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全員で自分たちが「いたい」と思う事務所を作り上げていくための出会い【会計求人プラスの転職活動記】

今回お話を伺ったのは約1000社ものクライアントを遠隔でサポートしているという税理士法人ASC様。太陽光発電やFXなど新しいテーマへの挑戦も積極的に行うという少々変わった特徴を持った事務所様です。
会計求人プラスを利用して採用いただいた社員の方3名と代表にお話を伺いました。

会計求人プラスからの就職:崔(さい)さんインタビュー

崔(さい)さん(29歳・入社1年半)

前職:事務職
資格:日商簿記2級(転職活動時は3級)
就職活動社数:約40社

会計業界を目指したきっかけから入社まで

前職では一般会社に3年ほど勤務していたのですが、単なる事務職なんて誰でもできる仕事ではなく専門的な業務をやっておきたいと考えて転職を決意しました。前職では事務職の中で数字を扱っていて少し自信があったので、会計事務所への転職を視野に入れて活動を始めました。

転職活動は一般の求職サイトをいくつかと会計求人プラスで探していったのですが、一般サイトでの転職活動では会計事務所の仕事を引き当てるのが難しかったのが苦労でした。自分が外国人でもあり日本語ペラペラではない(※かなり会話スムーズです)ので、検索しても自分の望む業務の募集なのかわからず応募して良いのか困ることが多かったです。会計求人プラスでは検索が細かく設定でき、その時持っていた資格(日商簿記3級)が活かせるかも見えたため応募の判断がしやすかったことは非常に助かりました。

何件も応募して疲れてきた頃に、会計求人プラスでこちらの事務所と出会いました。学生時代は語学系の勉強をしており、数か国語が使える点もアピール要素ではあったのですが、採用担当からは「語学能力は恐らく満足に活かせないけど、それでも良ければ面接に来ませんか」とスッパリ言われたのが印象に残っています。厳しい言葉ではありましたが、定型文で返信されたのではなく、ちゃんと履歴書を読まないと出してもらえない言葉に最初から好印象を持っていました。

現在と事務所

もう入社1年目は終わったのですが、指導担当のルールは非常に助かりました。入社したてでは困った時に誰に相談すればわからなくなりがちですが、指導担当が決まっていると気軽に相談することができました。当然、自分で調べてみた上で相談というのがルールなので何でも聞いて解決というわけではないですけれど。

現在の業務は試算表の作成や確定申告書の作成がメインで、その他に給与計算や社会保険手続きなどを行っています。日々の業務では新しいことを学べるのは非常に面白いのですが、逆に日々勉強し続けていかないといけないのが自分へのプレッシャーにもなっています。それでも、少しずつ学んでいった知識でお客様から「ありがとう」と言われると、嬉しさと一緒に成長した自分を実感できます。

最近グループに行政書士法人が開設されたのですが、代表の中村からの勧めで行政書士の資格取得に向けて勉強を進めています。もともとビザの更新等で手続き関係は慣れているのですが、そういった手続きに抵抗が無いなら一度資格取得を考えてみてはと紹介されたのがきっかけです。新しいポジションでもありますので、せっかくの機会と思い専門学校に通いながら勉強を進めています。年内に行政書士資格を取るのが目標ですね。

将来について

先にもお伝えしましたが、行政書士の資格取得が今の目標です。
もっと先のこととしては、「新しいサービスを提案できる」という少し特別な環境もある事務所なので、学生時代に勉強をしていた語学力を業務の新分野開拓や新しいサービスの提案に生かせればと思っています。

入社の決め手

いくつかあったのですが、「履歴書を読み込んだ上でしっかりとした回答をいただけた信頼感」「教育プログラムがしっかりしており、新人定着率も高い安心感」「フラットな関係と優しさを感じさせる面接」といったところでしょうか。
面接で未経験による不安を伝えた時に、「簿記3級を持っているなら仕訳はわかるだろうから、できるよ」と気軽に答えてもらえました。「できる」という言葉は非常に嬉しくて、教育体制や指導担当といった受け入れ態勢と合わせて入社前の不安を綺麗に和らげてくれました。

