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税理士の平均年収ってどれくらい?年代別の実情

世間一般では高収入というイメージの強い税理士ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
税理士資格の合格までにかかる年数は平均で8~9年と言われており、国家資格の中でも最難関の部類に入ります。
これから税理士を目指そうとしている方の中には、本当に長期間の労力をかけてまでの価値がある資格なのか疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は税理士の年収事情について解説してみます。

そもそも税理士とは?

税理士とはその名の通り、税金に関する専門家のことを言います。
税理士には税務代理、税務書類の作成、税務相談の3つの独占業務があり、これらの独占業務は税理士だけが行うことが出来ます。

クライアントとなる相手も様々で、企業の経営者や個人事業主、資産家といったように法人から個人まで多岐にわたります。
そのため、お客様のお金を管理するという意味でも非常に責任が重い仕事でもあり、やりがいがある仕事とも言えるでしょう。

そこで気になるのは年収ですが、税理士全体の平均としては約700万円になります。
ただし、この内訳はサラリーマンとして働いている勤務税理士や独立している開業税理士、あるいは60代以上のような第一線を退いている税理士のように様々な立場の税理士を一まとめにした数字のため、一概に判断するのは難しいかもしれません。
そこで、年齢層と勤務形態の事例を使ってもう少し具体的に解説していきます。

20〜30代の平均年収は?

20〜30代全体の勤務税理士の平均年収はおよそ400~600万円と言われています。
具体的には従業員数が5〜20名程度の個人の会計事務所に勤務している場合ですと、実務経験を3年〜5年ほど積むことが出来れば500万円ぐらいには到達するかと思われます。
一方、50名~数百名ほどの大規模の税理士法人ですと、上記の実務経験でおよそ600万円以上は到達することができ、役職によっては年収800〜1,000万円に到達する場合もあります。

このような差が出る理由としては、担当しているクライアントの件数や業務の専門性も大きく関連しているためです。
大規模の税理士法人は個人の会計事務所で行なっているような中小企業に対する税務申告書の作成だけでなく、組織再編や事業承継、あるいは国際税務といった専門性の高い業務を行なっている所が多いのです。
また、100名以上の従業員を抱えている税理士法人では30代でマネージャーとして抜擢されることもあるため、上記のような高年収も期待出来るのです。

20〜30代の税理士の数は税理士全体の約10%と言われており、非常に希少価値が高いです。
そのため、未経験からのスタートですと年収は約300万円(大手の事務所だと400〜450万円ほどになる場合もある)からの事務所が多いですが、その後のキャリアの積み方次第でいくらでも年収アップを見込める可能性が高い世代といえます。

40代の平均年収は?

40代の税理士の平均年収についてはおよそ700~800万円と言われています。
この世代ではひと通りの会計業務を経験して幹部候補やマネージャーになっているケースも少なくありません。
そういった役職者の場合、年収1,000万円を超えることが珍しくありません。

また、勤務時代に培った経験や人脈を生かして独立する税理士が多いのもこの年齢層と言えます。
開業税理士の平均年収は約3,000万円前後と言われており、戦略次第では勤務時代を大きく上回る年収を実現することも可能です。
しかしながら、近年では全体の税理士の数の増加と中小企業の減少の影響もあり、一昔前に比べて税理士も競争が激しくなっています。

そのため、独立を視野に入れるならより入念な準備が必要になります。
独立にあたっての開業資金はどのぐらい必要なのか、顧客はどのようにして獲得していくのか、勤務時代培った業務の中でどういった専門性を強みにしていくのか、個人で運営していくのか、あるいは従業員を雇って規模を拡大していくのかといった長期的な視点を持つことも重要になります。

クライアントの確保について見込みが立てられない場合は独立のリスクが高く、先行きを考えて勤務税理士を選択する方が増えつつあります。
立場の選択肢が与えられている分、選択によって収入に差が出やすいのがこの世代の傾向といえます。

組織規模や働き方によって年収はさまざま

税理士という仕事は組織の規模や勤務体系によって年収は幅広く、年齢に関係なく経験さえ積むことが出来れば確実に年収アップを見込める仕事だと言えるでしょう。
独立して開業税理士として成功できれば、勤務税理士では実現することが難しいような年収を稼ぐことも不可能ではありません。
ただし、冒頭でも言ったように資格取得には長期間にわたって勉強を続けなければならず、税理士資格の取得は容易ではありません。資格を取得してからも勉強を続けて実務経験を積んでいく必要があります。

一方で経験を積めば積むほど努力が報われる仕事でもあり、クライアントからの感謝の言葉は努力の評価として慰労してくれるでしょう。
税理士として高年収を目指すことは苦労の連続となりますが、それだけの価値を持つことができれば励みになるのではないでしょうか。

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