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会計事務所の内定が取れる履歴書・職務経歴書

会計事務所から採用される履歴書・職務経歴書の書き方とは

2021/06/15

会計事務所の就職には一般的な事業会社の応募時と同様に書類選考のために「履歴書」「職務経歴書」が必要になります。

これまでの経歴が応募先との業務内容にマッチするかどうかをチェックする大切な書類になりますが、念願叶って採用されるには、どのような書き方が望ましいのでしょうか?

今回は、会計事務所で採用されるための、履歴書や職務経歴書の書き方のポイント、採用担当者が応募書類のどんな点をチェックしているのかについても紹介します。

Contents

会計事務所で採用される人材とは?

会計事務所経験者を優遇

内定が出る、採用される可能性が高い人材は、やはり基本的には「会計事務所経験者」になります。未経験であっても、税理士の「科目合格者」や「日商簿記」などの資格があれば、採用されることもあります。

しかし、資格保有者でも「経験あり」と「経験なし」の両方からの応募があった場合、「経験あり」の方が優遇されるケースが多いです。

優遇される理由について

というのも、税務の仕事は単に税金を計算するだけではなく、収める税金を計算した結果、経営にどのような影響が予測されるのか、企業経営を「俯瞰して捉える見方」が求められます。また、その予測内容を経営者にアドバイスできるコミュニケーション力も必要になります。

これは決して、一朝一夕でできるものではなく、やはり経験が物を言います。したがって、会計事務所の経験があり、決算補助や税務・会計資料の分析、または関連する業務に関わったことがあるなら、履歴書、職務経歴書に詳しく記入しましょう。

未経験の場合はどうすれば良い?

有資格者であっても未経験の場合はどうすれば良いのでしょうか。資格を持っているだけでは、アピール力に欠けるため、資格以外で「強み」となる要素を取り入れましょう。

例えば、「コミュニケーション力」もいいと思います。会計事務所であっても、顧客(クライアント)とのコミュニケーションは必須ですし、事務所内でも円滑に業務をすすめるためにはコミュニケーション力は必須と言えるでしょう。

もし、あなたが他の業界・職種から、会計事務所への就職を考えているなら、営業職に在籍していた場合は「営業実績」、企画職なら「実施したプロジェクト」「担当実績」など実際に自分自身の強みとなることを記入しましょう。

また、実績名だけでなく、その実績に至ったエピソード形式でまとめておくと、コミュニケーションに必要な「人との関わり方」が具体的にイメージしやすくなります。

会計事務所に就職・転職する上で大切なのは「志望動機」

志望動機は、会計事務所に限らず、就職・転職活動を行う中での書類選考、あるいは面接などで一番チェックされる項目です。この志望動機をしっかり答えられるかどうかが「合否のカギ」といっても過言ではありません。

なぜなら、採用担当者は、事務所が求める人材ニーズと、応募ニーズがマッチするかどうかを見極めたいためです。では、志望動機を考える上で何を重視したらよいのでしょうか?

そのポイントは3つ。「会計業界を選んだ理由」「志望する会計事務所を選んだ理由」「自分のキャリアゴール」です。

志望動機を書く上で抑えるべきポイントや、未経験者、経験者ごとの志望動機の書き方事例などを紹介していますので、詳しくはこちらも合わせてご一読ください。

基本的な履歴書の書き方とマナー

志望動機は、応募した理由と入社後に実現したことをアピールするものですが、履歴書は、そもそもどのような人物なのかを表す「顔」のようなもの。多くの応募者の中から選ばれるには、履歴書の書き方にも注力しましょう。

とはいえ、「履歴書を正しく書くにはどうすればよいの?」「自分の履歴書は採用担当者の目に留まるのだろうか?」など、履歴書に関して感じている疑問も多いはず。そこで、採用担当者の目に留まる履歴書の書き方を徹底チェックします。

チェック(1)提出年月日を忘れずに明記

日付記入欄には、郵送または持参する当日の日付を記入します。西暦よりも元号を使うのが一般的です。空欄、修正液で消して書き直しての使いまわしは、イメージダウンに繋がるので控えましょう。

チェック(2)履歴書の「顔」には最大限の気配りを

写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用しましょう。撮影は、スピード写真より写真店での撮影がおすすめです。服装は、顔が映えるように濃色のスーツが最適です。

貼る際は枠と同サイズで真っ直ぐに。剥がれた場合を考え、裏には名前を明記しましょう。

チェック(3)必ず連絡が取れる場所の番号を

在職中や一人暮らしの場合など、確実に連絡の取れる時間帯や電話番号を明記しましょう。住所はアパート・マンション名まで記入します。

チェック(4)学歴記入時の注意点

小中学校に関しては、卒業年次のみでOK。高等学校、専門学校、短期大学、大学については、入学年次と卒業年次の他、専攻した学部、学科等も明記しましょう。高等学校については国公立・私立の区分もお忘れなく。

