公認会計士の副業とは

公認会計士は副業できる?可能なケースと注意点・おすすめの副業を徹底解説

2026/06/09

公認会計士は高度な専門知識と実務スキルを備えた資格職であるため、その経験を活かして本業以外に副業・兼業へ取り組むこと自体は、勤務先が認めている範囲であれば十分に可能です。

実際に代表的な副業の例としては、スタートアップや中小企業の社外CFO(最高財務責任者)として経営管理を支援するケースや、専門学校・大学・研修機関などで講師を務めるケースなどが挙げられます。

ただし、公認会計士であれば誰でも自由に副業できるわけではありません。

まず前提として、勤務先の就業規則や内部規程で副業が許可されているかどうかを確認する必要がありますし、仮に制度上認められていたとしても、本業の監査・会計業務に支障が出ないかという点は慎重に見極めなければなりません。

さらに公認会計士という職業の性質上、独立性の問題や利益相反にも十分注意が必要です。たとえば、監査先やその関係先に対してコンサルティングを同時提供してしまうことや、利害関係者と競合する立場に入ることは、大きなリスクになり得ます。

そこで本記事では、公認会計士が副業を始めるにあたってまず確認しておきたいポイントや、実際に取り組みやすいおすすめの副業分野について詳しく解説します。

あわせて、副業を行うことによるメリットや、事前に押さえておくべき注意点についても整理していきますので、ご自身の知識・経験を活かした新しい働き方を検討する際の参考として、ぜひ最後までご覧ください。
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公認会計士は副業できる?

副業が注目される背景

近年は、企業側でも働き方の多様化を前提に制度を見直す動きが増えており、副業禁止を原則としていた会社でも、条件付きで兼業をOKとするケースが目立つようになってきました。
公認会計士は、会計、監査、財務、内部統制、経営管理などに関する専門知識と実務経験を保有する人材であり、一般的な会社員よりも副業で活用できるスキルの幅が広い資格職といえます。
そのため、本業で培った能力を別の案件でも発揮しやすく、収入アップやキャリアアップ、スキルアップを目的に副業を検討する会計士が増加しているのも自然な流れです。
もっとも、公認会計士であれば誰でも自由に副業できるわけではありません。
まず確認が必要なのは、勤務先の就業規則、所属組織の規定、雇用契約の内容です。副業禁止のルールがあるにもかかわらず無断で活動すれば、勤務先との信頼関係に問題が生じ、懲戒処分や評価低下などのトラブルにつながる可能性があります。
特に監査法人、会計事務所、事業会社、コンサルティングファームなどでは、情報管理や競合関係、独立性の観点から外部業務に制限を設けていることも珍しくありません。
加えて、公認会計士は単なる有資格者ではなく、専門性と信頼を前提にクライアントや投資家、経営陣、取締役、各種ステークホルダーと向き合う立場です。
守秘義務、独立性、利益相反、業務範囲の適切な管理は必須条件であり、たとえ副業の内容が魅力的でも、本業とのバランスを欠けば本末転倒です。
副業を考える際は、「できるかどうか」だけでなく、「勤務先の許可が取れるか」「本業に支障がないか」「将来のキャリアにプラスか」「リスク対策は十分か」といった条件を事前に整理することが重要です。

監査法人勤務の場合

監査法人に所属する公認会計士の副業可否は、法人ごとのルールや独立性に関する考え方によってかなり差があります。
中小規模の監査法人では、一定の手続きや事前申請を前提に、副業や非常勤案件への従事を認めるケースもあります。
一方で、BIG4をはじめとする大手監査法人では、独立性やコンプライアンスを重視する傾向が強く、制度上は可能性があっても、実務上はかなり限定されるのが一般的です。その理由は明確で、監査業務では第三者としての客観性が何より重視されるからです。
仮に副業先が監査先やその関係会社、競合企業、取引先、投資先などと近い関係にあると、会計監査の信頼性に疑念を持たれるおそれがあります。
さらに、監査法人では株式保有、顧問契約、コンサルティング業務、セミナー講師、執筆、社外役員、IPO支援、DD、M&A関連アドバイザリーなどについても細かなルールを定めていることがあります。
したがって、監査法人勤務の会計士が副業を検討するなら、「一般論ではできるらしい」というレベルで判断するのではなく、所属法人の就業規則、独立性ルール、申請方法、禁止対象、競合チェックの範囲まで具体的に確認することが必要です。
副業の内容次第では、たとえ本人に悪意がなくても、本業の監査チームやインチャージ、マネージャー、パートナーの判断でNGとなるケースもあるため、事前相談は欠かせません。

