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会計境界のインターンとは

会計事務所のインターンは参加するメリットはあるのか?何を学べるのか?

大学や専門学校の学生の中には、会計業界に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。その場合、就職先の候補としてあがるのが会計事務所や税理士法人でしょう。現在、会計事務所や税理士法人などの会計業界は人手不足といわれています。これまでは積極的に採用活動をしないイメージだった会計業界ですが、今までにないチャネルでの採用に関する取組みが増えているのです。

一般企業を中心にインターンシップはすでに幅広く取り入れられています。一方、会計業界ではあまり進んでいませんでした。しかし、人手不足などの状勢を背景にインターンシップを始めている会計事務所が急激に増加しています。

業界を問わず、インターンシップに参加すれば実際の業務についても把握することができますし、職場環境も目にすることができます。就活でよくある失敗の「入社してから思っていたのと違う」というミスマッチが軽減されることが一番のメリットと言われます。会計業界のインターンシップではどうなのでしょうか。他の業界と比較し、どんな違いや具体的なメリットがあるのでしょうか。

この記事では、インターンシップとはどういうものかその概要や意味合いを整理しながら、とくに会計業界でのインターンシップについて詳細を解説します。

インターンシップとは

まずはインターンシップとはどういうものかを確認しましょう。漠然と「アルバイトと何が違うのかよくわからない」「みんながやっているし、何となくやっておいたほうが良いかな」「就活に有利になるかもしれないけど、どうなのだろう」と考えている人でも、今一度確認をしてみましょう。インターンシップに参加する意味合いへの理解が深まるかもしれません。

インターンシップ(以下、インターン)は通称「インターン」と呼ばれ、学生が企業の実務に参加し、就業体験を行うことができる制度を指します。実際の職場環境で実務を体験することができるのです。その目的や内容は企業により差がありますので事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

企業側の目的とは

企業側としては、企業のイメージアップや企業PRを目的としていることが多いようです。この場合は会社説明会のさらに発展した内容で行われる傾向があります。

また、参加した学生に実際の現場での仕事を知ってもらうことや、学生の適性などを知るきっかけの場として開催しています。お互いの理解を深め、就職活動時のミスマッチを防ぐという役割があるのです。もちろん、優秀な人材を早期に獲得したいという意向もあるでしょう。2021年以降、インターンからの内定直結は禁止要請が出されてはいるものの、企業としては学生のスキルや能力などのポテンシャルを知る良い機会になっています。

学生からみたインターンとは

一方で、業界に関わらず、インターンは学生からすれば社会に出る第一歩ともいえます。そもそもインターンは就職を希望する業界・企業の就業環境や業務内容を知るこができる制度ですが、その手前の社会へ出ることへの心構えを整えるチャンスです。基本的な社会のマナーである、挨拶をすることや期限や約束を守ること、服装などの身だしなみや言葉遣いなど、相手に不快感を与えないようにすることなど、意識が高まるでしょう。会社説明会などの受身的な内容ではなく、自分から参加するという姿勢が求められます。就職活動への刺激にもなり、良い経験になるでしょう。

学生から見たインターンシップ

インターンシップの期間とは

インターンには短期と長期との二種類があります。短期型のインターンは、上場企業や大手企業が実施する1~2日、長くても1~2週間程度のものをさします。

短期型インターン

一般的に行われる割合が高いのは短期型のインターンです。どちらかというと一時的な「就業体験」という内容で実施されることが多いです。企業PRやリクルーティングの一環として行われることが多いようです。

その中で会社の概要や業界のビジネスの流れなど理解してもらう、というのが主旨になります。実務に深く取り組めるケースは限られている場合が多いようですが、グループワークや質問会、業務の疑似体験などを実施します。

長期型インターン

長期型のインターンの場合は短期型と比較すると、より「実務経験」を積める場といえるでしょう。1ヶ月以上の期間を設けていることが多く、給与も有給であるなどの違いがあります。

短期型で開催している企業は、その規模が中小企業であることが多いことも特徴です。働いている様々な役職や部署の社員の様子を見ることができる企業もあります。具体的な業務や企業活動・雰囲気をより詳しく・深く知ることができるでしょう。

