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税理士に将来性はある?これからの税理士のあり方を考えよう

2017/01/23

税理士は専門的な知識と技能で顧客の納税を助ける仕事です。税金のシステムは複雑で、悪意はなくても税金の申告を誤ってしまうと脱税などの容疑がかけられてしまいます。企業や個人の信用を損なわないためにも税理士のサポートのもとに正しい納税を行うことがすすめられてきました。しかし、そんな税理士という仕事への信頼性がゆらいでいます。

税理士という仕事が絶対的な存在ではなくなり、企業内で納税だけに特化した役職を置くことにも議論がなされるようになりました。近い将来、税理士という仕事はなくなってしまうのでしょうか?

若い税理士やこれから税理士を目指す人なら不安に思ってしまうだろうポイントについてここでは詳しくまとめてみました。

税理士の企業内での地位はゆらいでいる?

これまで税理士がどうして将来性のある仕事として信頼を得てきたのかというと、一般人の納税に対する知識が不足していて専門家の意見が常に求められてきたからです。そのため、企業には顧問の税理士が固定されているケースも多く、専属の税理士を雇用している企業も見られました。

しかし、そんな税理士の立場はゆらぎつつあります。

まず、インターネットの普及によって納税への知識が簡単に手に入りやすくなり、専門的な勉強をしてこなかった人でも納税対策に従事できる環境が整備されたことが挙げられます。

また、不況の影響もあって企業の余剰人材が問題になったとき、税理士の必要性が見直される風潮ができたのです。少なくとも以前ほど税理士が企業の中で安定した立場にいるとはいえないでしょう。

学生生活に税理士資格を取得する意味

このような税理士の現状を見つめると学生たちは税理士資格を取得することに意味があるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

税理士という仕事の不安定性を意識してしまうと、ほかの仕事を目指したほうが安泰なのではないかと考えてしまうのは自然な流れです。しかし、税理士資格を取得することで不利に働くことはまずありません。たとえ専業の税理士になるわけではなくても、納税に関して専門的知識があるという経歴は必ず就職活動でプラスに働きます。

経理や総務を目指す人ならなおさら採用担当者から好印象を残すことでしょう。社会の仕組みを知り、仕事に深みを感じることができるという点で税理士資格を取得する意味は大きいです。

税理士がいずれなくなる可能性とは

若い税理士からすると、税理士はいつかこの世から消えてしまうのではないかと不安になるのではないでしょうか。

その理由のひとつが中小企業の衰退です。不況によって税理士が顧客としてきた中小企業がつぎつぎと倒産し、税理士は顧客を減らしました。出費を抑えるために中小企業は税理士を雇わない傾向があります。

しかし、すべてを不況のせいにするのは早計です。不況であっても売上げを伸ばしている企業や個人事業主もたくさん存在します。そんな顧客のアンテナに留まるためには、これからの税理士は与えられた仕事をこなすだけでなく企業を良い方向に導く姿勢が求められます。それができる税理士であれば末永く生き残っていけるでしょう。

税理士に将来性はあるか

税理士はこれらかの時代で先行きが不透明で将来性が疑わしい仕事だといわれます。しかし税理士に限らず、世間に存在する仕事は先行きが不透明なものほうが多いくらいです。

人工知能が発展すれば専門職だと思われていた仕事を誰でもコンピュータやロボットに委ねられるようになり、多くの仕事が『過去の仕事』として淘汰されるでしょう。そんなとき、ロボットにできない仕事があります。それは顧客にマッチしたニーズに細かく提案することです。

納税というプロセスを通じ、企業に貢献して従業員の幸福に影響できるような税理士の需要は常に存在し続けます。これから税理士を目指す人が意識すべきなのは、『とりあえず資格があれば将来が安心』という考えではなく、いかに資格を武器にするかという発展的思考なのです。

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