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税理士試験を独学で挑む場合のノウハウ・テクニック

税理士試験に独学で挑む戦略とは?!合格を勝ち取るためのノウハウ!

2021/06/11

税理士試験は受験科目数が多いため、何年もかけて頑張っている人も少なくありません。学校や通信教育を利用して勉強しなければ受からない試験だという声もあります。そのため、時間やお金がかかることを理由に、最初から自分には無理だとあきらめてしまうことが多いようです。税理士試験に独学で挑むことは決して低いハードルではありません。

しかし、税理士試験に独学でチャレンジすることは決して不可能なことではありません。但し、人の何倍もの努力をがむしゃらにすればいいというわけでもありません。そこで、独学で税理士試験に合格するにはどうしたらよいかということについて解説します。

独学でも合格できる?難易度を再確認!

税理士試験は例年の合格率が10%~15%くらいの難関試験です。ですから、決して簡単に受かる試験ではありません。

スクールや通信教育を利用している人が大半なのにこの合格率。そう思うと、最初から無理なのではないかと尻込みしてしまうのも無理はありません。

しかし、よく考えてみてください。税理士試験は5科目合格しなければいけないものの、1回の試験で5科目全部受かる必要はないのです。

もともと難しくて全部の科目に合格するまで何年もかかる人が多い試験なのですから、1科目に1年以上、5科目合格まで5年以上かけるつもりで勉強すれば、独学でも合格の可能性は出てくるはずです。

むしろ1科目ずつ時間をかけて集中的に勉強できる環境は不利にはなりません。学校も通信教育も、複数の科目を並行して勉強する形です。そのスタイルが誰にでも向いているかというとそうではないでしょう。じっくり1科目ずつが向いている人もいます。簡単な試験ではないことを自覚し、しっかり計画的に勉強できるのであれば独学での合格も可能だと言えます。

大切なのは、情報収集をしっかりして税理士試験合格までの戦略・計画を行い、勉強に向けて高いモチベーションを維持することです。

独学なら教材選びが重要!間違いない選び方とは?

教材を選ぶためのテクニック

独学を最後まで貫くためには、自分にとって分かりやすい教材を選ぶことが大事です。

まず、会計学2科目は必須科目ですから全員が受けなければなりません。しかし、受験者が多い分だけ、いずれも講座や本・問題集など市販教材が多く出回っていて、インターネット上にも過去問や攻略の仕方が数多く掲載されています。ですから、市販教材とネットを活用することで比較的独学に向いている科目と言えます。

とはいえ、基礎知識のないまま税理士向けの教材を勉強しても躓くだけですから、まずは日商簿記のテキストで基礎を身に付けることをおすすめします。せめて2級の内容までは完全に理解してから、簿記論、財務諸表論に進むようにしましょう。

税法に関してですが、税法は市販の教材が少ない点が難点です。では何を使って勉強するのか。税理士試験の教材は驚くほどネットオークションで出回っていますが、税法は頻繁に改正があるため古いものではまったく意味がありません。

教材だけを購入できる予備校もあるので、そちらで教材を揃えるのがおすすめです。予備校によっては、教材だけを購入した人の質問にも答えてくれます。費用の安さに惑わされることなく、学習する意味のある教材を用意しましょう。

独学向け!税理士試験は科目選びがカギ!

具体的な科目別の合格率は?

例えば、令和元年(平成31年)度の各科目別合格率は、国税庁のホームページで確認してみると次のようになります。

科目 合格率
所得税法 12.78%
法人税法 14.72%
相続税法 11.67%
消費税法 11.86%
酒税法 12.40%
国税徴収法 12.70%
住民税 19.02%
事業税 14.80%
固定資産税 13.71%

令和元年度は住民税の合格率が高かった年です。そこだけを見ると簡単そうに思えてしまいますが、平成27年度の合格率が10%未満となったこともあり、最近5年の合格率は平均で13%程度になります。

合格率だけを見るといずれも10%台前半で、科目による差はそれほど大きくないように感じられます。しかし、科目によって受験者の人数もレベルも異なるため、実際の難易度は合格率の差よりも大きくなります。

科目選びは裏を読む!

独学でチャレンジするなら、税法科目はボリュームの少ない科目に目が行きがちですが、あえてボリュームが多く、受験者が多い科目を選んだほうが無難です。

というのも、税理士試験は目安の点数はあっても相対評価の部分があるからです。ライバルのレベルが高くなると合格しにくくなります。

例えば、酒税法や国税徴収法だと、自分がいくら細かい部分まで読み込んで行っても、他の受験者も同じように隅々まで勉強している可能性が高くなります。1問間違えることが命取りになるため独学での受験には向いていません。

その点、法人税法、所得税法、消費税法はボリュームが多いため避けたくなりますが、初学者が多いためライバルのレベルは比較的下がります。法人税法と所得税法の両方を勉強すると時間はかかりますが、論点が重なる部分があるため独学者向けと言えます。

消費税も難易度的におすすめです。逆に相続税法は何年もチャレンジしている人が多い科目のため独学では避けた方がよい科目です。

税理士試験は科目選びから始まっています!

このように一般的に考えて受験者が多い科目を避けてしまいがちですが、相対評価という部分があることも考慮し、税理士試験を有利に挑むことができるように事前の準備をすることが重要です。

独学で合格を可能にする学習方法と心構えは?

どうやって独学で合格するのか?

独学を続けられるかどうかのカギはモチベーションです。

特に、同じ科目で不合格を繰り返すと受験者のモチベーションは当然下がっていきます。その時にどう立て直すかが独学を貫いて合格するためには不可欠です。受からなかったときに自分が他の人よりも劣っていると感じてしまうのであれば独学は向いていません。自分の力を信じて、どうしたら実力を発揮できるのか、勉強法を見直すことができたとき初めて独学を続けることが可能になります。

独学が不安になったとき、学校や通信教育で他の人から教えてもらっていれば受かったのに…などと考えるようでは、それ以上独学を続けるのは無理でしょう。

迷ったときにはなぜ自分が独学を選んだのか、独学のメリットは何なのかを思い出しましょう。独学で税理士試験にチャレンジするためには強い心が必要です。

自分を信じる心です。時間がかかっても周りに何と言われても1歩ずつ自分のペースを保って前進していくことが重要です。

学習においては慌てて基礎のないところに積み上げようとしないこと、これが最も大事なことになるでしょう。

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独学は1つの選択肢!重要なのは合格へ向けた努力

税理士試験に独学でチャレンジするという選択をした場合、独学で勉強を始めたら最後までやり続けないとダメと決まっているわけではありません。

独学でできるところまでやってみて途中で軌道修正したとしても、間違ってはいないのです。どんな学習方法であっても合格へ向けて努力をすることが大切です。

もし、税理士試験を受けたいのに、今は独学しか選べないのであれば、それを選択することは決して間違ってはいません。自信を持って努力を続けましょう。

そして、独学で税理士試験を合格した暁には、貴方は大きな自信がついていることに気がつくのではないでしょうか。最難関試験を独学で学習して合格することは容易ではありませんが、合格した際に得られる経験は筆舌に代えがたいものになるでしょう。

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