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公認会計士の仕事内容と魅力とは

公認会計士とは?ゼロからわかる仕事内容と魅力

2021/04/19

公認会計士は忙しそうだ、大変そうだという声がよく聞かれますが、それは本当なのでしょうか? どんな仕事でも忙しい時期はあり、それなりに大変なこともあるはずです。苦労が多い分だけやりがいを感じるということもあるでしょう。しかし、もし公認会計士ならではの苦労があるなら、資格取得を目指す前に知っておき、対策を考えておいたほうがよいのかもしれません。そこで、公認会計士の業務内容ややりがいについて探っていきます。

公認会計士とは?

公認会計士は会計監査のプロフェッショナル
公認会計士を一言で表すと、「会計監査のプロフェッショナル」です。
公認会計士法によると、公認会計士は、独立した立場から、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することによって、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする、とあります。

この公認会計士の具体的な仕事内容を説明していきます。

公認会計士の独占業務:監査業務とは?

上場企業など社会的信用が高い企業には、会社法や金融商品取引法により、会計監査を受けることが義務付けられています。経営者は企業の財政状態や経営成績などを財務書類で数字に表し情報公開することで、株主、債権者などに対して企業の情報を開示する責任を果たすことが求められます。また、会計監査を受けることで、財務諸表の数字に不正がないか第三者チェックを受けることが出来るため、会計監査を受けるうことは社会的にも重要なことといえます。

そして、この監査業務を独占業務にしているのが、公認会計士なのです。独占業務とは、その資格を持っている人以外は行えない業務のことです。
具体的には、貸借対照表・損益計算書・株主資本等計算書など、企業が作成した財務書類について、その内容が適正であるかどうかを第三者の立場から評価し報告を行います。

税務・会計業務もできる

公認会計士は監査だけでなく会計のプロフェッショナルです。そのため、公認会計士資格を得て、税理士登録を行い、研修(合格時期による)を受ければ、税理士としての仕事もできるようになります。
独立して事務所を構えて税理士業務を行っている公認会計士もいれば、大きな税理士法人などに勤めて国際税務などを行っている公認会計士もいます。

コンサルティング業務

昨今、公認会計士の仕事のうちコンサルティング業務を行う人が増えています。
コンサルティング業務はクライアントのニーズや抱えている課題を、専門的な知識やスキルを用いて解決していく仕事です。

戦略を立案する能力や企業の特徴やニーズに合った提案を行う能力など、会計や税務の知識にプラスアルファの力が必要になる業務ですから、向き不向きがあり、公認会計士の資格を持っているというだけでコンサルティング業務が高い水準で行えるというわけではありません。
しかし、公認会計士の専門知識を必要としている企業は多く、グローバル化が進む中、今後ますます需要は増えていくと考えられます。

大手監査法人では専門部署が設けられていますが、中小の監査法人ではひとりで監査業務とコンサルティング業務の両方の経験を積むことも可能です。

公認会計士と税理士との違いは?

公認会計士に近しい職業として「税理士」がありますが、一体何が違うのでしょうか?
公認会計士が「監査及び会計のプロフェッショナル」なら、税理士は「税務のプロフェッショナル」です。税務とは、税金に関するすべての業務で、法人クライアントの場合でいうと、法人税、消費税、社員の所得税などが関わります。

公認会計士が第三者的な立場から会計監査を行うことを独占業務としているのに対して、
税理士は税務のプロとして、納税者(企業)に代わっての税務申告や、税務代理を独占的に行うことができます。
税理士は公認会計士と比較して、よりクライアントに近い目線で会計に触れられる点が異なります。

税理士が行う税理業務の代表的なものには、税務書類の作成・提出の代行があります。
また、税務に関する相談やコンサルティングも行います。法律の範囲内での賢い節税方法など、税務のプロだからこそのアドバイスを行うことができます。
企業にとっては、コストを抑えた経営をするためにも税理士の存在は欠かせません。

更に異なる点としては、公認会計士は登録を行えば税理士資格が得られるのに対して、税理士は公認会計士試験に受かった上で一定の要件を満たさないと公認会計士にはなれません。

公認会計士の仕事の魅力とは?

公認会計士には「高収入が得られる」などのイメージがある一方で、企業の財務書類を監査するという仕事の性質上、常に「数字」と向き合わなければならず、様々な資料の調査や作成など気が遠くなるような地道な作業も行わなければなりません。
途中で投げ出さず最後までやり遂げる忍耐力が求められる仕事でもありますが、それでも公認会計士を志す人が多いのは、公認会計士でなければできないやりがいや魅力があるからです。

では、公認会計士の仕事には、どのような魅力があるのでしょうか。

公認会計士には独占業務がある

先述した通り、監査業務は公認会計士の独占業務です。
監査という独占業務を持っていることが公認会計士の大きな魅力の1つであると言えるでしょう。

多彩な働き方ができる

公認会計士はいろいろな働き方が可能です。
監査法人で働くという働き方以外にも、企業に就職し、ひとつの企業の財務・会計を担うという働き方やコンサルティングファームなどでコンサルティングを行うという働き方、独立開業して幅広く仕事をするという働き方と選べる道がたくさんあるのも公認会計士の魅力です。
さらに、グローバル化が進む中、公認会計士の専門的な知識のニーズが高まっていることも魅力といってよいでしょう。