短期・長期インターの主な相違点

以下に、短期型のインターンと長期型のインターンの主な違いをまとめました。

・短期インターンシップ
期間:1~2日、長くても1~2週間程度
給与:無給
内容:セミナー形式、学生同士のグループワークやディスカッション、業務の疑似体験
メリット:短期での開催のため参加しやすい、複数の企業に参加しやすい

・長期インターンシップ
期間:1ヶ月以上~1年程度
給与:有給
内容:社員のサポートや社員と一緒に実務を行う
メリット:社会人としてのマナーや経験値・スキルを得られる、企業や職務への理解が深まる

会計業界のインターンシップの現状

それでは、会計業界のインターンの実態はどうなのでしょうか。ここ数年、大手の外資系税理士法人や監査法人から少人数の会計事務所まで幅広い部署でインターンは開催されています。開催側としても幅広い人材に出会いたい、職場の雰囲気や業務内容を知ってもらいたいという意向があります。会計業界への就職の意志がない段階でも受け入れてもらえることがほとんどのようです。

内容は、主に会計のソフトへの入力業務や決算書をもとに顧客の経営数値に関する分析、顧客先への訪問への動向等などを行います。簿記の勉強はしていても取引のイメージはなかなかできないものです。そのため、実際のお金の動きなどをもとに会計ソフトへの入力作業を行い、経営数値を見ることは、簿記の知識をより理解を深めてくれるでしょう。

また、税理士などは資格の知名度が高いために「資格取得」「知識の豊富さ」というイメージが先行しがちです。実際の業務については漠然とした印象を持っていた学生が、その仕事内容の詳細や実際の顧客とのやり取りなど、意外な一面を知ることができるようになります。インターンをきっかけに会計事務所に興味を持った・適職だと感じたという学生が、資格取得を目指すようになったというケースもあるようです。

会計業界のインターンシップのメリット

学生の早い段階から税理士や会計士を目指し、就職先として会計業界をあげる学生からすれば現場を知る大変良い機会でしょう。特に長期のインターンでは具体的な実務を経験することで、業務の内容や勉強していることがどのように活かせるかを体験できます。

また、簿記資格や企業のお金の回り方に興味を持つ学生に有意義なものになり得ます。企業の経理職や金融・コンサル系の業界を希望する学生などの参加者からも好評のようです。職場によりますが、コンサル系の部署がある会計事務所もあるので、会計や税務の視点でコンサルティングをどのように行うか、なども見聞きできる可能性があります。

会計業界ではお金回りの数値の記録と分析、そして数字を読み解いて企業の課題をいかに解決につなげるかというのが大きな目的です。問題解決やロジカルな考え方で仕事に取り組む場面が多いでしょう。希望する業界ではなかったとしても、興味を持たれた人はぜひ参加してみてください。

インターンシップの探し方、申込方法や時期は?

インターンへの探し方や参加方法はどのようなものがあり、どのような流れになるのでしょうか。事前の情報収集はとても大切です。もし自分より先輩のインターン経験者が周囲にいるのであれば、その先輩に話を聞くことも情報取集のひとつです。代表的な探し方・申込方法や時期については以下の通りですので、ぜひ参考にしてください。

インターンシップのメリットとは

探し方

インターンの情報は、求人情報サイトの中で説明会の情報などと同様に、インターンの開催情報などが記載されていることがほとんどです。また、インターンの開催情報ばかりを集めた専門のサイトから情報を得ることも可能です。それらは開催情報とともに申し込みができる仕組みになっています。まれに、企業によっては自社の採用専用のサイトがあり、そこからエントリーするという形式もありますので、調べてみましょう。

そして、どのインターンに参加するか迷う人も多いと思います。主に、業界や開催時期・期間そしてプログラム内容を比較して、自分に合ったものを選択している人が多いようです。興味を持たれたのであれば、情報を探してみてはいかがでしょうか。

注意が必要なのは、会計事務所のインターン募集の求人を探す場合です。
大手総合転職サイトやインターン専門サイトですと、会計業界のインターン求人は非常に少なく、一部の大手事務所の求人のみとなってしまい、選択肢が狭まってしまう可能性があります。
会計業界のインターンに絞っているならば、会計業界専門の転職サイトで探してみるのがおすすめです。

