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税理士のストレスとは

忙しい税理士ほど要注意!税理士が抱えるストレスについて

税理士は皆が憧れるような難関国家資格です。また、晴れて税理士になれれば、高給が期待できる資格でもあります。
ただし税理士の仕事、特に繁忙期ともなると、非常に残業や休日出勤も多いです。

ときおり税理士の長時間労働が問題となることもあるくらいですが、
逆に繁忙期が明確になっていることで、メリハリのある働き方をされている人も多いかと思います。

現在コロナ禍で収束の目処はたっておらず、非常事態宣言も繰り返し発令され、既に1年以上という長い月日が経過しており、世の中には閉塞感が漂っています。
世の中全体がそのような状況ですから、誰でも今までに経験したことがないストレスを感じているはずです。

クライアントの税務・会計業務を任されている税理士も同様に、今まで以上に多くのストレスを抱えているでしょう。

この機会に、税理士が抱えているストレスの種類や原因を知っておきましょう。
ストレスとの向き合いかたや、適切な対処が可能になり、ストレスの原因を取り除くこともできるかもしれません。

この記事では税理士が過度なストレスを抱えないように、税理士が抱えやすいストレスの種類と対処方法を説明します。

ストレスについて

皆さんも「ストレス」という言葉は日常的に使われていると思いますが、ストレスとは何かというのはご存知でしょうか。
まずはストレスの全体像を把握してストレスについて正しく理解しましょう。

そもそもストレスとは?

そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
またストレスの原因をストレッサーと言いますが、ストレッサーは以下のように分類できます。

  • 物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)
  • 科学的ストレッサー(酸素、薬物など)
  • 生物的ストレッサー(炎症、感染など)
  • 心理的ストレッサー(怒り、不安など)

ストレスは社会や人間関係だけでなく、暑さや寒さ、騒音などの生活環境からも発生しているのです。私達は常にさまざまなストレッサーにさらされているため、ストレスとは切っても切れない生活をおくっているのです。

ストレスへの抵抗力

ストレスへの対抗力が強い人は、どのような人でしょうか。

生まれつき体が強い人がいるのと同じように、遺伝的にストレスに強い場合が考えられます。

また、幼少期に育った環境もストレス耐性に大きく影響しています。
例えば、小さい頃に虐待やネグレクトの経験があると、ストレスに弱くなるという報告があります。
逆に、適度な愛情を受けながら育つと、ストレスに強い大人になるとされています。

さらに、以下のような人はストレスを感じやすいとされています。

  • モヤモヤしやすい
  • 自分に自信がない
  • 物事を後悔しやすい

どんな行動・思考パターンを身につければストレスに強くなれるかをしっかりと考えて、実践してみましょう。

こういう症状が出たら注意

ストレスからくる症状として、以下のものなどが挙げられます。

身体的症状

・全身症状
疲れやすい、体がだるい、など

・筋肉系症状
肩・首がこる、偏頭痛がする、など

・感覚器系症状
目が疲れやすい、めまいがする、など

・睡眠障害
寝つきが悪い、眠りが浅い、夢ばかり見て寝た気がしない、など

・消化器系症状
食欲不振、胃がもたれる、など

精神的症状

・憂うつ感
強いストレスを感じると、「何をしても気分が落ち込んだままになる」・「動くことが億劫」といった憂うつ感を引き起こすことがあります。

・不安・緊張感
ストレスを感じると、常に不安や緊張感にさいなまれるケースもあります。
怒りっぽくなったり、急に泣き出したりしてしまうという場合もあります。

・焦燥感
ストレスを感じると、普段は感じないような異常な焦りや強い孤独感を覚える場合もあります。

ストレスには早めに気づき対応を

最近よく眠れない、何だかイライラすることが多くなってきたというのは、ストレスサインのひとつです。
早めに気づき、ストレスに対応することが大切です。
ほっておいてしまって、無自覚のままストレス症状がどんどん進むというのが一番怖いパターンです。

ストレスに早めに気がつくことが大切です

税理士の業務上のストレス

ストレス全般について理解できたところで、特に税理士が業務上感じることが多いストレスについて説明します。

業務量が多すぎる

忙しいとストレスを感じることが多くなります。
特に繁忙期は業務量が非常に多くなる上、業務量をなかなかコントロールできなくなります。
そういった状況の中、気分転換の時間も取れずに、ストレスが溜まってしまうというケースは少なくありません。

クライアントに振り回されてしまう

クライアントとの関係も、ストレスの原因となりえます。
明らかに無茶な要望をされたり、頼んでも適切なタイミングで必要な資料が出てこないなど、税理士側ではコントロールできない問題も多いです。

職場の人間関係

ある精神科医の方は「職場の人間関係は良くないのが当たり前だ」と仰っています。
そんな職場の人間関係は、ストレスの原因となりえます。

毎年改正される税制を把握しなくてはならない

税制は毎年変わります。せっかく試験勉強や実務を通じて身に着けた知識も、毎年アップデートが必要です。
税制改正への対応は、ストレスの原因となりえます。

正確さを要求される業務内容

税理士の仕事はお金に関するものです。
会計業務や税務業務のミスは、支払うべき、又は、還付を受けるべき税金の額に影響を与えてしまいます。
そのため、ミスが許されません。

