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年齢別・会計士の効果的な転職戦略

会計士として働くことを検討している人や転職を目指している人のなかには、効果的な転職戦略について知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれの年齢層にマッチした働き方や職場選びについて紹介します。年齢に合わせて転職先や仕事内容を選ぶことで、さらなるスキルアップを目指すことができるだけでなく、独立に役立つ知識を身につけたり実績を重ねたりすることも可能です。会計士になりたい人や転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

☆20代なら監査法人からキャリアをスタートしよう

会計士としての働き方はいくつかありますが、20代であれば監査法人からキャリアをスタートさせるのがスタンダードな流れです。多くの会計士が監査法人として働き始め、自身のキャリアの基礎を築き上げていきます。監査法人では、スタッフやマネージャーなど多くの人々がチームとなって、クライアントの決算書に誤りがないかどうかチェックするのが主な仕事です。(※1)決算書以外にも有価証券報告書や財務諸表の確認など、公認会計士として身につけておきたいさまざまな仕事を担当することになります。会計士として働き始める人はもちろん、一般企業からの転職を検討している人にもぴったりの職場と言えるでしょう。また、公認会計士になるためには、試験に合格してから2年以上の実務経験を重ねる必要があります。(※2)監査法人のほかにも一般企業で業務補助や実務を経験することもできますが、入力作業が多いことや社内調整が多くて思うように仕事が進められないなどの問題も考えられます。自身の能力を高めつつ十分に生かせる職場を探しているのであれば、監査法人で働くことがおすすめです。一般企業の給与形態にもよりますが、一般的に監査法人のほうが高い年収になる傾向にあるので、仕事のやりがいはもちろん収入面にも注目して選んでみましょう。

※1.【SMBC日興証券】監査法人/初めてでもわかりやすい用語集

※2.【公認会計士CPAseek -公認会計士試験情報,CPA資格概要-】公認会計士になるには,業務補助,実務補習,修了考査,活躍の場-公認会計士資格試験ポータル公認会計士seek-

☆コンサル・一般会社への転職は30代がチャンス

コンサルティング業界や一般の会社へ転職するのであれば、タイミングが大きく影響してきます。転職を受け入れる会社にとって、これまで10年ほど経験を積んできた30代の社員は即戦力です。また、クライアントとのコミュニケーション能力や実務経験などスキルの高さを求めています。転職を検討しているのであれば、ニーズに合ったスキルが備わっているかどうか自身を見つめなおしてみるのも良いでしょう。コンサルティング経験の有無に関わらず、スキルアップを目指して転職する30代の人が多く見られます。一方で、40代以降の未経験者がコンサルティング業界に転職するケースは少数です。繁忙期には残業が増えるなどハードワークになりがちな会計士も少なくありません。一般会社なら福利厚生が充実していたりライフワークバランスを保ちやすかったりする傾向が強いため、転職を検討する人も多く見られます。コンサルティング業界と同様に、30代での転職は経験や対応力を求められることを頭に入れておくことが大切です。年齢が高くなるにつれて転職できる企業が限られてしまうので、30代が転職のチャンスと言えるでしょう。会計業務はもちろん、問題点や課題を見出すことができる企業内会計士を必要としている企業も増加しています。

☆40代以上ならマネージャーやパートナー前提で動こう

転職を考える理由はさまざまありますが、40代で新たな職場に飛び込むのはリスクも伴います。公認会計士としてのスキルやノウハウを生かして転職したいと考えているのであれば、企業が求める期待に応えるだけの能力が必要です。40代以上の転職先としては、一般企業やコンサルティング業界、中堅から大手の監査法人や税理士法人などが挙げられます。いずれもマネージャーや管理職クラスとして働くことが求められるでしょう。また、監査法人で働くのであれば、パートナーやシニアパートナーとして経営にも携わることを前提に、キャリアアップを目指すのもおすすめです。経営者の一人としてマネジメント業務もこなすことができるので、やりがいはもちろん高収入も期待できます。パートナーとして監査法人で認められるためには、当然スキルも重要ですが、新たなクライアントを見つける能力や物事をスムーズに進めるためのコミュニケーション能力や、人間性も必要不可欠です。40代を過ぎると転職先を見つけることも難しくなるので、いかに自身の強みをしっかりとアピールすることができるかが大きなポイントとなります。20代から監査業務に関わってきた人であれば、公認会計士としてクライアントが満足できるクオリティーの高い仕事ができることは当たり前です。マネージャーやパートナーとして働く場合は、企業にとってプラスとなる経営マネジメントやサポートができることが前提となります。

☆独立したいなら一度は税理士法人を経験しよう

公認会計士として働くうえで、最終的には独立したいと考えている人も多いのではないでしょうか。独立すれば自分の考えのもとで、ある程度仕事を選ぶことができますが、実務経験やノウハウだけで成功することは困難です。軌道に乗せるためには、自身でクライアントを見つけ出す人脈やコミュニケーション能力も欠かせません。公認会計士事務所を利用するクライアントのなかには、監査業務ではなく税務処理の依頼を希望するケースが多く見られます。(※3)監査業務だけでなく、税務処理といったクライアントからのさまざまな依頼に対応するためには、税理士法人での実務経験が役立つのです。特にM&Aや企業再生などほかの公認会計士事務所よりも得意な分野があると、独立後の経営もスムーズに進めることができます。また、安定した収益を見込むためには、企業の税務管理をサポートする顧問契約の仕事があると安心です。一度でも税理士事務所で働いた経験があれば、税務管理の依頼にも柔軟に対応することができるでしょう。(※4)公認会計士が独立するためには、しっかりと戦略を練ってから実行に移すことがポイントです。勢いだけで独立するのではなく、繁忙期以外の収入減の確保や幅広い依頼に対応できるだけのスキルを身につけておくなどの準備が必要になります。監査法人や一般企業への転職とは違ってすべての責任が自分にかかってくるので、じっくりと戦略を考えましょう。

※3.【会計事務所の求人 業界裏話ブログ】税理士と公認会計士の違い

※4.【公認会計士ナビ会計士・監査法人業界専門WEBメディア】公認会計士が独立開業を目指す際のポイント-公認会計士の転職ナレッジ

☆まとめ

年齢や実務経験の有無など転職に有利になることもあれば、クリアしなければならない課題も見えてきます。20代であれば将来を見据えて監査法人からキャリアをスタートさせるのがおすすめです。ある程度経験を積んでいる30代なら、コンサルティング業界や一般の会社への転職を目指すこともできるでしょう。40代からはパートナーとして経営マネジメントにも参加できるだけのスキルや人間性を求められるので、さまざまな角度から物事を客観的に見る力を身につけておく必要があります。監査法人や税理士法人で働いた実績や経験が独立時に役立つことも多いため、幅広い分野の業務を経験しておくことも重要です。収入面だけでなく将来のビジョンも具体的にイメージしながら、自分に合った転職戦略を練ったうえで転職や独立を検討してみましょう。

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