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税理士の転職に年齢は関係ある?

2018/03/13

仕事を続けていくなかで、人間関係や待遇などに不満が出た際に「転職」という選択肢を考える人も多いのではないでしょうか。しかし、転職をしたいと思っても「年齢によっては転職にリスクが生じるのでは」と不安を感じる人もいるかもしれません。ここでは税理士の転職の際に、年齢による影響は出るのかという疑問について迫ります。

☆税理士に転職する際は年齢が関係する?

転職を真剣に考えた際に、「年齢が高いと雇用に不利に働く」というマイナスのイメージを持つ人もいるかもしれません。確かに転職市場において若い世代の人材を欲しがる企業は多く見られます。しかし、税理士業界では一概に「若ければ採用に有利」とはいえません。若い世代の人材を採用し、将来の働きに期待する「ポテンシャル採用」を行っている企業もあれば、ある程度のスキルや経験がある人材を求める「即戦力採用」を行っている企業もあります。このように企業によって求めている人材はそれぞれ異なるため、必ずしも年齢が高いからといって転職に不利になるとは限りません。特に税理士業界の求人では即戦力を求めているケースも多く存在します。転職をする際に年齢は無関係という訳ではありませんが、きちんと企業のニーズを把握したうえで自分を売り込めば、年齢は大きなマイナス要素にはなりにくいといえるでしょう。

☆若い世代が有利?未経験者の場合

税理士の転職において年齢は大きなマイナス要素にはなりにくいと述べましたが、業務未経験の場合は採用に影響が出る可能性があります。新卒や第二新卒くらいの年齢の場合、仕事に対するポテンシャルの高さや今後の働きに期待し、経験がなくても採用されやすい年代といえます。また、この時点で税理士試験科目に合格している場合、未経験でもやる気を買われて採用される場合があるでしょう。一方で社会人として中堅にあたる30代に突入すると、経験や即戦力としてのスキルが重視される傾向にあります。したがって、未経験で転職を考える際は、30代以降はやや就職の間口が狭まるといえるでしょう。ただ、専門的に税務の業務に携わっていなくても、企業の経理や財務に関連する仕事をしていた場合や、税理士試験科目に合格している場合は、未経験であっても採用にプラスに働く場合があります。それに、なかには年齢よりも資格や人柄を重視する企業もあります。年齢が高く未経験の場合であっても、仕事が見つかる可能性はゼロではないので、根気強く仕事を探してみましょう。

☆年齢が高くても大丈夫?税務業務の経験者の場合

税務に関するある程度のスキルや経験を身に付けている場合、年齢だけで採用の合否を左右されることは少ないでしょう。税理士は合格するまでに何度も試験を受ける人も珍しくありません。そのため税理士の転職では年齢だけで判断するのではなく、資格の有無や現在までの努力を総合的に見て評価をするという傾向が見られます。税理士の転職では、その応募先企業のニーズに合ったスキルや経験を持ち合わせているかという点がポイントになります。例えば税務が主体である会計事務所では、税理士科目合格者や実務経験を重視される傾向があります。取得した資格や経験をきちんとアピールすることで、企業にとって「必要な人材」だと思わせることができるはずです。転職者にとって年齢が高いということはネガティブなポイントに捉えられがちですが、新卒が持ち合わせていないスキルや経験を強調するためのアピールポイントになり得ます。自分のセールスポイントをきちんと把握したうえで転職先を探すことがおすすめです。

☆年齢ごとの転職難易度はどれくらい?

年齢だけで採用の合否が決まることは少ないものの、経験やスキルによっては転職の難易度に差が生じる場合があります。ここでは年齢ごとの転職難易度や、転職時に重視されやすいポイントなどを確認していきましょう。まず新卒や第二新卒といった20代では、業務未経験であっても転職のハードルはそれほど高くありません。学歴や税理士試験合格科目数などを転職時に重視される場合が多いため、業務未経験の場合は税理士試験科目の取得が採用につなげるキーポイントになるでしょう。また、今後企業で長く勤めてくれそうかという人間性も重視される場合があります。転職活動では面接官の質問にハキハキと答え、フレッシュさやポテンシャルの高さをアピールすることが大切です。30代になると、20代とは異なり税理士試験合格科目数に加えて、実務経験の有無が重視されるようになります。この実務経験の有無により、転職難易度が大きく変わってくるでしょう。業務未経験の場合は即戦力を欲しがる企業への転職はやや難しくなります。未経験であっても1から人材を育ててくれる企業を見つけたり、他の業務であっても前職の経験をうまく税理士の仕事に絡めたアピールをしたりといった工夫が必要になるでしょう。また、30代で未経験から税理士の転職を目指す場合は、税理士試験科目を取得しておくことが重要です。実務経験をアピールできない場合は、資格を取得するまでの努力やポテンシャルの高さを強調して採用を勝ち取りましょう。30代で税理士の実務経験がある場合は、経験年数や業務内容を企業に伝えることで、即戦力としてのアピールを行えます。年齢的にスキルが身に付いている人も多いため、求められている能力とマッチしている企業を選べば転職難易度はさほど高くないでしょう。40代以降は実務経験をはじめ、マネジメント能力も求められる年齢です。年齢が高いと管理職としての活躍を期待する企業も多く、業界経験が長い人が採用に有利になるでしょう。反対に40代以降で業務未経験の場合は、税理士資格を取得している場合でも転職難易度は極めて高くなるでしょう。ただ、求人の動向を把握して人手不足の企業を狙ったり、資格を重視する企業を見つけたりすることで採用につながる可能性もあります。企業が求める人材のニーズにアンテナを張り、自分の年齢やスキルを総合的に加味してから転職を決めることが大切です。(※1)

※1【カイケイ・ファン】会計業界の転職、35歳を超えたら転職は無理?

☆まとめ

税理士の仕事は「お金」に携わる、企業にとって必要不可欠な役割を持つ仕事といえます。生涯にわたって税理士としての活躍を目指すのであれば、できる限り早い段階から税務の資格や経験を身に付けておくことが大切になるでしょう。税理士資格を取得したり着実にキャリアを積み重ねたりしておくことで、年齢を重ねても転職活動における採用のハードルをぐんと下げることができるはずです。

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