一般企業勤務の場合

事業会社や一般企業、ベンチャー企業、上場企業の管理部門、経営企画、経理業務、財務部門、内部監査部門、経営管理部門、CFO直下の組織などで勤務している公認会計士であれば、監査法人勤務に比べると、副業の選択肢は広がりやすい傾向があります。
近年は、副業制度を導入する企業が増え、正社員であっても土日や休日、勤務時間外を活用して別案件に従事する働き方が浸透しつつあります。
ただし、こちらも自由というわけではありません。
まず重要なのは、本業の仕事に支障を出さないことです。残業が多い環境でさらに副業を重ねると、時間や体力の確保が難しくなり、業務内容の質が落ちるリスクがあります。
また、勤務先のクライアント情報、財務データ、資金調達計画、決算情報、半期の開示準備、M&AやIPOに関する未公表情報など、専門職として触れる情報は機密性が高いものが多く、守秘義務違反や情報漏えいには特に注意が必要です。
さらに、勤務先と競合するビジネスに関わる副業や、社外で似た領域のコンサルティング業務を実施する場合は、利益相反や信用毀損の問題が発生する可能性があります。
したがって、一般企業勤務の会計士が副業を始める際も、就業規則、兼業規定、許可の要否、申告方法、禁止対象、競合範囲などを確認し、勤務先にとって問題のない形で進めることが大切です。

独立・開業会計士の場合

独立した公認会計士やフリーランスとして活動する有資格者の場合、会社員のように「本業」と「副業」を厳密に分ける感覚は薄くなります。
案件ごとに契約し、複数のクライアントを担当する働き方が基本になるため、講師、執筆、コンサル、顧問、経理代行、記帳支援、資金調達サポート、事業再生、FAS、DD、IPO準備、内部統制の構築支援など、幅広い業務へ展開しやすいのが魅力です。
特に独立直後は、安定した顧問先や継続案件を十分に確保できないこともあります。
そのため、収入源を複数持つ意味でも、講座、専門学校の非常勤講師、Webメディアのコラム執筆、書籍監修、セミナー登壇、YouTube、SNS発信、クラウドソーシング経由の業務などを組み合わせることは、現実的な戦略になり得ます。
小規模に始めた活動が、将来的に事務所の代表としての実績づくりや人脈構築、顧問契約の獲得につながるケースも少なくありません。
一方で、独立・開業後に従業員を採用し、事務所や法人として組織を運営するなら、話は少し変わります。自分自身が経営者であり、同時にルールをつくる側にもなるため、スタッフの副業許可や制限、情報管理、業務範囲、競合対策などの仕組みを整備しなければなりません。
つまり、独立は自由度が高い反面、管理やマネジメントの責任も増えるということです。

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公認会計士が副業をするメリット

収入源の分散・安定

公認会計士が副業に取り組む大きなメリットの一つは、収入源を分散できる点です。
給与や報酬を一つの勤務先だけに依存していると、異動、評価、景気変動、組織再編、ポジション変更などの影響を受けやすくなります。しかし、本業とは別に副収入を持っていれば、家計や将来設計の安定につながります。
また、公認会計士は専門性の高い資格職であるため、一般的なアルバイトよりも時給や報酬の相場が高くなりやすい傾向があります。
会計、監査、財務、経営管理、内部監査、開示、決算、連結決算、申告、記帳、分析、チェック、コンサルティング業務など、専門知識を必要とする領域は需要が根強く、短時間でも価値を発揮しやすいのが強みです。

