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税理士試験に独学でチャレンジ!自力で合格は勝ち取れるのか

税理士試験は受験科目数が多いため、何年もかけて頑張っている人も少なくありません。学校や通信教育を利用して勉強しなければ受からない試験だという声もあります。そのため、時間やお金がかかることを理由に、最初から自分には無理だとあきらめてしまうことが多いようです。

しかし、税理士試験に独学でチャレンジすることは決して不可能なことではありません。そこで、独学で税理士試験に合格するにはどうしたらよいかということについて解説します。

独学でも合格できる?税理士試験の難易度を再確認

税理士試験は例年の合格率が15%~20%くらいの難関試験です。ですから、決して簡単に受かる試験ではありません。

学校や通信教育を利用している人が大半なのにこの合格率。そう思うと、最初から無理なのではないかと尻込みしてしまうのも無理はありません。

しかし、よく考えてみてください。税理士試験は5科目合格しなければいけないものの、1回の試験で5科目全部受かる必要はないのです。もともと難しくて全部の科目に合格するまで何年もかかる人が多い試験なのですから、1科目に1年以上、5科目合格まで5年以上かけるつもりで勉強すれば、独学でも合格の可能性は出てくるはずです。

むしろ1科目ずつ時間をかけて集中的に勉強できる環境は不利にはなりません。学校も通信教育も、複数の科目を並行して勉強する形です。そのスタイルが誰にでも向いているかというとそうではないでしょう。じっくり1科目ずつが向いている人もいます。簡単な試験ではないことを自覚し、しっかり計画的に勉強できるのであれば独学での合格も可能だと言えます。

関連記事:気になる税理士試験の合格率!どこまで重視すべきなのか

 

独学するなら教材選びが重要!どんな教材を選べばいい?

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独学を最後まで貫くためには、自分にとって分かりやすい教材を選ぶことが大事です。

まず、会計学2科目は必須科目ですから全員が受けなければなりません。しかし、受験者が多い分だけ、いずれも市販教材が多く出回っていて、インターネット上にも攻略の仕方が数多く掲載されています。ですから、比較的独学に向いている科目と言えます。

とはいえ、基礎知識のないまま税理士向けの教材を勉強しても躓くだけですから、まずは日商簿記のテキストで基礎を身に付けることをおすすめします。せめて2級の内容までは完全に理解してから、簿記論、財務諸表論に進むようにしましょう。

税法に関してですが、税法は市販の教材が少ない点が難点です。では何を使って勉強するのか。税理士試験の教材は驚くほどネットオークションで出回っていますが、税法は頻繁に改正があるため古いものではまったく意味がありません。教材だけを購入できる予備校もあるので、そちらで教材を揃えるのがおすすめです。予備校によっては、教材だけを購入した人の質問にも答えてくれます。費用の安さに惑わされることなく、学習する意味のある教材を用意しましょう。

 

税理士試験は科目の選びがカギ!独学向きの科目は?

独学でチャレンジするなら、税法科目はボリュームの少ない科目に目が行きがちですが、あえてボリュームが多く、受験者が多い科目を選んだほうが無難です。

というのも、税理士試験は目安の点数はあっても相対評価の部分があるからです。ライバルのレベルが高くなると合格しにくくなります。

例えば、酒税法や国税徴収法だと、自分がいくら細かい部分まで読み込んで行っても、他の受験者も同じように隅々まで勉強している可能性が高くなります。1問間違えることが命取りになるため独学での受験には向いていません。

その点、法人税法、所得税法、消費税法はボリュームが多いため避けたくなりますが、初学者が多いためライバルのレベルは比較的下がります。法人税法と所得税法の両方を勉強すると時間はかかりますが、論点が重なる部分があるため独学者向けと言えます。

消費税も難易度的におすすめです。逆に相続税法は何年もチャレンジしている人が多い科目のため独学では避けた方がよい科目です。

関連記事:税理士試験は科目の選び方が重要!合格に近づく選択方法とは?

 

独学で合格を可能にする学習方法と心構えは?

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独学を続けられるかどうかのカギはモチベーションです。

特に、同じ科目で不合格を繰り返すとモチベーションは下がっていきます。その時にどう立て直すかが独学を貫いて合格するためには不可欠です。受からなかったときに自分が他の人よりも劣っていると感じてしまうのであれば独学は向いていません。自分の力を信じて、どうしたら実力を発揮できるのか、勉強法を見直すことができたとき初めて独学を続けることが可能になります。

独学が不安になったとき、学校や通信教育で他の人から教えてもらっていれば受かったのに…などと考えるようでは、それ以上独学を続けるのは無理でしょう。迷ったときにはなぜ自分が独学を選んだのか、独学のメリットは何なのかを思い出しましょう。独学で税理士試験にチャレンジするためには強い心が必要です。自分を信じる心です。時間がかかっても周りに何と言われても1歩ずつ自分のペースを保って前進していくことが重要です。

学習においては慌てて基礎のないところに積み上げようとしないこと、これが最も大事なことになるでしょう。

関連記事:税理士になるにはどんな方法がある?戦略的な税理士資格取得のための基礎知識

 

独学で受験する魅力!試験を受けるメリットはこんなにある?

最後に、独学で税理士試験にチャレンジするメリットはどんな点にあると思うか、いろいろな人にアンケートを取って聞いてみました。

独学のメリット!キーワードはマイペース
【質問】 税理士試験を独学で受験するメリットとしては何があると思いますか?
【回答】
  • 費用があまりかからないことでしょうか。大学や予備校に通うとなるとかなりかかるので。(20代/会社員/男性)
  • 他の人の言葉やアドバイスだけに頼らず、自分で復習をすることで正解についてより深く勉強できるのではと思います。(30代/自由業・フリーランス/女性)
  • 独学では完全に自分のペースで勉強できるので、どんどん先に進めるし、わからないところは徹底的に反復できるところ(30代/会社員/女性)
  • 今の仕事をやめずに勉強することができる点。(30代/会社員/男性)
  • 自分の得意分野と不得意分野が比較的はっきりしている場合、勉強に費やす時間の配分を自分で決めることができると思います。(50代/自営業(個人事業主/女性)
  • 周りに変に流されないことと、自分のタイミングで勉強できること(20代/パート・アルバイト/女性)

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年01月23日~2017年01月30日
有効回答数:254サンプル

独学のメリットとして最も多くの人が挙げていたのが自分のペースを保って学習できるという点でした。

費用面を挙げる人もいましたが、マイペースという言葉が全体的に目立ちました。

また、仕事を続けたまま勉強できる点や周りに流されにくい点もメリットとして挙げている人も大勢いました。仕事や家庭を持っていると、勉強できるタイミングが限られますが、それを自分で配分して勉強に充てることができる点は独学のメリットと言ってよいでしょう。

予備校や通信教育を利用すると、周りの人のペースに流されやすくなるうえに、自分の勉強の仕方についても不安を感じやすくなる可能性があります。

人から教えられるのではなく、自分が勉強するという姿勢でチャレンジできる点がメリットだという意見も見られたように、独学にはたくさんの魅力があることが分かりました。

 

独学は1つの選択肢!重要なのは合格へ向けた努力

税理士試験に独学でチャレンジするという選択をした場合、独学で勉強を始めたら、最後までやり続けないとダメなのかというとそうではありません。

独学でできるところまでやってみて、途中で軌道修正したとしても、間違ってはいないのです。どんな学習方法であっても合格へ向けて努力をすることが大切です。もし、税理士試験を受けたいのに、今は独学しか選べないのであれば、それを選択することは決して間違ってはいません。自信を持って努力を続けましょう。

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