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知っているようで案外知らない!奥が深い税理士の仕事内容

2017/02/23

税理士いう名前は耳にしたことがあっても、具体的にどんな仕事をする資格なのかはよくわからないという人が世の中にはたくさんいるかもしれません。

しかし、税理士という名前ですから、税金にまつわる仕事をしている人のことだろうとイメージしている人はきっと多いでしょう。そこで、これまで税理士という名前は聞いたことがあるけれど、詳しい仕事内容まではよく知らないという人のために、税理士の仕事内容について詳しく解説します。

周囲が感じる税理士に対するイメージとは?

一般の人が税理士に対して抱いているイメージはよいものなのでしょうか?それとも悪いものなのでしょうか?

まずは税理士の仕事内容について知る前に、世の中の人が抱いている税理士のイメージについて探ってみましょう。全国の男女500名を対象に、アンケートで税理士に対するイメージを自由に答えてもらいました。

真面目な印象が強い?!税理士の世間のイメージとは?

【質問】 税理士という職業に対してどのようなイメージを持っていますか?

  • 税金、お金を管理するので、堅くて真面目なイメージ。細かい作業と難しい法律など覚える事が多くて大変。年度末に忙しい。(会社員/女性/30代)
  • 税金のエキスパートでとても頭の良いイメージ。(自由業・フリーランス/男性/30代)
  • その職業の資格をとるのは難しいが、家でも事務所をひらけるのでいいと思う。(学生/女性/30代)
  • 経営者が自分の仕事に集中できるように助けてくれる頼もしい存在(自営業(自由業)/女性/40代)
  • お金にしっかりとしているというイメージが一番強いが、経営やマーケティングに精通しているというイメージもある。(会社役員/男性/30代)
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2016年12月27日~2017年01月04日
有効回答数:500サンプル

 

アンケートの結果、税理士に対しては全体的にプラスのイメージを持っている人が多いことがわかりました。多くの人のコメントに「堅実」または「堅い」という言葉と「頭がよさそう」「真面目」という言葉が入っており、お金を扱う堅実な仕事として捉えられている様子がうかがえました。また、企業や経営者を守ってくれる頼りになる存在だという意見も目立ちました。

税理士は個人よりも企業を経営していくうえで必要とされる仕事だというイメージを持っている人が多いようです。税理士の資格事態については、勉強が難しくてとるのが大変そうだけど、とることができたら開業もできるので良い仕事だと思うという意見が多く見られました。職種としても魅力があると思われているようです。

 

独占業務は税理士だけの特権

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税理士の仕事内容で最も特徴的なのは、法律で守られている独占業務があるという点でしょう。税理士には3つの独占業務があり、税理士法で守られています。

税務代理

税務署に提出する書類を依頼人に代わって提出することを意味します。税務署に直接提出しに行く場合だけでなく、郵送する場合やパソコンなどによって送信する場合も含まれます。ですから、税務署の近くに行く用事があるからといって、友人の代わりに税務書類を税務署に提出しに行くと独占業務の侵害になってしまいます。

税務書類の作成の代行

税務書類の作成を依頼者に代わって行うことをいいます。税務書類をパソコンなどで作成する場合も含まれます。そのため、税務書類の計算などが苦手な知人の代わりに税務書類を作成してしまうと、独占業務の侵害になる可能性があります。

税務相談

税の申告に関する相談のことです。税にまつわる質問について答えること全般をいいます。これについては、税金についての知識がある人なら簡単に答えられるレベルのことも含まれるため、注意が必要です。

このように、税理士の独占業務は他の士業の独占業務と異なり、無料で行う場合でも気付かずに行った場合でも税理士の資格を持たない人が行うことは禁止されているのです。

詳しくは、「専門職の強み!税理士のみに許された独占業務とは何か」をご参照ください。

 

力量のある税理士なら経営コンサルティングも行える

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税理士の中には経営コンサルティング業務も併せて行っている人もいます。

経営コンサルティングとは、経営全般について相談に乗ったり、会計書類などをもとにアドバイスを行ったりする仕事のことです。

経営コンサルタントとしても働けるようになると、税理士としての仕事の幅が広がりますが、どんな税理士でも行えるという仕事内容ではないため、経営コンサルタントとして働ける人は限られています。というのも、経営に関しては、一般的には経営者の方がプロですし、業界についてもその業界で企業を経営している経営者の方が詳しいことが多いからです。それでも経営コンサルティングを任せてもらえるとしたら、経営者と同じ土俵で話をすることができるだけの知識やスキルを持ち、なおかつ業界のことなどについても精通していることが条件になるでしょう。金融機関や公共機関、他の業界などとのパイプを持っていることも必要になるはずです。税理士の仕事を行いながら経営コンサルティング業務も行える税理士は、持ち前のセンスに加え、かなりの勉強を行っている人といえるでしょう。