スキルの拡張とキャリアアップ

副業の価値は、単なる収入増だけではありません。本業とは異なる業種、規模、フェーズ、組織体制の企業に関わることで、実務経験の範囲を広げられる点も大きなメリットです。
たとえば、監査法人勤務では会計監査が中心でも、副業ではベンチャー企業の資金調達支援、IPO準備、内部統制づくり、管理部門の立ち上げ、クラウド会計の導入、CFO補佐、経営陣へのアドバイスといった、より経営に近い業務へ参加できることがあります。
そのような経験は、将来的な転職活動でも強いアピール材料になります。
転職先の選択肢として、会計事務所、税理士法人、コンサルティングファーム、FAS、事業会社、ファンド、スタートアップ、上場企業の経営企画や経営管理部門、最高財務責任者候補などを視野に入れる場合でも、副業実績は評価されやすいでしょう。
特に未経験分野へ挑戦したい場合、副業で先に実務経験を積んでおくことは有効な手段です。

人脈形成・将来の独立準備

副業は、新しい人脈を広げる機会にもなります。
本業だけでは接点のなかった経営者、投資家、士業、コンサルタント、事業会社の管理部門メンバー、大学や専門学校の講師、メディア関係者などとつながることで、将来的な案件獲得や転職、独立のチャンスが広がります。
知人からの紹介や、過去の副業先からの継続依頼によって、仕事が安定するケースもあります。
特に将来的に独立や開業を希望する会計士にとって、副業は非常に実践的な準備の場です。
営業、契約、報酬設定、納品、クライアント対応、スケジュール調整、価値提供の方法などを経験できるため、本格的に独立する前に自分の強みや市場ニーズを把握しやすくなります。
副業での実績は、そのまま事務所づくりやブランド構築の土台になる可能性があります。

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副業を始める前に確認すべきポイント

就業規則・所属団体の規定を確認する

副業を始める前に最優先で確認すべきなのは、勤務先の就業規則や兼業規定です。
会社によっては副業禁止を明記している場合もありますし、禁止ではなくても事前申請や許可を必須としているケース、特定の職種や業界のみ制限しているケースもあります。
監査法人、一般企業、会計事務所、コンサルティングファームなど、所属先によってルールの厳しさは異なります。
仮に「少額だから大丈夫」「土日だけなら問題ない」と自己判断してしまうと、後から発覚した際に大きな問題へ発展するおそれがあります。
就業規則違反として懲戒処分の対象になることもありますし、社内評価や昇給、昇進、今後のポジションにも影響しかねません。
副業を安全に始めるには、規定の有無、申告の流れ、許可条件、競合制限の範囲などを事前に確認し、必要なら上司や人事、コンプライアンス部門に相談することが大切です。

本業とのバランス

副業は魅力的な収入源やスキルアップの機会になりますが、本業とのバランスを崩せば意味がありません。
公認会計士の仕事は、決算期、半期対応、監査対応、内部統制の整備、クライアント対応、書類チェック、分析、チームマネジメントなど、時期によって負荷が大きく変動します。
そのため、空いた時間をすべて副業に充てるような働き方は、長期的には続けにくいでしょう。
また、疲労や時間不足が積み重なると、判断ミスやミスコミュニケーションが発生しやすくなり、本業にも副業にも悪影響を与えます。
副業を成功させるには、土日や休日、夜間の使い方を含めて無理のないスケジュールを組み、年間を通じた繁忙期・閑散期も考慮する必要があります。副業は数をこなすことより、継続できる範囲で質の高い仕事を積み上げることが重要です。