会計求人プラスからの就職:田村さんインタビュー


田村さん(31歳・入社9カ月(業界経験2年弱))

前職:会計事務所
就職活動社数:約10社

会計業界を目指したきっかけから入社まで

業界の前は広報の仕事をしていたのですが、結婚を控えた頃に育児をしながら働ける仕事は何かと考え一念発起して会計業界へ足を踏み入れました。
前職では特定の業界の専門でやっている会計事務所に入っていました。早期に仕事に慣れることができたり、他の方と比較したアドバイスをしやすかったり、といったメリットもあったのですが、業務も似通ったものが多く幅も狭かった点が悩みでした。
世の中にはもっと色々な業種があるのでせっかくなら幅広い経験をしたい、と感じて転職を決めました。

転職活動では大手数社と会計求人プラスを使っていたのですが、会計事務所を目標とすると専門サイトの方が検索条件を細かく設定できて効率的でした。特に少ないながらも経験年数を転職活動に生かせたこと、応募管理の機能で進捗を見ながら進められたのは他のサイトにはない機能だったので、応募結果の整理もしやすく便利でした。

実は転職活動中は不安だらけで、新婚で経験年数も浅い自分が正社員志望なんて高望みではないかと思うこともありました。産休後の時短勤務についても事務所によって対応が異なり、先々を考えて悩むことも少なくなかった記憶があります。
こちらの事務所では産休や時短勤務の実績もしっかりとあるとのことで、分不相応かもしれませんがお話を伺いたいと思い応募しました。面接時にも心配で質問をしたのですが、全く心配いらないと穏やかに伝えられてホッとしました。税理士法人だけど新しいサービスを提案して試みることができるのはシンプルに興味深く感じたこと、未経験から定着率が高いとのことで、これなら私も頑張っていけそうとお願いさせてもらいました。

現在と事務所

日々幅広い分野を勉強しないといけないので大変ですが、調べた知識がお客様の役に立つとすごく楽しいです。最近だと、新型ウイルス騒動で困っているお客様に使えそうな融資の要件をまとめて資料にしたものをお出ししたのですが、大変喜んでいただけました。こういうことがあると、もっと勉強しようと思えますね。

代表の中村はスタッフを信頼していて、日々の業務の改善から新しいサービス提案まで意見を積極的に取り入れてもらえます。社内の雰囲気も良く、困っている人には誰かがフォローに入る等、定着率が高いのも頷ける体制に安心感があります。私もまだまだ教えてもらうことの方が多いですが、なるべく手伝えることは声をかけていこうと日々努力です。

将来について

最初から決めていたのは、頑張って新しいサービスの提案をする、ということです。せっかくチャレンジする環境を用意してもらっているので、それに貢献して会社の売り上げを作る一助になれる自分になりたいですね。

入社の決め手

未経験からの定着率の高さという実情の通り、安心感のある事務所だと感じたのが一番です。前職は居心地が悪かったということは無いのですが、今の事務所に入った後では何となく戻れない気がしますね。
新しいことへのチャレンジに寛容な事務所でもありますので、責任もって取り組むなら色々な挑戦ができるというのも魅力的でした。

会計求人プラスからの就職:小川さんインタビュー


小川さん(34歳・入社8カ月(業界経験7年半))

前職:税理士事務所
資格:全経簿記上級、税理士科目(簿記論・財務諸表論・法人税)
就職活動社数:約3社

会計業界を目指したきっかけから入社まで

学生時代は別の勉強をしていたのですが、将来の仕事とまでは考えられず方向性を見失っていたところに商工会議所勤務の父親から簿記を紹介されたのがきっかけです。正直「なんとなく」で始めた勉強だったのですが、勉強をすればするほど深みを感じると共に興味が強くなっていきました。新卒からは少し遅れての業界参入でしたが、税理士資格を目指して仕事をしながら勉強を続けてきました。