ですから、経営コンサルティング業務も将来的には行いたいと考えるのであれば、若いうちから視野の広い勉強を行って、幅広い人脈を作り上げておく必要があるかもしれません。

詳しくは、「目指すなら知っておきたい!税理士が経営コンサルタントをする意味と将来性」をご参照ください。

 

税理士の繁忙期は年末調整の時期と決算期の直前まで

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税理士には仕事が集中する繁忙期とそれほど仕事が集中しない閑散期があります。

なぜそのようになるかというと、税理士には独占業務があるからです。確定申告や決算の時期になると、税務書類の作成や提出は経営者本人が行う以外、税理士に依頼せざるを得なくなります。確定申告と決算の時期がほぼ重なる企業も多いため、経営者本人がすべてをひとりで行うことが難しく、税理士に依頼することになるのです。そのため、税理士の繁忙期は、年末調整の時期から始まり、確定申告の時期が最も忙しくなり、決算期が終わると同時に繁忙期も終わるという形になります。確定申告の時期が最も忙しいのは、企業だけでなく、個人が確定申告をする際にも税理士に相談するケースが増えるからです。

ちなみに、決算期が終われば繁忙期は落ち着きますが、3月決算の企業ばかりではありません。ですから、担当する企業の決算期によっては繁忙期がずれ込み、長く繁忙期が続く場合もあります。繁忙期の税理士の労働はかなり過酷になり、場合によっては夜遅くまでの残業や休日出勤が続くこともあります。しかし、閑散期になると、ほぼ残業がなくなるため、不規則なわけではありません。はっきり繁忙期と閑散期が分かれているため、いろいろな計画を立てやすい労働時間といえるでしょう。

詳しくは、「意外と知られていない税理士の労働時間!仕事が集中する繁忙期の存在」をご参照ください。

 

知っておきたい!税理士の仕事の魅力とは?

税理士の仕事には様々な魅力があります。

例えば、資格をとれば一生涯の仕事にできる点はサラリーマンなど企業に勤めている人にとっては魅力的に映るのではないでしょうか?税理士だけでなく、国家資格を持って士業の仕事をしている人には定年がなく、国で認められた資格であるため、周りからの高い信頼も得られます。試験合格までの勉強は大変ですが、1度とってしまえばその資格で一生食べて行けるのですから、とても魅力的といえます。

また、その資格を持って開業することができる点も魅力といってよいでしょう。税理士事務所を個人で開業して、経営することも可能です。開業すれば、どのような働き方をするかを自分で決めることができますし、どんな企業と契約するかも自分で考えることができます。このような点は、雇われて仕事をするのではなく自分の力で勝負したいという人には特に魅力的に感じられる部分でしょう。

さらに、税理士は資格を持っていれば、性別や年齢に関係なく仕事を行うことができるという点も大きな魅力です。女性であっても、年齢が高くても仕事は行えますが、特に、若いうちから始めれば、早いうちから責任のある仕事を任せてもらえる点は、他の仕事にはない魅力といってよいでしょう。

詳しくは、「目指す理由はここにあり!税理士の仕事の魅力とは?」をご参照ください。

 

税理士をサポートする税理士補助の仕事内容は?

税理士事務所で働くスタッフの中には、税理士の仕事をサポートする税理士補助という立場の人がいます。

税理士補助はまだ税理士の資格を持っていない人ですが、税理士の仕事を間近で見ることができ、税理士試験に合格した後に必要になる2年間の実務経験も積むことができます。そのため、税理士を目指しながら税理士補助として働く人が大勢います。

ただし、税理士補助の仕事内容はあくまでも税理士のサポート業務で、税理士の仕事とは異なります。税理士補助は税理士の資格を持っていないため、税理士の独占業務に関しては行うことができません。そのため独占業務に当たらない業務全般を行うことになります。

それなら、税理士の実務は積めないのではないかと思うかもしれませんが、税理士事務所でプロの税理士と一緒に仕事をすることによって、税理士が書いた実物の書類を目で見ることができます。ひとりで勉強していただけでは学べないことが学べるという点で、税理士補助の仕事をしながら税理士を目指す人が大勢いるわけです。

ただし、税理士補助の仕事はかなり忙しいため、時間のやりくりをうまくやらなければ、税理士試験の勉強の時間が作れなくなる可能性もあります。閑散期などをうまく利用して勉強を進めることが大事です。

詳しくは、「税理士と共に働く税理士補助の仕事内容とは?」をご参照ください。

 

一生働ける税理士という仕事

税理士は法律でしっかり守られた独占業務を持つ資格です。そして、取得までの勉強は大変でも、資格を取得できれば、男性でも女性でも一生涯続けられる仕事です。堅実な印象の強い税理士の仕事ですが、開業することができれば、自由度が広がる点も魅力です。税理士の仕事は幅広い魅力がありますから、勉強は大変でもとって損のない資格といえるでしょう。

 

 

 

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