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グローバルな時代だからこそ!BATICはこれからの経理業務に不可欠!

2018/08/23

グローバル化の進行に伴い、国際会計基準や英語の財務関係資料を理解できる人材への需要は増加しています。
そこで注目を集めている資格の1つがBATICです。
BATICは英語と国際会計に関するスキルを同時に測ることのできる検定試験で、資格の勉強を通じて英文簿記や国際会計に対する知識を身につけることができます。
どちらも海外に取引先や支店・支社のある企業では必須の知識ですので、会計・経理職のスキルアップにおすすめです。

会計・経理職もグローバル化!実務担当者は将来をどう見ている?

国境を超えて活動する企業が増え続けるなかで、世界の共通語である英語の重要性も高まっています。
そこでここでは会計・経理職の経験者にアンケート調査を実施し、これからの会計・経理職にとっての英語の必要性について訊いてみました。

【質問】 将来的に会計・経理の現場でも英会話や英文書の読解スキルは必要だと思いますか?
【回答結果】 思う:110
思わない:57

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年04月03日~2017年04月10日
有効回答数:167サンプル

 

グローバル化の進む環境では必須?必要性を感じる人は多い

調査の結果、英語の必要性を感じている人が多数を占めているということがわかりました。

  • 国際会計基準などの兼ね合いから(40代/男性)
  • 取引先が日本国内以外にもあるため。(20代/女性)
  • 実際に今でも英語圏の企業との業務は増えていますので、知っている、使えるほうが会社で重宝されて立場が強くなると思います。(40代/女性)

海外との取引が増えていること、国際会計基準などを理解・活用するためには必須ということが理由としてあげられるようです。
その一方で、英語は今のところ必要ないと答えた人も全体の約3分の1を占めています。

  • 海外と取り引きがあるような大きな会社なら分からないけど、私が勤めている工務店では英会話が必要になる事は無いと思う。(50代/女性)
  • 現状業務をしていて全く必要性を感じないから。(20代/男性)

英語の必要性を感じていないという人からは、海外との取引があると思えない、今のところ業務に関係ないからなどの意見が出ています。

グローバル化が進行する中、会計基準などの国際化も進んでいます。
こうしたことから英語や国際会計に関する知識の重要性を痛感する人が多いようです。
BATICの高スコアを目指して勉強することは、これらのグローバル化の時代に必須のスキルを磨くことにつながります。
ところで、そもそもBATICとはどのような資格なのでしょうか。特徴やメリットなどについて、以下詳しく見ていくことにしましょう。

BATICの3つの魅力

IFRSは、欧州や北米など世界各国で導入が進んでいる会計基準です。グローバル化が進行する中、日本でも採用している企業が増えつつあります。

IFRSを体系的に学習できる

BATICは、2015年7月より国際的な会計基準であるIFRSに基づいて出題されています。そのため、試験勉強がそのままIFRSの体系的な理解に直結します。

日商簿記の知識を活かせる

日商簿記検定の学習経験者なら、BATICの学習も有利に進められます。
これはBATICの試験範囲と、日商簿記検定の試験範囲との間に重なる部分が多いためです。
すでにある知識を英語で覚え直す形になりますので、効率的な試験勉強が可能になります。

米国公認会計士試験の足がかり

BATICの取得は、米国公認会計士を目指す人にも役立ちます。
米国公認会計士試験科目のうち、FAR(財務会計)で問われる内容については、BATICの試験内容と大部分が重なっています。
そのためBATICを勉強することは、米国公認会計士試験の足がかりになるのです。

IFRS検定とBATICは何がどう違う?

国際会計に関する知識やスキルを証明するための資格としては、主にBATICとIFRS検定という2つの資格があります。
これらは2つともIFRS(国際財務報告基準)に基づいた試験ではありますが、試験の実施団体などについていくつか差異があります。

IFRS検定(国際会計基準検定)

欧州最大規模の会計士協会であるICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)が実施する試験です。
IFRSに関する基本知識を国際的に証明できる資格として、IFRS導入国を中心に注目度が高まっています。
日本国外の受験者も多い国際資格ですが、日本語でも受験が可能です。

BATIC(国際会計検定)

BATICは東京商工会議所が実施する試験で、国際資格というよりは、日本国内で評価の高い資格です。
以前はUSGAAP(米国会計基準)を中心に出題されていましたが、2015年以降はIFRSに切り替わっています。
日本基準で作成した財務諸表をIFRSに準拠した財務諸表に組み替えるなど、日本で活動している企業で実務を行う上で有用なスキルを学べます。
また試験言語が英語のみであることから、英文会計の知識のみならず実務に必要な英語力をも証明できます。

資格取得の難易度

BATICの試験科目はSubject1(英文簿記)とSubject2(国際会計理論)があり、そのうちSubject1については、過去にSubject1で320点以上(アカウンタントレベル)を取得している人を除き、必須受験となっています。

問題はマークシート方式および記述式で、配点はSubject1が400点満点、Subject2が600点満点、合計1000点となっています。
200点以上得点できた人には、Subject1・Subject2のトータルスコアに応じて称号が与えられます。
ただし、Subject1でアカウンタントレベルに達していない場合、Subject2の得点が認定されないので注意が必要です。

試験の難易度は、Subject1で日商簿記3級レベル相当、Subject2で日商簿記1~2級レベル相当といわれています。
そのため、既に日商簿記2級以上を持っている人であれば、高スコアを狙うことは十分に可能です。
実際、BATICの受験者の約半数は日商簿記2級の合格者となっています。
こうしたことからBATICは、すでに日商簿記2級を取得している人の、キャリアアップにもつながる資格ということができます。

まとめ

国際化が進むなか、海外に取引先や支店・支社を持つ日本企業や日本国内で活動する外資系企業が増えてきています。
こうした環境下にあっては、たとえ国内で働く場合であっても、国際会計基準などの理解がないと業務に支障をきたすケースも考えられます。
この先、経理・会計職がビジネス界で生き残っていくためにもBATICは必須の資格となりつつあるといえるでしょう。
経理・会計職として将来の仕事の幅を広げたい人におすすめです。

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