そのようなミスの許されない環境で働くことは、ストレスの原因となりえます。

税理士の仕事内容とは?実は意外と知らない業務の中身を解説

税理士の区分別のストレス

開業税理士

開業税理士は営業をして新規顧客を開拓しなくてはならないため、ストレスを感じがちです。
また税金の計算などは得意でも、それ以外の事務所運営も自分自身で行わなければならないことが、ストレスの要因となり得ます。

社員税理士

社員税理士は、税理士法人の共同経営者同士の関係性の維持に、ストレスを感じるケースが少なくないようです。
また従業員への配慮や教育など、求められる人間関係が多岐にわたることも、ストレス要因となり得ます。

所属税理士

所属税理士には、収入が安定するというメリットがあります。
しかし自分が勤めている税理士法人が将来も続いていくかという不安や、自分の意志で業務量が調整できず常に多忙であることになどによるストレスがあります。

税務調査で発生する税理士のストレス

税務調査は、納税者が提出した申告の内容が事実に基づき、正しく作成されたものか否かを確認する調査です。
その内、任意調査は税務調査の種類の1つです。
任意調査は事前に調査に赴く旨の連絡が入るため、急に調査に来られるといったことはありません。
しかし、任意調査とはいっても、税務署などの職員には「質問検査権」が認められています。
この質問に対して、黙秘する権利は認められていません。

任意調査は準備調査と実地調査の2段階に分けられます。
税理士にとって実地調査への対応は、負担が非常に大きいです、

税務署は、実地調査に積極的な協力を求めます。
一方、依頼主は調査には全体として消極的であることがほとんどです。
税務署と依頼主の間で板挟みになり、税理士としてはストレスを感じがちです。

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仕事のストレスを軽減させる方法とは

タイムマネジメントを工夫する

・仕事に優先順位をつける

今抱えている仕事に優先順位をつけてみましょう。
それだけでも精神的、時間的に余裕が生まれたりします。
まずは今日絶対にやらないといけない仕事から始め、余裕があれば次の仕事にとりかかるというようにしましょう。

・仕事の取捨選択をする

本当にこの仕事を自分がしなければならないのか。
やるべきだとして今やるべきなのか、ということを考えてみましょう。
今日やらなくてよい仕事は、実はずっとやらなくてよい仕事である可能性もあります。

・職場と職場以外とのオンオフの切り替え

仕事時間以外は仕事のことは考えない、というくらい、極端にオンとオフを切り替えてみましょう。

業務の効率化を推進する

業務の効率化を推進しましょう。

必要のない業務を削除したり、業務をITによって自動化させたり、業務フローを見直したりすることで、業務の効率化が推進されることは少なくありません。

クライアントからの過剰な要望を請け負いすぎない

税理士法の第一条には、「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、
租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」とあります。

クライアントの無茶な要望を通すことは、これに反することにもなりかねません。
クライアントからの期待に、過剰にまで、沿おうとすることは、避けた方が良いと言えるでしょう。

ストレスの原因を取り除くためには

税理士が抱えるストレスの原因をとりのぞくには

・仕事スキルを身につける

仕事が正確、かつ、早く終わるようになれば、気分転換の時間も取りやすいため、ストレスがたまりにくくなります。
ミスによるストレスが減ることにも、非常に大きな効果があります。

・ストレス解消法を見つける

こまめにストレッチをする

デスクワークで仕事中は同じ姿勢でいることが多く、体の凝りに悩んでいる方も多いでしょう。
こまめにストレッチをして、体をほぐすことでストレスを軽減することができるでしょう。

とにかくぐっすり寝る

ぐっすり眠ることも、ストレスを解消するためには重要です。
睡眠は体の休息だけでなく、脳を休ませる役割もあります。

親しい人と話してたくさん笑う

気がかりなことがあってストレスが溜まっていると感じる場合には一人で溜め込まず、信頼できる相手に相談してみましょう。
関係のない話題で笑うことも、ストレス発散には効果的です。

趣味に没頭して日常を忘れる

趣味に没頭することも、大きなストレス発散になります。
仕事のことを忘れ自分の好きなことをする時間を確保するようにしましょう。

・思い切って転職する

今の環境で改善が見込めないなら、自分に合った職場を見つけるために、転職することも視野に入れた方が良いでしょう。

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まとめ

税理士の仕事であってもストレスを全く無くすことはできませんし、ある程度のストレスは業務を遂行する上で必要なことなのです。
ですからストレスを無くす努力をするのではなく、ストレスと上手に付き合うために、ストレスの原因を知り対策を行なうことが重要です。

また、過度なストレスにより身体や精神にダメージが出る前に対処することで、これまで築いてきた税理士としてのキャリアを守ることにも繋がります。
何よりも大切なことは、税理士としての今後のキャリアを守るためにも、身体の不調などのサインが出る前に、最も優先するべきことととして体調維持管理を行い健全に業務あたれるようにすることなのです。

今の環境に問題があって、改善が難しい場合は、転職などの方法も含めて前向きに考えてみましょう。
貴方に最適な環境で、のびのびと働くことが、良い税理士ライフに繋がっていくでしょう。

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