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こんな会計事務所はNG! 就職したくない会計事務所の見分け方

公認会計士や税理士の就職において、最も重要視したいのは会計事務所の働きやすさを見極めることです。給料や知名度も大切な要素ではありますが、それだけで就職先を決めてしまうと入職してから実態を知り、後悔してしまうかもしれません。

いわゆる「悪徳事務所」を避け、やりがいを持って働くためには多角的なポイントから会計事務所を研究しておくことが大切です。ここでは、就職を避けたい会計事務所の特徴について解説していきます。

働きにくい会計事務所を見極めるポイント

会計事務所は本来、顧客の財政を管理し、生活を楽にさせる大切な仕事です。しかし、専門的な知識を隠れ蓑にして事務所の利益を優先にし、顧客を言いくるめようとする「悪徳事務所」も存在します。また、実績や能力が伴わないのに宣伝文句であたかも優良事務所のように見せかけている会計事務所もあります。こうした事務所で働くと公認会計士や税理士の成長は期待しにくく、仕事にも疑問を抱きがちなので、すぐに退職してしまう可能性も考えられます。

就職を避けたい会計事務所の見分け方として、社員の年代、性別のバランスが偏っているときには問題がある職場の可能性があります。会計の仕事はキャリアを重ねるほどスキルアップしていく傾向があるので、ベテラン会計士と若手会計士がバランスよく配属され、教育システムが整っている環境が理想的です。年代が偏っている事務所ほど、離職率が高くなっているケースがあります。また、性別が極端に偏っている事務所も経営者にこだわりが強いのかもしれません。経営者と相性のいい一部の人しか残っていないのなら、働きにくい職場だといえるでしょう。

「未経験歓迎」を主張しすぎている事務所も要注意です。顧客の生活を左右する会計士は、「未経験」がメリットになりにくい職業です。それをわざわざ押し出して求人を行っているということは、経験のある会計士から敬遠されている事務所とも考えられます。

全体的に甘い文句で釣ってくる事務所は避けるようにしましょう。会計事務所はハードで現実的な仕事が続く場所です。現実味のない言葉には裏があると構えた方が悪徳事務所を回避できます。

転職者がチェックしたい3つのポイント

会計事務所で働いていた経験のある公認会計士や税理士なら、転職する際にステップアップできるよう意識しましょう。仮に以前の事務所よりも劣悪な労働体系の事務所に入所してしまうと、キャリアを大きく停滞させる事態にもなりかねません。転職活動中には3つのポイントを見分け方として、チェックすることをおすすめします。

まず、残業時間が適切であるかどうかです。会計事務所は繁忙期になれば残業や休日出勤が多くなる仕事です。しかし、日常的に残業が続いている事務所は、人手かスキルか、いずれかが不足しているといえるでしょう。あえて面接の時間を夜にしてもらい、事務所をのぞいて残業している人数が多いかを確かめてみるのも得策です。

所長の人格も大きな要素です。会計事務所の理念や雰囲気は所長によって決まるといっても過言ではありません。仮に所長が利益至上主義で、従業員や顧客の気持ちに寄り添えない人間だとすれば、事務所の人間関係は悪化しがちです。会話を通して所長の人格を見極めて、心から尊敬できる所長の下で働くようにしましょう。

そして、資格を持っている従業員がどれだけいるかもチェックしたい点です。特別な資格がない人間が管理職に就いている事務所は、教育システムが整っていないと考えられます。あるいは、従業員のモチベーションが低く資格の勉強をしようという人材が現れにくい環境にあるのかもしれません。間違った選択でキャリアを無駄にしないためには、有能な人材が多い事務所を選ぶようにしましょう。

採用面接では4つの質問をしてみよう

採用面接を受けることになった事務所が「悪徳」な業務内容を行っていないか、あるいは労働環境を整えてくれているかの見分け方には以下の4つの質問がおすすめです。
まずは事務所の掲げる「経営理念」を聞いてみましょう。ホームページに掲載されている内容と矛盾があったり、納得できないような内容だったりすれば入所後、モチベーションが上がらない恐れがあります。また、そのような職場では面接中に先方から、つい本音が漏れてしまうこともあり、所長の人間性を確かめるうえでも有効な質問です。
次に「給料体系」です。採用面接において給料の質問をするのは勇気が要りますが、額面を聞くのではなく「給料体系や昇給の仕組みを教えてください」という聞き方をすると答えてもらいやすくなります。額面や残業代のカウント方法に違和感を抱いたら、避けたほうが無難です。

