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公認会計士の試験を独学で合格するには?効率的な勉強法3ステップ!

時間や費用の関係で専門学校に通ったり通信講座を受講したりできない場合でも、よい教材を選び、計画的に効率よく勉強すれば、独学でも資格取得は可能です。とはいえ、公認会計士のような難関国家試験でも独学は可能なのでしょうか?

独学でも合格の可能性はあるというのであれば、受験資格の規定がない公認会計士は資格取得のチャンスが大きく広がります。ここでは、独学で公認会計士の試験に合格するための勉強法をご紹介します。

独学で合格を目指す!そのメリットとデメリットは?

独学で合格できるかを考える前に、独学で合格を目指すことのメリットとデメリットについて整理してみましょう。公認会計士の試験を受験するうえで考えられるメリットとデメリットは次のとおりです。

<メリット>

  • 市販の教材やWeb情報をもとに勉強するため、授業料を払って勉強するのと比べるとコストはかからない。
  • 自分の生活環境に合わせて好きな時間に勉強することができる。
  • すき間時間をうまく使えれば忙しい人でも勉強時間を確保することは難しくない。

<デメリット>

  • わからない点があっても質問する相手がいないため、疑問を解決するのに時間がかかる。
  • 自分が得た情報が正しいのかどうか、新しいか古いかなどの確認が難しい。
  • 意志が強くないと挫折しやすい。
  • 論文式試験の答えの書きほうが合格レベルに達しているかの確認が難しい。

このように、独学にはメリットとデメリットがありますが、メリットとデメリットがあるという点では専門学校に通う場合も通信講座を受講する場合も同じです。独学で合格を目指すことは簡単ではありませんが、絶対に無理というわけではないので、他の選択肢を選べない場合には独学を選ぶことも考えてよいでしょう。

公認会計士資格取得に向けて!理想の学習スタイルは?

公認会計士の受験はどのスタイルで臨む人が多いのか、アンケートを取って確認してみました。結果をランキング形式でご紹介します。

【質問】 公認会計士の試験を受けるなら、どのようなスタイルで勉強したいと思いますか?
【回答数】 専門学校に通う:93
通信講座を受ける:59
独学で頑張る:48

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20歳以上の男女
調査期間:2017年03月07日~2017年03月14日
有効回答数:200サンプル

独学で目指す人は少数派

今回のアンケートでは、最も多くの人が選んだのが「専門学校に通う」でした。

  • 独学で学んで合格できればベストですけど、多分自分は無理なので素直に学校に通います。通信講座はサボってしまいそうで除外。(30代/会社員/男性)
  • 本来なら、お金をかけずに独学で勉強したいが、試験問題には必ずテクニックがある。それは難しい内容になればなるほど、専門学校でしか得られないと思うため。(40代/会社員/女性)

専門学校に通うことを選んでいる人のコメントを見ると、独学での受験を理想としながらも、公認会計士の難易度や受験科目の多さから専門学校を選んでいる様子がうかがえます。テキストを読んだだけではわからないことを直接質問することができることや、試験勉強のペース管理がしやすいことをメリットとして挙げている人が目立ちました。

次いで多かったのは「通信講座を受ける」という意見です。

  • 仕事と家庭があるため、専門学校に通うのは難しいからです。また、独学では無駄な勉強をしてしまう可能性もあります。的確な勉強を効率よく行うために通信講座を選びたいと思います。(40代/会社員/女性)
  • 仕事があるので学校には通えないし、独学では何をすればいいかさっぱりだから。(20代/会社員/男性)

通信講座を選んだ人のコメントを見ると、ほとんどの人が同じような考え方で選んでいることがわかります。独学では心許ないが、専門学校に通う時間的余裕がないから、自分のペースで学ぶことができる通信講座を選んでいるという様子がうかがえました。ただし、通信講座で学ぶことをベストと考えている人よりも、独学または専門学校に通うことを理想としながら、現状では通信講座を選ばざるを得ないと答えている人のほうが多いという結果でした。

