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事務職の年収はいくら?さらにアップさせるには

事務職の年収はいくら?さらにアップさせるには

2023/11/01

事務職と一口に言っても、一般事務、経理事務、営業事務、医療事務など職種も様々ですが、それぞれの平均年収はどのくらいなのでしょうか?もしも、現在の年収に満足していないなら、これまでの経験を活かして同じ職種で転職する方法もありますが、比較的年収が高い他の職種を選ぶ方法もあります。今回は、事務職の種類や年収のみならず、事務職で年収を上げる転職活動の仕方についてもお伝えします。

事務職の種類と年収について

事務職と言っても、職種によっても仕事内容が変わってきます。具体的にはどのような種類があるのでしょうか。事務職を細かく分類すると、以下のように分けられます。

<事務職の主な種類>
・一般事務…外部からの電話やメール対応、来客対応。文書管理、備品管理など
・経理事務…精算、請求、支払い手続き、経理業務に関わる資料作成など
・営業事務…営業に伴う事務的サポート(見積書作成・納品書作成・顧客電話及びメール対応)など
・医療事務…医療現場の事務処理(来院の受付対応・レセプト作成業務)など
・人事事務…企業の人材採用、社員教育制度の整備、労務などに関する資料作成など
・金融事務…金融機関における入金管理、書類整理など

その他にも、社長など管理職のスケジュールを調整する「秘書業務」、海外取引先との業務を円滑に進める「翻訳・通訳業務」などがあります。人材紹介サービスdodaによると、事務職の平均年収は332万円で、業種別では翻訳が350万円、営業事務330万円、秘書業務329万円、医療事務285万円となっています。

このように事務職でも、業界や配属される部署によっても年収が異なりますが、次項では事務職の中でも専門性が高く、資格を取得することでスキルアップや年収アップが狙える「経理」の事務職について詳しく紹介します。

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経理の事務職の仕事内容と年収は?

経理の仕事内容と年収

経理の仕事内容

経理は会社のお金を管理する仕事です。似たような仕事に「会計」と「財務」がありますが、それぞれの違いについて紹介します。

・会計…会社のお金の流れを全体的に管理します。一般的に「経理」や「財務」の仕事を指すこともあります。
・財務…会社の運営に関わる「予算編成」や「資金調達」に関わるお金を管理します。
・経理…簿記のルールに従って、取引先とのお金の流れを記録し管理。最終的に決算書としてまとめます。経理の具体的な仕事には、会社の現金や預金の出し入れをする「出納(すいとう)」、取引でお金の出し入れが発生した際に帳簿に記録する「記帳」などがあります。帳簿には仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳などの種類があります。

経理の事務職の主な勤務先

経理の事務職には、一般企業のほかにも、会計事務所での勤務も考えられます。同じ経理職でも、一般企業と会計事務所とでは仕事内容も変わってきます。

一般企業

一般企業の場合は、自社の経理業務を行いますが、主には以下の仕事に従事します。

・仕入・売上管理
・経費精算
・請求書発行
・各期の決算(月次・年次・四半期)
・給与計算
・年末調整
・税金の計算・納付
・自社の経営数値の分析・報告・戦略立案 など

会計事務所

主に自社の経理業務を行う一般企業の経理事務職に対して、会計事務所では主にクライアント先の企業の数字の処理や、以下の業務を担当します。

・税務書類の作成・代行
・税務相談
・財務状況の分析
・経営アドバイス支援 など

一般企業と会計事務所における、経理職の違いについては、こちらも合わせてご一読ください。

平均年収はどのくらい?

