級が活かせる仕事とは?簿記資格が有利になる転職先について

経理の仕事に役立つ資格として人気が高い簿記ですが、就職や転職にどのように活かせるのでしょうか? ここでは、簿記の資格がどんな仕事に活かせるのかを調べている人、簿記の資格を活かして、就職・転職を検討中の方を対象に、簿記が活かせる業務、簿記資格が採用条件となる転職先、会計事務所以外でも活かせる職業について紹介します。今回は、簿記資格の中でも最も人気が高い「日商簿記」にフォーカスします。

簿記資格は就職・転職に有利?

簿記資格には、「日商」「全商」「全経」の3つの種類があります。それぞれ主催団体が異なるのですが、日商は正式名を「日商簿記検定試験」と呼び、日本商工会議所が主催しています。全商は「簿記実務検定試験」で、全国商業高等学校協会が、全経は「簿記能力検定」で、全国経理教育協会がそれぞれ運営しています。

3つの簿記資格の中でも、特に人気が高いのは「日商」。社会人を対象とした簿記資格であることから、実際の経理業務に役立つ実践的な知識が学べるため、年間およそ50万人の方が受験しています。日商の簿記資格を持っていると、就職や転職活動での書類選考において、企業からの評価を高めることができます。ここでは、「日商」の簿記資格にフォーカスして紹介していきます。

実際の経理の仕事に役立つ日商簿記は、「経理の即戦力」として見られるため、日商簿記の資格を持っていない人よりも内定に有利といえます。しかし、資格は持っていても「実務経験があるかどうか」も企業側からチェックされますので、「未経験者の場合」「経験者の場合」で、自分をどのようにアピールすれば良いのか紹介します。

未経験者の場合

最近では経理に携わる人材が不足しているため、未経験者であっても人材募集する企業が増えています。自分をアピールしたいなら、「日商簿記2級以上」の資格を持っておくことをおすすめします。

日商簿記2級は、商業簿記と工業簿記の2つを習得し、経営管理にも役立つ知識を持っているため、「経理会計の基礎が身に付いている」ことの証明にもなります。未経験者で経理業務に就きたいなら、日商簿記2級以上の資格を目指しましょう。

経験者の場合

採用する企業にとって、経理の仕事は「実務経験」が何より重視されます。応募条件で「実務経験3年以上、日商簿記2級以上」とする求人が多いため、日商簿記2級を持っている経験者は転職に有利ですが、実務経験が3年以上ならなお良いでしょう。

また、「上場企業での決算業務経験」「海外での経験」「連結決算の経験」など、より高度な実務経験があるなら、高い年収の求人における採用率も高まります。

日商簿記2級が活かせる仕事とは?

日商簿記2級が活かせる職業

日商簿記2級を持っていると、どのような職業に転職できるのでしょうか?ここでは会計事務所を中心にほんの一部ですが紹介します。

日商簿記2級で活躍できる求人例

●求人例(1)
・求人案件/税理士事務所
・仕事内容/入力スタッフ、税務会計スタッフ(内勤)、経理スタッフ、財務スタッフ、総務スタッフ、事務スタッフなど
・雇用形態/正社員
・給与/年収330万円~ 月給22万円~
・条件/経験不問
●求人例(2)
・求人案件/税理士法人
・仕事内容/税務会計スタッフ・税理士スタッフ
・雇用形態/正社員
・給与/年収345万円~ 月給23万円~
・条件/経験不問
●求人例(3)
・求人案件/会計事務所・税理士事務所
・仕事内容/税務会計スタッフ
・雇用形態/正社員
・給与/年収420万円~490万円 月給30万円~35万円
・条件/税務経験者
●求人例(4)
・求人案件/税理士法人
・仕事内容/税務会計スタッフ(内勤)、税理士スタッフなど
・雇用形態/正社員
・給与/年収400万円~700万円 月給25万円~40万円
・条件/実務経験3年以上

日商簿記2級が活かせる職業は会計事務所以外にもある

日商簿記2級の資格が活かせる職業は、何も会計事務所だけではありません。一般企業の就職・転職にも活かすことができ、中小企業の正社員として、会計職、経理部門、保険会社、証券会社、銀行など、お金を取り扱う職業で活躍できます。また、日商2級は、企業の経営状況が分かる「財務諸表」の数字も理解できる経営管理の知識も持っていますので、経営関連のコンサルティング業界で働くこともできます。

日商簿記2級が行う業務内容

日商簿記2級を持つと、会計事務所や一般企業においてどのような業務に関わるのでしょう。主な業務内容として会計事務所、一般企業別で紹介します。

会計事務所の場合

会計事務所には、税理士事務所や公認会計士事務所があり、その主な業務の一つが「経理業務の代行」です。会計事務所の顧客でもある、個人企業、法人企業の経理業務を代行して処理する仕事で、主に「税務申告」「記帳代行」「決算処理」の業務を担当します。

一般企業の場合

一般企業では、所属する部署によって業務内容が異なり、主な部署に「経理部」「財務部」があります。
●経理部
経理部のメインの仕事には、「入出金管理」「企業間取引の記帳」「経営陣へ会計情報の提供」「財務諸表・決算報告資料・財務申告書の作成」などがあります。日商簿記2級で学んだ経理知識を現場でフルに活用します。

●財務部
財務部は、経理部と違って企業発展のために「お金をどう運用するか」が中心の仕事になります。主には「資金調達」「資金運用(投資・買収)」「財務戦略の立案」「予算編成」「事業価値の評価」などがあります。財務部では、資金調達に関する知識も求められます。日商簿記2級で学んだ知識が土台となって役立ちます。

ステップアップして日商簿記1級を取得するメリット

日商簿記の中で最もレベルが高いのが1級です。簿記知識も極めて高いため、経理実務に優れた専門家として一目置かれる存在になります。1級取得者はそれほど多くはいませんので、取得すれば、職場での昇給・昇格も狙えます。

さらに大企業への転職も目指せ、1級はその武器にもなります。というのも、1級レベルの簿記知識には、連結会計、税効果会計、資産除去債務、減損会計、退職給付会計などがありますが、これは大企業の経理業務に必要なもので、中小企業ではオーバースペックな知識です。

また、1級を取得すれば、税理士試験の受験資格が得られます。将来的に税理士として独立を果たすこともできます。会計のスペシャリストとしてキャリアアップや収入アップも狙いたいなら、1級取得にチャレンジするのも良いでしょう。

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