申込方法

インターンの申込みは上記の求人情報サイトから、もしくはその他のインターン関連の情報サイトから申し込みが可能です。また、学校の就職課・キャリアセンターなどの学校を窓口としたものがあるようです。会社説明会と同様に、過去の卒業生の就職やインターンの実績があるなどのつながりから、学校が窓口として情報を持っているケースがあるのです。

ただし、注意が必要なのは、インターンには参加人数の枠が設定されているケースがあるということです。このような企業では、参加人数を絞るために選考を行います。面接や書類で行われることが多いようですが、適正試験や筆記試験など、その内容はさまざまです。自分が希望する業界や企業のインターンについて、事前に確認をして準備をする必要があります。

時期

インターンは主に学生の長期休みに開催されることが多いです。先述の短期インターン・長期インターンの違いについても確認し、自分に合ったものを選択すると良いでしょう。

そのなかでも夏季休暇に合わせたサマーインターンが主流です。サマーインターンの場合は、開催する企業の多くが6-7月で選考を終わらせる傾向にあります。4-5月までには情報収集や面接の準備を進めるように注意しましょう。そのほかにも、冬休みや春休みのタイミングに合わせて開催する企業もあるため、希望する業界や企業のインターンがどの時期に行われるか、事前に調べるのがポイントです。

インターンシップに参加する意味

インターンシップは、自分がどんな気持ちで参加するかで意味合いが異なってきます。必ずしも就職先を決めるためのものではありません。「会社説明会の延長線程度で会社のことを知りたい」、「社会人としてのマナーなどの体験をしたい」、「自分の得意なことや向いていることを見つける機会にしたい」、「具体的な職務の業務を深く知りたい」など人によってさまざまです。自分自身の取組みの姿勢を整理したうえで、参加する企業を選択していくと、有意義なものになるでしょう。

具体的な業務内容を知り、経験したいという場合は長期型のインターンの方がより納得感が得られます。有給になるなどのメリットもありますし、その分、責任や裁量を求められる場もあります。大変な面がありますが、より社会人に近い経験ができることで、自分の将来の働く姿をイメージしやすいでしょう。

すでに興味のある業界・職場があるのであれば、事前にアンテナを張り、情報収集することが重要なポイントです。インターンに参加するのであれば、十分な情報収集や準備をして臨んで有意義なものにしていただきたいです

まとめ

いかがでしたでしょうか。会計業界のインターンは、すでに業界に興味を持っている人にとっては事務所環境を把握するだけでなく、資格試験の勉強内容が具体的に実際のものとしてより理解が深まるはずです。実際に就職したとしても「思っていたのと違った」というようなミスマッチが起こりにくいでしょう。

また、実際の顧客から聞く話や働いている職場の方々の話から、仕事上でどんな苦労があるか・どんなやりがいがあるかを学べる場です。どうしても「資格」だけのイメージにはなりがちですが、実際の細かな業務内容を知ることで、業務の中でも自分にとって向いているものや、苦手なものや自身の課題を見出せる良い機会になります。

会計業界にいまのところ興味がない人でも、インターンに参加することで、自分の仕事に対する姿勢や適性について新たな発見が得られます。決算書や損益計算書(P/L)などの経営数値が把握できる資料の見方を教えてくれたりする企業もありますので、企業の経営状況を把握する方法まで学べることになります。その経験は就職活動にも大いに活かすことができるでしょう。

会計業界も未だ人材不足といわれています。しかし、IT活用やデジタルトランスフォーメーションの推進などにより業務効率は高まり、会計事務所も人員の最適化を図っているところも増えています。以前のように繁忙期は毎日終電となるような残業が多い業界と思われがちですが、働き方改革の施行の影響もあり、会計事務所の環境は見直されてきており、繁忙期であっても残業を減らす努力をされている事務所も多くなっています。今後はAIの進化などによって、作業はなくなっていくと言われているので、さらなる業務効率化が実現され、働く環境はより良くなっていくでしょう。

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