経理の事務職は、簿記などの専門的な知識やスキルを必要とするため、一般的な事務職と比べると平均年収も高い傾向にあります。勤務先の企業規模、役職、経験年数、取得資格によっても異なりますが、一つの目安として紹介します。(正社員の場合)

・300~399万円程度…日商簿記3級または2級以上を取得した実務経験が3年以内の場合
・400~599万円程度…日商簿記2級以上で3年以上の実務経験があるチームのリーダー的存在
・600~799万円程度…日商簿記2級以上で3年以上の実務経験と管理職経験のある課長・部長レベル

経理の事務職で年収を上げるには

上記で紹介したように、経理職では専門知識が求められるため、資格取得と実務経験が年収に大きく影響を及ぼします。したがって、経理職として、キャリアアップして年収を上げたいなら、資格取得にチャレンジすることをおすすめします。

その目安となるのが「簿記」の資格です。簿記資格と言えば、「日商簿記」「全商簿記」「全経簿記」の3つの種類がありますが、社会人を対象とした実務にも役立つ「日商簿記」を取得するのが良いでしょう。経理のスペシャリストを目指すなら、2級は持っておきたいところです。

自分にあった転職先を見つけるには?

転職先を探す
転職するなら「思っていた環境と違う…」なんて後悔は誰だってしたくないものです。しかし、早く転職しなければと、よく企業リサーチしないまま入社して後悔する方も少なくありません。
これは会計業界だけでなく、どの業界においても言えますが、大事なのは「職場の選び方」。
会社の規模、事業内容、収入に魅力を感じても、長く勤務できるかどうかは「職場の選び方」にかかっています。職場環境は、実際のところ就職してみないと分からない部分もありますが、働いてみたら「こんなはずではなかったのに…」ということがないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

ハローワークから探す

ハローワークは、国が運営する職業を紹介する施設です。無料で利用することができ、気になる求人があったら、その仕事内容をスタッフが詳しく案内してくれます。しかし、ハローワークの求人は待遇面でいうと年収が低い傾向にあります。

求人広告から探す

求人広告は、雑誌やフリーペーパーなどで気軽に情報が入手できます。多くの人の目に触れられるので、企業にとっては幅広く募集ができるメリットがあります。しかし、求人を探す側にとっては、掲載される情報量にも限りがあるため、企業情報まで詳しく把握できない点があります。

転職サイトから探す

転職サイトは、パソコンやスマートフォンで求人情報が閲覧できるだけでなく、企業ページで詳細の情報や採用動画など、さまざまな情報が手に入ります。プロフィールを公開していれば企業からのスカウトを受けられますし、忙しい合間のちょっとした時間でもサイト経由で応募をするなどで効率的に求職活動を行うことができます。

会計業界に特化した転職サイトから探す

自分に合った転職先をいち早く探したいなら、「会計業界に特化」した転職サイトを活用することです。自分の現在のスキル、これまでの経験、希望条件(給与・職場環境など)を登録すれば、豊富な求人情報の中から「あなたにマッチした」求人が探せます。「公認会計士」「パート・アルバイト」「契約社員」など、勤務地や待遇面、福利厚生等具体的な希望から選択することもできるため、ピンポイントで「この求人!」という1件を簡単に探せます。

業界事情に詳しいアドバイザーも在籍しているので、業界の専門的な相談にも応じることができます。また、転職サイトに登録した人だけしか見れない非公開求人も集まっており、求人広告やハローワークでは入手できない高待遇な求人もあります。あなたの経験やキャリア、働きたい条件を伝えれば、その条件に見合った求人を紹介してくれるので、早く転職先を見つけたい人にとっては大変便利です。

さらに、登録情報の中に自分のPRポイントを記載しておけば、企業からのスカウトも受けられます。就職・転職サイトにも様々なタイプがありますが、「会計業界」の求人を専門的に扱うサイトであれば、豊富な業界情報からよりあなたの要望にマッチした求人を見つけることができます。

<参考URL>
doda 平均年収ランキング
一般社団法人 人材サービス産業協議会「転職賃金相場」

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その一環として、会計業界でお役に立つ情報をお届けするために10年以上記事を書いています。是非、会計業界で働く人が楽しく、知識を得られるような情報をお伝えできればと思います。

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