チェック(5)職歴記入時の注意点

原則として、すべての入・退社暦を記入します。配属部署も明記すれば、より詳しい経歴が分かるので部署の記入を推奨します。退社理由は「一身上の都合により」でOK。会社倒産など理由が書ける場合は簡潔に記入しましょう。

チェック(6)資格記入時の注意点

経理や税理士の資格はもちろん、自動車免許、英語検定、TOEIC他、持っている資格はすべて書きましょう。何か資格取得に向けて勉強中の場合も、その旨も記入しましょう。

チェック(7)趣味・特技には何か一言

「読書」「音楽鑑賞」「ゴルフ」などと書くだけでなく、好きな作品や経験など、ひと言を添えるとあなたの人柄がより伝わります。

採用担当者はどんなところを見ている?

「何とかご縁がありますように…」と、思いを込めて作った履歴書や志望動機ですが、受け取る側は、どんな点に着目しているのでしょうか。実際に会計事務所の採用担当者の方に伺ってみました。

封書に貼られた切手が曲がっていない

「切手まで丁寧に貼るくらい気持ちを込めて応募して下さったのだ!と、身を引き締めて履歴書を拝見する気持ちになりました。」
(渋谷区の会計事務所:H先生)

具体的に勉強したこと・身についたこと

「例えば、勉強などをしていた期間を『職歴が空白の時間』と捉えるのはマイナス印象になってしまうかと思います。補足で『どんな勉強をしてどんなことが身についた期間だった』ということをアピールしている履歴書は、前向きを感じて好印象でした。」
(渋谷区の会計事務所:A先生)

「その企業・事務所への志望動機」が明確である

「経理の勉強がしたいとか将来税理士になりたいという方は向上心が旺盛でいいのですが、『うちの事務所だからこそ働きたい』わけではないのかな?と残念な気持ちになることもありますね。」
(品川区の会計事務所:S先生)

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履歴書の書き方FAQ

知っているようで知らない正しい履歴書の書き方とは?いざパソコンに向かっても「どう書けば...?」と悩んでしまうことなど、履歴書作りには案外疑問がたくさん。ふと気になった疑問・質問はここでチェックしましょう。転職ビギナーもこれで安心です!

字を書くのが下手なのでパソコンで作成してはだめですか?

手書きであっても、パソコンであっても書類選考の結果に影響を出ることはありません。大切なのは、記載内容が的確に表現できているかという点です。

それでも、どちらにするか迷うなら、パソコンでの作成をおすすめします。パソコンなら手書きよりも見やすく、書類の作成力など、ビジネススキルを測る材料として見ている担当者もいます。

業種ごとの入社・退社の表記法を教えて下さい。

職歴を記入する場合、企業は「入社」「退社」、会計事務所、病院、財団法人などに勤めていた場合は「勤務」「退職」、公務員であれば「奉職」「退職」という使い方をします。

(記入例) 「平成5年 A会計事務所 勤務/平成15年 一身上の都合で退職」

派遣やアルバイト、パートは職歴欄に記入した方が良いですか?

勤めていた期間が長く、応募する会社や事務所にアピールできる内容のものであれば記入すると良いでしょう。社名・事務所名だけでなく、どんな部署でどんな仕事に携わっていたかを書くとより効果的です。派遣の場合は、派遣会社の名前も忘れずに記入しましょう。

転職回数が多く、短期間で辞めた会社もあります。自分に不都合な職歴は書かなくても大丈夫ですか?

履歴書にはすべて記入するのが原則。隠すよりも、今回の応募に際しての熱意などと結びつけ、前向きな姿勢を伝える方が得策です。万が一、嘘を記入して採用になっても、雇用保険の手続き等の際に分かってしまうので注意しましょう。

離職期間が長くて、マイナスイメージをもたれないか心配です。

通常3ヶ月程度の失業期間なら大丈夫。でも、思いの他、求職活動が長引いているという人も少なくないはず。

そんな時は「○○資格取得に向けて勉強をしていました」「スキルアップに向けて○○を行っていました」など、志望動機欄などを使って、離職期間中に得たモノなどを書いて、仕事への意欲を伝えましょう。

子育ても一段落したので、再就職したいです。不利にならないアピール方法を教えて下さい。

主婦の方の再就職というと、ブランクが長いとIT化が進んだ職場環境にすぐ順応できるか、家族の理解はあるのか、など採用者側も慎重になる部分も多いもの。

そこで、応募動機はもちろん、再就職するに際してどんな準備をしていたか、通用しそうなスキルについてなどをカバーレター等に書き、アピールする必要があります。また、子供が病気になった際の態勢が整っていることなども付け加えておくと良いでしょう。

何社も履歴書を書くのは正直、面倒くさい。コピーや使い回しはだめですか?