「社員のやる気」も確かめたい点です。「社員のみなさんはどれくらいの割合で資格を取得、あるいは取得の勉強をされていますか」と聞いてみましょう。もしも少ない人数が返ってきたなら、社員のモチベーションが低い事務所だと考えられます。入所することで周りに染まってしまう危険性もあるでしょう。

そして、「空気感」についての質問もしておくといいでしょう。「職場はどんな雰囲気ですか」という質問に対し、「明るい」、「仲がいい」というフレーズが返ってこないようなら、人間関係が悪化している可能性があります。空気感についての返答に怪しさを感じたなら、ブラック事務所の可能性を疑いましょう。

詳しくは、近日公開:「ブラックな職場を避けるために!会計事務所に転職する時の注意点」をご参照ください。

公認会計士の転職でありがちな失敗とは

公認会計士の転職で多い失敗事例としては、大手事務所という理由だけで入所した結果、業務内容に戸惑ってしまったというものが挙げられます。大手事務所であれば、仕事内容も労働環境も整っているという先入観を抱きがちですが、実際は人数が多すぎて新人には小さな仕事しか回ってこないということもありえます。経験値を高めることができず時間を浪費し、結局また転職を繰り返すことになった人も少なくないのです。

公認会計士はキャリアによる実力差が生まれやすい仕事です。新人を育てる気が薄い事務所では、ベテラン会計士にばかり大きな仕事が流れていく傾向があるので、入所前に確認しておくようにしましょう。

会計士に求められる仕事内容は事務所によってさまざまであり、転職期間中に自身の理想とすり合わせておく必要があります。一般企業を相手にするのか、個人を相手にするのかで仕事に向かう意識は変わってくるでしょう。中には、会計士として入所したはずだったのに事務作業のような仕事しか任せてもらえなかった人もいます。スキルを磨きながら、大きなやりがいを持てる事務所を見極めることが肝心です。

入所してから事務所の経営方針に違和感を抱いてしまうパターンもあります。美辞麗句を並び立てている求人広告では気がつかず、実際には顧客にとって不利益な提案を平気でする事務所だとすれば、すぐに辞めたくなってしまうでしょう。正しい経営方針に基づいて活動している事務所を見分けたいところです。

詳しくは、近日公開:「転職の失敗事例!公認会計士として成功するためのポイント」をご参照ください。

税理士の転職でありがちな失敗とは

税理士事務所の転職で失敗例を挙げるとすれば、まず業務内容を見誤ったことです。税理士事務所には得意分野や重視している分野が存在している場合もあります。

たとえば転職者の得意分野が資産税であるのに対して、税理士事務所が相続税を中心に引き受けている職場だとすれば、転職者の実力は発揮されづらくなってしまいます。それでも、教育システムが整っている事務所であれば、未経験の分野でも丁寧に教えてくれるでしょう。しかし、転職者は即戦力として期待されている状況も多く、十分な教育を用意してもらえない職場もあります。本人の得意分野と事務所の意向がズレてしまったなら、不幸な転職となってしまうでしょう。入所前に研究を徹底し、自分の適性と合った職場かを確認しておくのがおすすめです。

転職によるキャリアダウンも手痛い失敗事例です。転職することで給料が下がってしまったり、仕事のレベルが落ちたりしたら、向上心の強い税理士にとってはマイナスポイントです。特に、独立への意識がある税理士は大きな停滞を味わう羽目になるでしょう。経験のためにも貯金のためにも、転職の際にはよりスケールの大きい仕事を目指しましょう。

給料システムについても細かく把握しておきたいところです。税理士の中には、固定給ではなく成功案件の規模によって給料が左右されるパターンもあります。その場合、ベテランにばかり大きな案件が回されて若手社員や中途採用者がデメリットをこうむる理不尽が起こるのです。給料体系をしっかり把握しておかないと、入所後の混乱を招くでしょう。

詳しくは、近日公開:「税理士が独立するときに陥りがちな失敗のポイント」をご参照ください。

まとめ

会計事務所は外側から実情が把握しにくいといわれている業界です。そのため、就職活動や転職活動では一般企業以上に、志望先を研究する意識が大切です。宣伝文句に惑わされず、事務所の本質を見つめるようにしましょう。

そして、自分が成長できる事務所を選ぶことが肝心です。経営理念が健全な事務所は自然とやりがいのある仕事が集まってきて、スキルアップへとつながります。結果、独立などさらに大きな方向性も具体的に見えてくるでしょう。

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