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税理士が転職を決める4つの退職理由とその対処法!

2020/03/30

税理士が転職を決意する背景には、一体どのような理由があるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。すでに税理士事務所で働いている人もこれから税理士として働くことを目指している人も、退職を決めた理由について知っておくことで、今後の自分自身の働き方や就職先を考える判断材料にすることができます。

ここでは、税理士が転職を決意する退職理由を4つ紹介しますので、ぜひ情報を参考にしてみてはいかがでしょうか。

理由1:今よりも将来性のある環境で働きたい!

働いている税理士事務所の将来性が心配で転職を考える人が多く見られます。

後継者問題の発生した事務所では「外部から後継者候補を雇用して事業承継する」「M&Aで社内のスタッフと顧客を他の事務所に事業移譲する」といった対応か、解散のいずれかを取ることになります。今後の経営に不安な点が見られると、現在どれだけ安定した収入があっても退職を検討する職員が出てきてしまいます。後継者問題に何らかの解決が行われたとしても、これまでと同じ待遇で働くことができるとは限りません。しかも、解決ができなかった場合は解散となり、職場そのものが無くなってしまいます。

顧問先が減っていっている事務所も危険性を感じるところです。医療専門や飲食店専門など、特化型の仕事を行うところも少なくありませんが、選択によってはその業界の事業状況の余波を大きく受けることとなります。所長の考え方や税理士事務所の方針が今後の時代の流れにマッチしているかも大きなポイントになります。

不安要素がある事務所では、自身の能力を最大限に生かしたくても仕事内容が少なければそれも難しくなります。事務所に希望の仕事を相談すれば担当をさせてもらえるのであれば良いのですが、案件の確保が難しい場合は転職も視野に入ってくることとなります。理想的な環境はそう簡単に手に入るものはありませんが、現在の事務所の仕事の中でやりたいものをやらせてもらう等で自身のスキルアップができる環境は求めておきたいところです。
事務所の将来性だけではなく、自身が業務の中で得られるものという将来性にも目を向けて今後を考えておくように心がけましょう。

理由2:収入も大事だけれどワークライフバランスも大切

働き方改革の推進と共にワークライフバランスの維持も仕事選びの条件として定着しつつあります。ワークライフバランスとは、日常生活と仕事の調和を意味しています。仕事にすべての時間を使うのではなく、家庭や自分の時間と仕事の時間のバランスを取り、良い相乗効果を仕事と生活にあたえようという生き方です。

ですが、行政の思惑とは裏腹にワークライフバランスが十分に取れていない職場もまだまだ残っています。日々の仕事が忙しい状況が続く場合は、それが繁忙期か平常期かを考えましょう。繁忙期に忙しくなる部分は少々致し方無い面があることには理解を示し、それが毎年改善されることなく続くような場合は事務所に対応を訴えて良いところでしょう。

税理士は、企業の税務対策や会計処理代行などをするため社会的責任が大きく、決算時期などの繁忙期は特に残業時間が増えがちです。しかし、すべての税理士事務所がワークライフバランスを取るのが難しいわけではなく、企業努力で職員の負担を軽減できているところもあります。そういった心身共に充実した状態で仕事ができる職場を見つけることができると、繁忙期でも家庭やひとりで過ごす時間を確保することができるでしょう。

ワークライフバランスが取れることをアピールする事務所も増えていますが、自分の通勤等と合わせて良い結果となるかは十分な確認が必要です。転職を検討するのでしたら、今の職場の改善見込みとあわせて判断すると良いでしょう。

理由3:職場での人間関係は円滑なほうがいい

人間関係が上手くいかないという声は、税理士事務所に限らずさまざまな職種で耳にすることが多いのではないでしょうか。一緒に働くメンバーとの関係性によっては、仕事がスムーズに進められなくなってしまうことも考えられます。

事務所内の雰囲気や方針は、所長の考え方によって大きく変わるのが特徴です。サバサバした環境の職場もあれば、先輩後輩の上下関係がはっきりしているところもあります。そういった意味では変化を訴えても受け入れてもらえにくい点も特徴となるでしょう。
昔は職場内の飲み会を定期的に開いてコミュニケーションを取るような事務所ばかりでしたが、最近の事務所の中には仕事以外での交流が無いところも出始めています。

特定の誰かとの関係性だけが課題であれば上司への相談を含めて対処を検討するところですが、事務所の雰囲気・方針が合わない場合だと転職を考えることになるでしょう。
実績を積んで独立するという選択肢もありますが、独立には税理士資格の取得と相応の準備が必要なので簡単に進められる話でもありません。

転職を考えているのであれば、仕事の時間外になったら職場を忘れたいのか、職場の同僚を相互協力するパートナーとして親しい付き合いとしたいのか、自分がどのような職場に向いているのかを考えておきましょう。その上で、求人内容だけでなく職場の雰囲気にも注目して「自分が向いている職場」を見つけられるのが理想形です。

さまざまな人と接することで得られる発見もあります。しかし、苦痛に感じる人間関係は時として過大なストレスとして積み重なります。軽々と転職を繰り返すのも良いとは言い難いのですが、人間関係というストレスは独りで抱え込むには大変なものがあります。上手く折り合いをつけることが難しいようでしたら、そこから離れることにためらいは不要ではないでしょうか。

理由4:自分の能力を生かしてステップアップを目指したい!

スキルアップを目指したいからという退職理由で税理士事務所を辞める人もたくさんいます。自分の能力をもっと活かせる職場で働きたいという前向きな理由です。

税理士事務所によって対応できる仕事には差があるので、一通り仕事をこなしてみると物足りなく感じるケースも少なくありません。新しいことに挑戦して仕事の幅を広げたいという人や、経験を積んで将来は独立を目指しているという人に多いのが特徴です。スキルを活かした仕事をしたい人や、外資系企業に魅力を感じて転職する人も多く見られます。転職先で退職理由を聞かれたときにも、ステップアップを目指した前向きな退職である旨を伝えることがポイントです。スキルアップやステップアップは、企業にとってもプラスのイメージを与えることができます。

税理士の資格を活かして転職先を探すのであれば、勤務税理士・開業税理士・企業内税理士などの選択肢があります。開業税理士は、年収が高いだけでなく自分の強みを活かして仕事ができるという点がメリットです。一方で、勤務税理士は開業税理士に比べて年収は下がりますが、安定した収入を得ることができます。また、企業の社員として税理士の知識を活かせる企業内税理士という働き方もあるので、自身がステップアップできる職場を選びましょう。

それぞれの働き方にはメリットはもちろんデメリットもあるので、安易に行動せずにしっかり調べてから転職することが大切です。

まとめ

税理士の主な退職理由4つをご紹介しました。
転職の理由は最終的に個別の事例とはなるのですが、だいたいは自分一人ではどうにもならないことが多いものです。トラブルにしてお互い気を悪くするのも後味が悪いですから、黙って転職を決めるのではなく一度事務所と相談してみてはいかがでしょうか。いざ折り合いがつかず退職・転職となったとしても、お互いの理解は進んでいますから余計なトラブルにはなりにくくなります。
転職は環境も変わりますし、それまでに必要なエネルギーも大きくなりがちです。なるべくスムーズに進められるように心がけておきたいですね。

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