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給与計算実務能力検定とは?経理の仕事にメリットだらけ!?

2018/08/23

経理職にとって、給与計算は大切な業務の1つです。会社から支払われる給料は従業員の生活を支える大切なもの。万が一計算に間違いがあっては大変なことになります。しかし、給与計算実務を体系立てて勉強する機会はあまりないのが現状。そこで設けられたのが、給与計算実務能力検定です。現在給与計算実務に関わっている方、将来経理・人事分野の職に就くのを目標にしている方には、おすすめの資格の1つです。

普段の仕事ぶりは正当に評価されている?経理職の悩みを聞いてみた!

お金を扱う経理の仕事は、職場にはなくてはならないものです。ただ、営業などに比べると目に見えるような成果が出づらいため、他の部署と比べて仕事内容を評価されにくいと感じている人もいるようです。そこで、経理職・会計職のみなさんにアンケートを実施し、普段の仕事ぶりが正当に評価されているかどうかについて尋ねてみました。

【質問】 あなたの仕事ぶりや能力は職場で正しく評価されていると感じていますか?
【回答結果】 はい:98
いいえ:76

 

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年04月03日~2017年04月10日
有効回答数:174サンプル

 

満足している人がいる一方で、評価してもらえないと悩む人も多い

評価の結果、職場からの評価に満足している人が過半数を占める一方、そうでない人もかなり多いということがわかりました。それではまず、現在の評価に満足していると答えた人の意見を紹介しましょう。

  • 現在の職責は能力を評価されていると思います。(50代/男性)
  • 資格や業務経験を考慮して評価してもらっていたと思います。(30代/女性)
  • MOSの資格や簿記の資格を持っているので、職場の方に教える事も多く、感謝され、高く評価していただいていると思います。(40代/女性)

経理・会計職でも報われやすい職場というのは確かにあるようです。また、資格を持っていることがプラスに働いたと感じる人が複数いたのが印象的でした。一方、正しく評価されていないと答えた人についてはどうでしょうか。

  • 営業などと違って評価されにくい点はありますね(50代/男性)
  • 実際に見られているのは結果であって、数円の狂いは真面目にやっていないと見なされるから。(20代/女性)
  • 私は経理に関しての資格はもっていません。しかし、経理部門で採用されたのでがんばりましたが、資格のある人と同じお給料はもらえませんでした。資格がないので当然の評価だったと思っています。(40代/女性)

他の部署と比べて評価されづらい、正確にできて当たり前だと思われるなどの悩みを持つ人も多いようです。また、資格がないことで、待遇に差をつけられていると感じる人も。経理職・会計職の仕事は営業などに比べると成果のアピールがしづらく、職場によっては正当な評価を受けられないと感じている人もいるようです。

そこで役立つのが経理関係の資格です。どの職場でも求められる能力ですので、持っておくと実務担当としての実力アピールに有利になります。特に給与計算実務能力検定は、経理・会計職に必須の給与計算に関するスキルを測る資格です。資格があれば自分のスキルを証明するのも容易になり、評価にもつながりやすくなります。これまで以上にスキルを高められ、キャリアアップにもつなげられる給与計算実務能力検定について見ていきましょう。

 

給与計算実務能力検定の概要

給与計算実務検定は、給与計算に関する実務能力を測る資格です。給与計算実務を行う上で大切な、給与計算とそれに関する各種手続きに関する知識を体系的に身につけることができます。給与計算実務検定には、1級と2級があり、それぞれ試験内容や合格者に与えられる特典が異なります。

まず2級では、基本的な給与計算の計算ができ、明細を作成できることを目標としています。一方、1級では労働法令や税務についての知識が問われるほか、イレギュラーな給与体系などへの対応も含め、年末調整や社会保険、税務といった給与計算関連のあらゆる業務を行うことができるレベルとされています。1級に合格すると、特典として給与検定士の称号を名乗ることができます。

給与計算実務能力検定では、2級と1級の併願や2級未取得者の1級出願も可能です。そのため、自分のスキルレベルに合わせて受験することができます。1点注意してほしいのが、この資格には更新制度があるということです。資格取得後は、2年ごとに更新申し込みをする必要があります。

 

合格率や受験資格を知りたい!

給与計算実務検定の受験については、学歴や実務経験による受験資格の制限はありません。そのため、学生など経理職や給与計算実務の経験者以外の人でも受けることができます。

試験回数は、2級は3月と11月の年2回、1級は11月の年1回となっています。出題問題はマークシート方式の知識問題(30問)、記述式の計算問題(10問)の合計40問となっており、合格するためには、全体の7割以上の問題に正答し、なおかつ計算問題を6割以上正解することが条件です。

肝心の合格率ですが、2015年11月29日に行われた試験では、2級で63.87%(受験者703名中、449名合格)、1級で69.52%(受験者643名中、447名合格)、2016年3月21日に行われた試験では2級で60.40%(受験者755名中、456名合格)、となっています。1級、2級ともに例年60%から70%の間で合格率が推移していることから、経理系の資格のなかでは比較的合格率が高く、取りやすい資格といえるでしょう。

認定テキストや問題集を使って勉強していれば、これまで給与計算業務の経験がないという人でも十分に合格を狙えます。

 

資格取得のメリット

給与計算のスキルは組織では欠かせないものです。特に経理や人事などの管理部門においては実務に直結します。人事労務業務のプロとしての採用担当者からのプラス評価が期待できるため、これらの職種での就職・転職を目指す人にとっては有利に働く資格といえるでしょう。

給与計算業務に通じた人材はニーズが高く、全国各地で求人があります。人事や経理といった企業の管理部門のほか、社会保険労務士事務所の事務員として働く道もあります。また、資格勉強を通して業務知識が体系化されるため、現在、給与計算関連業務に関わっている人にとっては、スキルアップにつながります。

さらに、社会保険や税法についても学ぶことから、他の資格との相性もよいです。社会保険労務士など他の難関国家資格の勉強にも、ここで得た知識が役立ちます。将来的にこれらの難関資格を取ることができれば、独立開業も目指せます。

給与計算実務検定のなかでも2級は初心者でも取得しやすく、特に給与計算業務の経験者であれば短期間の学習で十分に合格を狙えます。業務を遂行する上でも役立ちますので、まずは2級から受験してみましょう。

まとめ

給与計算に関する実務スキルは、経理や労務などの業務に関わっている人にとっては必須のものといえます。給与計算実務検定は、組織で不可欠な給与計算の実務スキルを証明してくれる資格です。

さらに勉強を通して、正確な知識を体系化して覚えることもできます。この資格の取得を目指すこと自体が、日々の業務遂行能力を磨くことにもなるのです。経理系資格のなかでは企業からの評価も高く、転職や再就職をするときにも役立ちます。

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