女性でも有資格者なら産休・育休後にも復帰しやすいのは大きなメリットです。
フルタイムとして復帰するほか、アルバイトとして働くことも可能です。
税理士登録をして税理士として働くこともできるでしょう。

大手監査法人の場合、繁忙期の忙しさと、閑散期の長期休みでメリハリのある生活ができます。海外旅行など、ある程度まとまった休みが必要な趣味や娯楽を楽しむことができます。
また、働き方改革により繁忙期でも終電残業や徹夜からは解放されたとも言われています。

公認会計士や税理士は、常に「数字」と向き合う地道な仕事かもしれませんが、「会計・経理のスペシャリスト」として、高い収入と多彩な働き方ができる魅力があります。しかし、公認会計士や税理士になるには、たとえ難しい試験に合格しても、実務経験を2年以上積まない限り、正式に活動することができません。

したがって、どこの会計事務所あるいは税理士法人で経験を積むのか、自分で選択することがとても大切になります。「でも、どのようにして自分に合った働き先を探せば良いのだろう…」そのような時は、会計に特化した求人・転職エージェントを利用しましょう。

大変な部分がある分だけ達成感は抜群

公認会計士の資格は取得できる人が少ないため、他の人がなかなか味わうことができない貴重な体験もできる立場になります。
例えば、業務上さまざまな業種の企業と付き合うことになるうえに、それぞれの企業の限られた人しか知ることのできない機密情報に触れることもあります。貴重な情報に触れる機会を与えられることにより、仕事の幅が広がり、得られる知識も深いものになります。

また、担当する企業によっては、企業が今後どう歩んでいくかを決定づける仕事に関わることになり、IPO(企業の上場や株式公開)やM&A(企業の合併や買収)などのアドバイスを行う立場になると、企業と共に成長していける可能性が高まります。
企業の望む成果を上げられた時の達成感は他では味わえないものになるはずです。

年収と働きがいの関係

公認会計士の年収は、個人差があるものの平均すると約800万円以上です。
「管理職に就いていたり経験を重ねていたりする年齢の高い人」や「規模の大きな企業に就業している人」「独立・開業をしている人」の場合には1,000万円を超える年収をもらっている人もいます。

日本の給与所得者の平均給与が400万円台、大企業の平均年収が600万円ほどであることを考えると、公認会計士は一般的に高い年収を得られる職業のひとつといえます。

公認会計士のキャリアの基本

公認会計士のキャリアの基本とは
公認会計士のキャリアの基本として、公認会計士試験に受かった後は、監査法人で実務経験を積むのが基本です。そして、その後も独占業務である監査業務専門でスペシャリストを目指すという働き方もできます。

しかし、資格を活かして行える仕事の幅が広い公認会計士ですから、キャリアアップを目指して転職をするという選択肢もあります。
例えば、他に以下のような選択があります。

コンサルティング業務をメインにする

1つ目はコンサルティング業務をメインに行うという方法。公認会計士としての知識を活かし、M&Aや企業再生を支援するという働き方です。様々な業界や業種の企業の財務状況に触れることができ、海外企業とも関わり合いを持てる可能性があります。

ベンチャー企業のIPO業務に専念する

2つ目はベンチャー企業のIPO(企業の上場や株式公開)業務など、これから上場企業への成長を目指している企業をバックアップしていく働き方です。リスクはありますが、企業と共に成長していけるため、やりがいは感じられるはずです。

IFRSなどを導入する企業のサポートに徹する

3つ目は、グローバル化を見込んでIFRS(国際会計基準)などを導入する企業の手助けをするという働き方です。

今後導入が当たり前になる新しい規格をいち早く取り入れられるように手助けする業務は需要が高いと言えます。しかし、それに対応できる公認会計士が少ないうちであれば、対応できるようにしておくことでその道のスペシャリストになれる可能性は高くなります。ただし、キャリアアップの道としてどれを選ぶのがよいかは本人の適正にもよりますから、業務内容の特徴や自分の適性をよく見極めて選ぶようにしましょう。

これらの他にも独立して事務所を構える、地方公共団体やNPO法人で働くなど、様々な活躍の場があります。

仕事は大変だけれども、多岐にわたる選択肢が魅力

公認会計士の仕事が大変だという声に嘘はないものの、単に大変なだけの仕事ではないことは確かです。なぜなら、公認会計士の資格を持った人しか経験のできないことが多いからです。公認会計士の資格を得た人にとっては、他の資格では味わえないやりがいや達成感を得られるという、何物にも代えがたい魅力があります。

しかし、公認会計士や税理士になるには、たとえ難しい試験に合格しても、実務経験を2年以上積まない限り、正式に活動することができません。したがって、どこの会計事務所あるいは税理士法人で経験を積むのか、自分で選択することがとても大切になります。「でも、どのようにして自分に合った働き先を探せば良いのだろう…」そのような時は、会計に特化した求人・転職エージェントを利用しましょう。会計業界専門の求人サービスですので、業界ならではの悩みや課題なども把握しておりますので、きめ細やかなご対応が可能なサービスです。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

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