守秘義務・独立性の保持

公認会計士が副業を行ううえで特に注意すべきなのが、守秘義務と独立性です。
たとえば、監査業務に従事している会計士が、同じクライアントやその関係会社に対してコンサルティング業務を提供すると、客観性や中立性に疑念が生じます。
監査は第三者としてチェックする役割であり、コンサルティングは企業価値向上や経営支援のために助言する役割です。両者を同時に担うと、利益相反が問題となりやすくなります。
また、一般企業勤務や事業会社勤務の場合でも、自社の未公表情報、事業戦略、投資計画、資金調達方針、再生計画、M&A案件などに触れていることがあります。
こうした情報を知ったうえで類似分野の副業へ関与すると、意図せず守秘義務違反や競合問題を引き起こす可能性があります。副業選びでは、仕事内容そのものの面白さだけでなく、本業との関係、利害関係者との距離、情報管理上のリスクまで考慮することが大切です。

税務処理の準備

副業を始めるなら、税務面の準備も欠かせません。
副業で得た所得が年間20万円を超える場合、原則として確定申告が必要になります。ここでポイントになるのは、判定基準が「収入」ではなく「所得」であることです。つまり、売上や報酬の総額ではなく、必要経費を差し引いた後の金額で判断します。
副業による収入は、内容や継続性によって事業所得または雑所得に区分されるケースが多く、場合によっては住民税の取扱いも意識する必要があります。
継続的にコンサルや顧問業務を受託しているなら事業所得に近づきやすく、単発の講師料、原稿料、監修料などであれば雑所得として扱われることもあります。
所得区分によって記帳、必要経費、帳簿作成、申告方法、納付、控除の考え方が変わるため、事前に整理しておくと安心です。

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公認会計士におすすめの副業5選

① 専門学校・大学などの講師業

公認会計士試験や簿記、会計、財務、監査、経営管理などを教える講師業は、会計士に人気の高い副業です。
予備校、専門学校、大学、研修機関などで講座を担当するほか、答案の採点、受験生への指導、セミナー登壇なども含まれます。合格者としての経験や論文、科目学習のノウハウを伝えられるため、受講者にとっても価値が高く、やりがいを感じやすい仕事です。
また、教えることで自身の知識が整理され、専門知識の再確認や説明能力の向上にもつながります。将来的に教育分野へ広げたい人や、発信力を高めたい人にも相性のよい選択肢です。

② 会計・税務関連メディアでの執筆・監修

会計、税務、監査、経理、経営、M&A、IPO、内部統制、資金調達などのテーマで、Webメディア、ブログ、書籍、コラムに関わる仕事もおすすめです。
専門的な内容をわかりやすく解説できる公認会計士は需要があり、監修、執筆、記事作成、チェック、書籍協力など、さまざまな形で活躍できます。
Web上で専門性を可視化できれば、メディアや企業から依頼が来る可能性も高まりますし、転職活動や独立時のアピール材料にもなります。

③ 非常勤の監査・内部監査業務

監査法人での実務経験がある会計士なら、非常勤の監査、内部監査、内部統制、J-SOX対応、開示書類チェック、決算レビューなどは比較的入りやすい副業分野です。
特に上場準備企業や上場企業、中小企業の管理部門では、経験者人材のニーズが高まる場面があります。
こうした案件は、知人経由の紹介のほか、会計士向けエージェント、求人サイト、転職サイト、人材紹介会社、クラウドソーシングなどを通じて見つかることがあります。
非常勤であっても、専門性が高いため報酬水準が比較的高めに設定されることもあり、実務との親和性が高い副業といえます。

④ コンサルティング・顧問業務

公認会計士の専門性を最も活かしやすい副業の一つが、コンサルティングや顧問業務です。
対象はベンチャー企業、中小企業、個人事業主、スタートアップ、場合によっては事業会社の経営者など幅広く、会計、財務、資金調達、経営管理、管理体制づくり、予算策定、KPI管理、クラウド会計の導入、バックオフィスの整備など、支援領域も多岐にわたります。
単発のアドバイスよりも、継続的な顧問契約へつながると安定収入を得やすくなります。
信頼関係を構築できれば、他案件の紹介や長期契約にも発展しやすいため、将来的な独立や開業を見据える人にとっても魅力的です。