あるタイミングまでは前職事務所への大きな不満等は全くなかったのですが、事務所の事業継承(世代交代)の話が見え始めたのがきっかけでした。当時の所属は個人事務所だったので、良くも悪くも事務所のスタイルや雰囲気は代表税理士に依存してしまいます。事業承継で代表が交代した場合に新しい事務所の雰囲気が自分に合うかという不安と、取り扱う業種や業務が固定化していないかという不満から転職を決意しました。

前職の就職活動時もそうですが、転職を決めたら会計求人プラスさんだけで活動する予定でした。自分は会計事務所・税理士法人に絞って転職活動を行うことを最初から決めていたため、専門職だけが視野に入る方が集中して求人を比較・検討できます。
できるだけ一つの事務所で、できれば退職まで長く働ける環境へ行こうと考えていたところ、未経験者中心でも定着率の高いこちらの事務所に出会いました。

多種多様な業種を取り扱っていて、巡回を基本的に行わず時間の自由度が高いスタイルは自分にとって大きく成長できる余地が残っていると感じさせてくれました。定着率の高さについても面接でお話を伺い、社内の雰囲気づくりに努めているとのお話を伺い自分の求める「長く働ける職場」に一つの回答をもらったのが印象的でした。

現在と事務所

通常であれば中途採用でも指導担当がつくらしいのですが、一般的な会計事務所で行う業務は特に心配ないとお任せしていただいています。困った時は当然相談もできるのですが、それ以上に書きあがった書類のチェック役も担当しているので相談を受ける側としての立場もできています。部下というほどではありませんが、今までは自分が指導する側ではなかったので気を引き締めなければと励みになっています。

事務所による違いは強く実感していて、若い方が多いとエネルギーをもらえるような、明るくて良い刺激があります。困った時に相談や質問をした際も、前職では経験則で語られるケースが多かったのですが、こちらでは法律的な解釈を複数人で考えて正確さを重視した回答をいただくことが新鮮でした。
業務は合理的に運用されており、仕事に対し真面目さが伝わってきますが、固すぎる印象は無くバランスが良い雰囲気だと感じています。

将来について

今までは面倒を見られるばかりの側だったのですが、将来的にはマネージャー業務をやってみたいですね。前職では書きあがった書類のチェックはやっていましたが、それ以上の指導は特に回ってくることはありませんでした。あと、業務的には相続税でしょうか。人との関わりあいに惹かれるので、それが深い仕事には興味があります。

税理士資格取得も事務所として協力をしていただけるとのことなので、頑張って取得して事務所に恩返しができる自分になりたいです。

入社の決め手

長く勤めるにあたり、しっかりとした税理士法人で働きたいと考えていました。多種多様な業界から多数の企業と取引が広がっている将来性も良いのですが、月次で改善提案を提出して日々の業務やちょっとしたことでも所内を良くしていく体制など、全員で事務所を作っていく姿勢はそれ以上に魅力的でした。社内の雰囲気づくりを重視されていて、それに共感された方が集まる事務所なら長い目で見ても大きく雰囲気が変わることが無い点に惹かれ、是非一緒に働かせて欲しいという想いを抱きました。

会計求人プラスにて採用:中村代表よりメッセージ


税理士法人ASC 中村代表

事務所の特徴

私はコンサル会社と事業会社の経験の後で事務所を立ち上げたのですが、過去の勤務経験から人柄が事務所の雰囲気を決めていると感じていました。そこで、経営理念として「社員の長期的な幸福を追求する」ことを掲げています。

会計業界はある程度の経歴になるまで人の入れ替わりが大きいのが実情と考えていますが、人の出入りはサービス品質の低下だとも考えています。引継ぎに失敗すれば顧客満足度も下がるのですから、担当がいなくなる点も合わせるとお客様にメリットが無いという考えです。
では人が定着するにはどうすればいいか、と試行錯誤した結果としてスタッフ自身が「いたい」と思う事務所を一緒に作れるようにしています。それには人柄が一番重要なことだと考えており、いっしょに働いて欲しい人として挙げている「職場で仲良くできる人」「お客様のお話が聞ける人」が私たちの理念に共感してくれて大きくなってきたのが現在の事務所の姿だと思います。

