【2020/08/11追記】令和2年度(第70回)税理士試験の受験者の皆様へ
2023/11/01
新型コロナウイルスの影響でイベントの人数制限や事務手続きの例外が発生しており、スケジュールや会場など税理士試験の開催内容に影響が出ています。
幸い令和2年度(第70回)の開催そのものは行われる見込みですが、都度変更が生じていますので受験者の皆様はお手元の情報を更新しておきましょう。
試験会場がさらに調整される見込みです
先の7月7日も国税庁サイトにて税理士試験の会場に千葉・群馬の追加が発表されたところですが、28日に千葉会場について一部の受験者の試験会場変更が検討されているとの公告がありました。5000名を超える大規模イベントの人数制限緩和延長決定によるもので、該当者には8月上旬をめどに新しい受験票が送付されるとのことです。該当の会場で受験予定の方は正式な発表と、受験票の確認が必要となりますので情報の更新にご注意ください。
感染拡大が続いていますので、他の会場でも状況の変化に応じて変更が生じる可能性が考えられます。
実施日まで落ち着かない展開にもどかしい想いもあるかと思いますが、落ち着いて対応できるよう事前に準備をしておきましょう。
【8/11追記】
幕張メッセ会場を予定されていた方の試験会場が下記4カ所に変更されました。
変更になった方には新しい受験票が郵送されているとのことですので、送付された方は必ず確認をしておきましょう。
誤った試験会場に向かっても受験ができませんので、土壇場での変更ですが当日は間違えないようにしておきたいですね。
・TOC展示会場
・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
・幕張メッセ
・横浜アリーナ
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受験会場での注意点が発表されました
受験会場での感染拡大防止のため、受験者の方へ注意事項が発表されています。
受験当日にも影響する内容となりますので、必ず確認しておきましょう。
〇当日または前日以前の体調について
・当日朝は必ず検温をして体調を確認する
・他の受験者への感染のおそれがある人は受験不可
感染症が治癒していない
強いだるさ、息苦しさ、発熱や咳などの風邪の症状がある
感染症感染者との接触があり、医師から自宅待機の指示を受けている
過去14日以内に入国制限・入国後の観察期間が必要とされている国や地域へ渡航歴がある
・試験会場での計測で37.5度以上の発熱が認められた場合は受験不可
・受験不可の症状に該当しなくても、試験当日に体調が優れない場合は極力受験を自重する
・試験当日に咳を繰り返す等の症状がある場合は健康状態を確認の上で受験拒否または停止することがある
・当日の体調不良は直ちに試験管へ申し出る
これから受験前のひと頑張りという状況とは思いますが、当日に体調不良で受験できないことの無いよう感染予防と体調管理に気をつけていきましょう。特に、睡眠時間を削ると免疫力が下がり感染症にかかりやすくなりますので、焦らず無理のない範囲で試験に臨んでください。
〇マスクと消毒・手洗い
・当日はマスクを着用していないと入場できない(現地でのマスクの配布なし)
・試験室への入室前にはアルコール消毒を徹底する
・会場では手洗い・うがい等の感染予防対策を行う
受験票との写真照合時のみ一時的にマスクを外すほかは、基本的にマスク着用となりそうです。
昼食時も他の受験者との密集を避けて接触を控える、行列となる場合は他の受験者との距離を保つ等、普段より行動に気を付けるよう注意喚起がされています。
〇試験会場の対応
・窓やドアを定期的に開放して換気を行う
・科目試験終了ごとに机や椅子のアルコール消毒を行う
・消毒用アルコールおよびハンドソープを配備する
・ゴミ箱は使用禁止(ゴミは持ち帰り)
アルコール消毒については、手指の荒れが気になる方はアルコール入りのハンドクリーム等を持参すると良さそうです。また、当日の天候次第ではありますが換気で空調が十二分に効かない可能性も考えられます。熱中症対策の準備を怠らないようにしましょう。
注意事項を守らない、当日に試験管の指示に従わないなどの場合は受験拒否・停止の可能性にまで言及しています。
新型コロナウイルスの影響は令和2年度(第70回)に留まらず翌年以降にまで響く可能性もありますので、ここで感染拡大が起きてしまうと来年以降の税理士試験の実施そのものにも関わることが懸念されるためと考えられます。体調不良や該当の症状でやむなく欠席となった場合でも残念ながら再試験は行われないようですが、体調を隠して無理に受験するようなことが無いことを願っています。
新型コロナウイルスの影響はまだまだ予断を許さない状況で、税理士試験の当日までの間にさらなる変更が生じる可能性も残っています。
最新の情報をチェックして試験に備えておきましょう。
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