最後に、今回のアンケートでは最も選ぶ人が少なかった「独学で頑張る」を選んだ人のコメントです。

  • 試験内容によりけりだが、出来るだけ独学が良い。独学でどうにもならなそうなら専門学校でしょう。通信講座は独学と変わりない。(40代/会社員/男性)
  • 通信講座は自分には合わなかった。専門学校に通うお金もないし、自力で頑張る。(20代/会社員/女性)

独学を選んでいる人のコメントを見ると、ほとんどの人がお金を掛けずに受験したいと考えていることがわかります。とりあえず独学で始めてみて、独学では無理だと感じた時点で次の手を考えるという意見も目立ちました。

今回のアンケートにおいて、独学で公認会計士のような難関資格を得るのは難しいという声が多かったことは確かですが、効率的な学習法で進めることにより合格が近づく可能性はあります。どのような形で学習を進めればよいか、以下の段落でご紹介します。

効率的な学習法1.市販のテキストで問題の理解から

どんな資格試験でも、文章で書かれた問題を解く場合には、問題文の意味を正しく読み解く力が必要です。何が書かれているかが理解できなければ、正しい答えを導くことができません。

独学の場合、最初に苦労するのは専門用語がたくさん出てくる問題文の読解です。専門用語の意味を間違えると、問題全体の意味が変わってしまい、正しい答えに結びつかなくなります。テキストだけを読み続けても具体的なイメージが沸かないため、問題集を早いうちから手元に用意することは必要ですが、いきなり問題を解くのではありません。

最初は問題集に出てくる問題文をどう読み解くかという訓練をします。問題を解こうとせず、まずは問題文にはどんなことが書いてあり、どのような質問をしているのかということがわかるようになるまで練習を繰り返しましょう。

効率的な勉強2.ひたすら過去問を繰り返す

独学者が実践的な力を身につけるためには、過去問を繰り返して解くことが有効です。詳しい解説付きの問題集を選んで解いてみましょう。

答え合わせをするときには、解答理由についても確認します。最終的な答えだけではなく、途中の過程についても正しく理解することが大事です。何度も繰り返し勉強しましょう。

ただし、法改正には注意が必要です。過去問が出題された時点と現在では解き方や答自体が違っている場合があります。間違ったインプットをしないように十分気を付けましょう。

効率的な勉強3.予想問題を繰り返し模試にも参加

予想問題は過去問同様に繰り返し行い身につけます。法改正が行われていても、予想問題の場合は、新しい法律に準拠した内容で出題されていることがほとんどです。

過去問と予想問題の両方を解いた場合、矛盾点が出てこれば、その部分は法改正で違った答えになっている可能性があります。矛盾点を洗い出すことで、独学でも法改正を見落とす確率を減らすことができます。

また、独学で学習を進めているときほど、模試の活用は重要です。模試は予備校などで行われるため、自分の実力がどのくらいのレベルなのかを客観的に知ることができます。さらに、本番の試験の傾向に合わせて予備校が作っている問題ですから、どの部分に重点を置いて勉強すればよいかもわかりやすくなります。

モチベーションを維持するには?

独学ではライバルの存在がないこともあり、勉強の進行度合いが自分のやる気次第で変化しやすく傾向があります。モチベーションも維持しにくいため、1日、1週間、1ヶ月単位で目標を作るのがおすすめです。

1日の目標を達成できたら何をする、1週間の目標を達成したら何をするといった具合に、あらかじめすることを決めておくとモチベーションを維持しやすくなります。

ただし、目標達成のご褒美などは、勉強とは無関係なものにしたほうがよいでしょう。無理がない程度で特別感のある目標を用意しておくと、モチベーションを保つのに効果的です。

まとめ

公認会計士の試験に独学で合格することは決して簡単な事ではありません。しかし、不可能なことではありません。

ですから、やってみる前からあきらめてしまう必要はありません。まずは独学でどの程度まで可能かチャレンジしてみましょう。

やってみた後で、足りない部分を他の方法で補うようにすればいいだけです。何度でもチャレンジできるのですから、できるところまで独学でがんばってみてもよいでしょう。

 

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