事務所からは、できる限りスタッフにフォローと還元をするようにしています。売り上げをあげたら業績給を出す。頑張ったら頑張った分だけ還元できる仕組みです。賞与で還元するのは目に入るところ・入らないところがあるから平等・公平ではないと考えています。
その他にも、入社後は1年間指導担当をつけて困った時に質問をしやすくする、産休後に復職できる制度を整える、RPA(ロボット)を使って単純作業を減らす、働きやすくなるよう月1回改善提案を出してもらう、といった施策で「いたい」事務所となるよう努めています。新サービスの企画立案も経験のあるスタッフがフォローしますので、熱意があればやりたいと思ったことをどんどん提案してください。

採用と育成

基本的には未経験者を中心とした採用としていますが、もちろん即戦力となる中途採用も行っています。知識や経験があることに越したことはないのですが、それ以上に重視しているのは人柄になります。この人は事務所の雰囲気に馴染んでくれそうか、お客様に真摯に対応してくれそうか、といった点が最終的な顧客満足に繋がるという理念で採用を心がけています。今回の採用活動でも、一緒に頑張っていきたいと感じる人柄の方々が集まってくれました。

基本的に中途でも未経験でも、最初は躓かないように指導担当がフォロー。未経験の方でも1年ほど頑張れば独りでできることも見つかり、自信につながります。そうやって先輩や前任者が体系化した仕事に対応することから始めていただいたら、次は新規クライアントとより良い進め方を目指して体系化ができるよう頑張っていただきたい。最終的にはご紹介やお問い合わせに対して新規顧客を開拓できる、事務所の中核メンバーとなって事務所を一緒に作ってもらえることを期待しています。

税理士を目指す人は頑張って欲しいと思いますが、業務をする上で必須ではありません。ある程度の人数は必要ですが、全員である必要はありません。「税理士法人に入るからには税理士を目指すべきだ」とは思っておりませんので、それぞれの考える働き方や将来を聞かせてください。

今後の展望

格安な代わりに巡回を前提としない業務展開は開始当初こそ様々な方に心配されましたが、現在ではメジャーなサービスになってくれたと思います。現在では約1000社のお客様にご利用をいただいておりますが、直接顔を合わせることが少ない分だけ品質への要求ラインは高くなります。当事務所ではレスポンスを早くして、スピードとクオリティの高い対応を取ることを心がけています。顔を合わせているとどうしても出てくる、お客様の優しさに頼らない前提で対応する必要があるので難しいところもありますが、真摯に対応すればお客様の信頼を勝ち取れると信じています。

今後は田町の事務所の拡大を考えていたのですが、せっかく遠隔でサービスを提供しているので多くの拠点を構える方針を視野に入れています。スタッフの一人が遠方へ離れる予定があるのですが、事務所の代表番号を遠隔で使えるサービス等もあるので完全リモートワークでお任せするとか、新しい技術を上手く取り入れて進めたいところです。現地のお客様を取りに行くというより、現地の人材を活用したサービス展開が狙いですね。
新しいサービスを会社で提供する、行政書士法人や社会保険労務士法人の設立など、今までの枠にとらわれない考え方で事業を展開していきたいと考えています。少し変わった事務所だとは思いますが、私たちの考え方に共感してくれる方のご応募をお待ちしています。

取材スタッフの所感

今回の取材では4名もの方にご協力をいただきました。予定よりお時間をいただいてしまいましたが、積極的にお話をいただき誠にありがとうございました。
一風変わったところもある事務所様ですが、皆さん明るく楽しそうにお話をされていたのが印象に残りました。「いたい」と思う事務所はそんな明るさから作り上げられているのだろうと感じます。

今後も拡大していくという事務所を、皆さんで明るく作り上げていけることを応援しています!

投稿者情報

会計求人プラス
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