⑤ アフィリエイト・YouTubeなど情報発信型副業

情報発信型の副業も、公認会計士との相性が良い選択肢です。
ブログやYouTube、SNSを通じて、会計、税務、監査、資格試験、転職、キャリア、経営、投資、IPO、M&Aなどについて発信することで、広告収入、アフィリエイト、講座販売、案件獲得などにつながる可能性があります。
もちろん、始めてすぐに大きな収益が出るとは限りません。
継続的な更新、企画力、発信力、コンテンツの質、視聴者との信頼構築などが必要で、成功までには時間がかかることも多いでしょう。それでも、専門家としての認知拡大、ブランディング、営業コストを抑えた集客手段としては非常に有効です。執筆より動画が得意な人にとっては、YouTubeは挑戦しやすいフィールドかもしれません。

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副業を成功させるポイント

時間管理と目標設定を明確に

副業を長く続けるには、時間管理が最重要です。
本業が忙しい時期にも無理なく回せる業務量なのか、土日や夜間だけで対応可能か、月間・年間でどの程度の稼働を想定するのかを事前に決めておく必要があります。目先の報酬だけで複数案件を受けすぎると、疲労や品質低下を招き、本業にも悪影響が及びかねません。
また、「何のために副業をするのか」という目的も明確にしておくべきです。
収入向上、スキルアップ、人脈づくり、独立準備、転職先の幅を広げるためなど、目的が違えば選ぶ案件も変わってきます。目標が曖昧だと、単価の低い案件や将来につながりにくい業務に時間を使ってしまうことがあります。

長期的なキャリア戦略を持つ

副業は、その場の収入を得る手段としてだけでなく、長期的なキャリア戦略の一部として考えることが大切です。
たとえば、将来的に独立したいなら顧問やコンサル案件を増やす方向が有効ですし、転職を視野に入れるなら、IPO、FAS、DD、経営企画、内部監査、CFO補佐など、市場で評価されやすい領域の経験を積むことがプラスになります。
求人情報や転職サイト、求人サイト、エージェント、人材紹介会社を眺めると、今どのようなスキルや業務経験に需要があるのかが見えてきます。
管理部門・士業系の求人情報を参考にするのも一つの方法です。副業で得る経験を、本業の評価、転職活動、将来的な独立や開業にどうつなげるかまで考えておくと、活動全体に一貫性が生まれます。

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まとめ|公認会計士の副業は「計画的に」始めよう

公認会計士の副業には、講師、執筆、監修、非常勤監査、内部監査、コンサルティング、顧問、情報発信など、多数の選択肢があります。
資格と専門性を活用しやすく、収入アップ、スキルアップ、キャリアアップ、人脈形成、独立準備といった多くのメリットが期待できる点は、大きな魅力です。
その一方で、副業は何でも自由にできるわけではなく、勤務先の就業規則、副業禁止規定、許可の要否、本業とのバランス、守秘義務、独立性、税務処理など、事前に確認すべき注意点も少なくありません。
特に監査法人や上場企業、機密性の高い案件を扱う職場では、軽い気持ちで始めるとトラブルや懲戒処分につながるリスクもあります。
だからこそ、公認会計士が副業を成功させるためには、事前準備と戦略が重要です。自身の経験、専門知識、実務スキル、将来の希望、働き方の理想を整理したうえで、どの案件が自分に合っているかを見極めることが必要になります。
計画的に取り組めば、副業は単なる収入源ではなく、将来の可能性を広げる有力な手段になります。専門職としての価値をさらに高めたい会計士にとって、副業は十分に検討に値する選択肢といえるでしょう。

投稿者情報

現役公認会計士カズ
現役公認会計士カズ現役公認会計士・税理士
公認会計士資格を取得しており、現役で公認会計士として仕事をしています。税理士資格も持っていますので、財務、会計、税務、監査などの専門的な業務経験も豊富にあります。ライターとして5年以上執筆しており、専門的でリアルな内容が好評いただいています。

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