コピーや使いまわしは厳禁です!求職者の熱意や人としての常識を疑われてしまうこと可能性があります。また、誤字などを修正液で消して書き直すのも避けましょう。

会計事務所に「履歴書・職務経歴書」を郵送したいが、宛名をどう書けば良いですか?

「採用担当の部署」宛に送るなら、「〇〇会計事務所 採用係 御中」、「採用担当者」宛なら「〇〇会計事務所 採用ご担当者 様」と書きましょう。「〇〇会計事務所 御中 採用ご担当者様」のように「御中」と「様」の両方を書くのはNGです。

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これさえ押さえれば大丈夫!「職務経歴書」の基本10箇条

職務経歴書は、企業にキャリアをプレゼンテーションする最大の「武器」です。採用に一歩近づくためにも、ここに挙げた10箇条をマスターして自分の実力を存分にアピールしたいものです。

業務内容、取得資格、研修など、具体性を持たせた内容に仕上げましょう。書類作成能力も問われますので、読みやすいレイアウトを工夫することも大切です。

  1. まずは自分の職歴を振り返って、情報を整理しよう。
  2. とくに指定がなければ書式に決まりはないが、履歴書と同じA4サイズ。1~2枚程度を目安に簡潔にまとめる。
  3. 手書きよりパソコンを利用した方がベスト。手書きの場合、レポート用紙等はNG。白無地の便箋を使用。
  4. 署名は必ず手書きで入れる。捺印も忘れずに。
  5. 形式は、年代順にまとめる「編年体形式」と担当した職務内容でまとめる「キャリア方式」が一般的。職歴をよりアピールできる形式を選ぼう。
  6. 書く内容の基本は、1.在籍期間 2.配属部署名 3.業務内容 4.役職 5.実績 の5つ。
  7. 職務内容と期間、実績は具体的に。1日の作業量、担当した顧客数など業務内容を数値化するのも効果的。
  8. 使用経験のあるOA機器、OS、ソフトなども忘れずに明記。
  9. 資格や研修参加など、業務に関連する事柄はどんどん盛り込もう。
  10. 未経験者は今までの経験に加えて自己PRも忘れずに。

履歴書サンプル
≪職務経歴書サンプル≫
も紹介しますので、記入する際の参考にしてみてください。

最重要!会計業界であるからこそ注意するべきポイント

記載内容に誤字脱字がないかチェックすること

会計事務所の業務はクライアントのお金に関連する業務が中心なため、ミスが許されず正確であることが求められる仕事です。

そのため、書類選考の際には履歴書・経歴書は誤字脱字が無いか、記入ミスや記入漏れなどは厳しくチェックしている事務所が多いのです。

自身の想いも込めて作成した履歴書・経歴書が誤字脱字などのミスで、面接までたどり着けなかったなんて理由はとても残念です。

提出する前に、必ず誤字脱字が無いか念入りに確認してください。

安心して転職活動をすすめるなら

もし、それでも不安であるようなら、転職エージェントに相談してみては如何でしょうか。

特に、会計事務所への転職を希望されているなら、会計業界専門の求人サービスや転職エージェントへご相談することをおすすめ致します。

全ての職種、業界を扱っている総合的な求人サービスや転職エージェントですと、一般的なマナーや全体的な市況感などについては話を聞けても、業界特有の知識や情報には詳しくないことが多いのです。

確かに扱っている求人数は多いのですが、会計事務所、税理士法人などで絞ると大きく求人数が減ってしまうことに気がつくと思います。

その点、専門的な求人サイト・転職エージェントであれば、webサイトに掲載されている求人情報は全て会計事務所、税理士法人、事業会社の経理などの会計業界の求人だけなので迷う心配もありません。

また、エージェントは常に会計事務所の採用担当者と求職者の方とお会いしているので、会計業界にも精通しており、会計業界で転職するためのノウハウも豊富に持っていますので安心してご相談いただけます。

エージェントは貴方の市場価値(想定年収の査定)なども分析してくれることはもちろん、不安なことなども相談できる転職アドバイザーでもあるのです。

苦労して作成した履歴書・職務経歴書についても、書き方のアドバイスもしてくれますし、ご一緒に内容のチェックだってしてくれるでしょう。

頼れるプロフェッショナルな転職エージェントを探し、貴方の就職・転職が成功するためのアドバイザーとして活用ください。

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