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転職回数の多い会計士が転職で成功するには?

転職回数が多くなるにつれて、転職しにくくなると聞いたことがないでしょうか。会計士のなかには、すでに転職回数が多い人もいるでしょう。そのような人は現職に不満があっても、もう転職できないと諦めているかもしれません。しかし実は、転職回数が多いからといって必ずしも不利にはなりません。本当に転職したいなら、採用してもらえる可能性を高めるコツがあるので、諦めるのはまだ早いです。そこで今回は、転職回数の多い会計士が転職を成功させるためのポイントを紹介します。

☆転職回数が少ない方がやはり有利

どの業界でも転職回数は少ないほうが有利といわれることが多いですが、それには理由があります。1回だけであれば、勤務先や上司に問題があって転職せざるをえなかった可能性もありえます。しかし、何度も勤務先を変えている場合は、忍耐力がなかったりトラブルメーカーであったりするなど、その人物にも何らかの問題があると懸念されます。そのような人物はせっかく採用しても、すぐに辞めてしまうかもしれません。そうなると、人員補充のために採用活動を再開する必要がありますし、導入の教育を実施した場合はそれも無駄になります。また、仕事をすでに開始していた場合は、クライアントにも迷惑がかかる恐れもあります。クライアントの信頼を損ねてしまうと、悪い評判が広まって大きな損失につながりかねません。企業側は、そのようなリスクが生じるのを避けたいと考えるのは自然なので、転職回数の少ない人のほうがやはり有利といえるでしょう。特に個人の会計事務所では、その可能性が高いと考えられます。規模が小さい場合、経営者が採用担当者も兼ねていることが多いからです。(※1)経営者としてコストカットの意識が強ければ、無駄なコストを生じさせるリスクの高い人物は雇われにくくなってしまいます。

※1.【MS-Japan】売り手市場の場合、転職回数は何回まで許される?

☆キャリアに一貫性があるなら不利にはならない

転職回数は少ないほうが有利になりやすいですが、多いからといって必ずしも不利になるとは限りません。転職することが会計士としてのキャリアップにつながるケースもあるからです。そのため、これまでのキャリアに一貫性があれば、マイナスの印象を与えることは少ないでしょう。たとえは、一般企業に所属して会計業務を指導する仕事を一貫して担当してきた場合もそうです。たとえ転職回数が多くても、むしろ多くの企業の指導を経験してきたことがプラスの印象を与えることを期待できます。好印象を持ってもらえたなら、転職回数=仕事を辞めた回数ではなく、企業に招き入れられた実績としてカウントしてもらえたということです。一方で、これまで手掛けてきた仕事に一貫性が見られないのは問題です。その場合は、飽きやすい性格であることや、自分の適性を理解してないことなどを疑われてしまいます。転職が多い場合は、それを悲観するより先に自分のキャリアについて棚卸しをしてみましょう。そのうえで、キャリアをどうやって活かしていくのかというビジョンを語れるようにしておくのが望ましいです。また、キャリアに一貫性が見られなくても、これまでの仕事に共通点と呼べるものが見つかればアピールする材料になるかもしれません。

☆なぜ転職したのかを説明できるようにする

一般的に転職の面接を受けると、なぜ転職をするのか詳しく尋ねられます。これまでに転職が多い場合は、その理由についても質問を受ける可能性が高いです。転職回数が多い人にとっては触れてほしくない話題ですが、必ず質問されると覚悟して回答を準備しておきましょう。答えにくい質問であることは採用担当者もわかっているので、上手く答えられると印象が良くなるケースもあります。転職の理由を尋ねられたときに大切なのは、採用担当者がそのような質問をする真意を見抜くことです。先述のように、採用担当者はすぐに辞められてしまうことを心配していると考えられます。回答するときは、その不安を払拭できるような説明をすることがポイントです。このとき、下手に言い訳をしようとすると誠実さに欠ける人物であると判断されて、悪い印象を与えかねません。言い淀んでしまった場合も、後ろめたいことを隠そうとしていると勘繰られてしまいます。そのような事態を避けたいなら、転職したことに妥当性を感じさせる論理的なストーリーを考えておくことが大切です。そのようなストーリーに沿って、転職した理由をしっかり説明できれば不審がられることはないでしょう。堂々とした態度で理路整然と説明できるようになるまで、しっかり練習しておくと良いです。

☆転職の理由が何であっても前向きに言い換える

転職の理由がポジティブであれば説明しやすいですが、実際にはネガティブであるケースもあるでしょう。しかし、その理由をそのまま伝えると、採用してもらえる可能性は低くなってしまいます。たとえキャリアに一貫性があったとしても、転職理由がネガティブに聞こえると採用したいと思ってもらえないかもしれません。そこで役に立つのは、理由を前向きに言い換えるテクニックです。どんな理由であってもポジティブな印象を与えられる表現に直してください。あくまでも言い換えであって、嘘にならないようにすることが大切です。たとえば、担当する顧客数が多く、残業時間が長いことが嫌で辞める人もいるでしょう。それが原因で何度も会計士事務所を辞めている場合、そのまま伝えると採用しても仕事を頼みにくいと思われてしまいます。この場合は、顧客数を軸に話をポジティブに組み立て直すのがおすすめです。「これまでの事務所は担当する顧客数が多く、ひとりあたりに費やせる時間が少なかったです。顧客ひとりひとりとじっくり向き合い、信頼関係を築いていく働き方ができる事務所を探していました」などと述べると良いでしょう。そうすれば転職回数が多くても、マイナスの印象を与えにくくなりますし、働き方の希望を考慮してもらえる可能性もあります。

☆まとめ

会計士の需要は波が大きいといわれています。需要が高まっているときは転職しやすくなるので、過去の転職回数の多さが気になる場合は、そのタイミングを待つのもひとつの手です。ただし、年齢も転職に影響を与える要素のひとつなので、ずっと待つのは逆効果になる可能性もあります。このように転職には判断が難しい点も多いですが、どの場合でもあっても重要なのは熱意を伝えることです。そのうえで今回紹介したように、キャリアの一貫性や前向きな理由をしっかり説明できると、転職回数が多くても不利になることは少ないでしょう。

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