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BIG4の税理士法人で働きたい!仕事内容と年収を解説します

BIG4 と呼ばれている税理士法人は、若者たちの就職先として常に高い人気を得ています。実際、世界における就職人気ランキングでは、このBIG4が上位を独占しているのです。会計・経理の仕事を志している人にとっては当然、気になる存在だと言えます。ただ、BIG4と他の税理士法人や会計事務所では具体的に何が異なるのかはよくわからないという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、就職や転職を考える際の参考になるように、BIG4での業務内容や待遇などがどのようなものであるかを解説していきます。

☆BIG4の税理士法人とは?

■撮影用にレンタルしたスペースにて撮影を行っています。

そもそもBIG4とは何かというと、4つの国際会計事務所を指します。いずれも、19世紀半ばにロンドンで設立され、現在では20万人前後のスタッフを誇る超巨大会計フォームに成長しています。かつては世界に8つの巨大会計事務所が存在し、BIG8と呼ばれていた時代もありました。しかし、大手同士の合併などが行われて淘汰された結果、現在のBIG4が残ったというわけです。ちなみに、市場寡占の危惧によってこれ以上の合併は認められないだろうという推測から、BIG4はlast4と呼ばれることもあります。いずれにしても、長い歴史の中で膨大なノウハウを蓄積してきたこれらの事務所は、世界中の大企業や投資家から高い信用を獲得しており、他の中小事務所の追随を許さない存在となっているのです。日本においては、これらのメンバーフォームである税理士法人がBIG4ということになります。これらはBIG4が直接日本に法人を設立したわけではなく、日本にあった既存の監査法人と提携を結んで誕生したものです。そして、このBIG4と提携している監査法人は日本4大監査法人と呼ばれています。つまり、日本においてBIG4に就職するということは、4大監査法人のいずれかに就職するのと同義であるわけです。(※1)(※2)

※1『KAIKEI FAN』BIG4税理士法人は何故こぞって社名変更したのか?
※2『YSK林義章税理士事務所』BIG4税理士法人と他の税理士法人・会計事務所との違い 

☆大手・外資系企業のクライアントがメイン

BIG4が行っている業務は、法人向け税務サービスです。それも、日本を代表するような大企業が主なクライアントとなります。実際、一部上場企業の多くはBIG4のいずれかのサービスを受けています。そのため、人員も並大抵の規模ではなく、公認会計士だけでも数千人に達するほどです。また、クライアントには外資系の企業も多いため、英語力は必須となります。しかも、業務指示や報告書は専門的なビジネス用語が含まれた英語が用いられるので、TOEIC700点以上の英語力が要求されます。そして、その具体的なサービス内容として挙げられるのは、税務コンプライアンス、税務コンサルティング、国際税務の3つです。まず、税務コンプライアンとは要するに税務顧問サービスと同義であり、税務申告書の作成及び相談などを行うサービスです。この部門は「日系企業」「外資系企業」「金融機関」の3つに分かれており、場合によってはそこから業種ごとに専門チームを作ってサービスを提供します。それに対して、税務コンサルティング部門ではM&Aや事業継承、企業再生などに生じる税務問題についてのコンサルティングを行っています。したがって、マスコミを騒がすような有名企業の合併や組織再編などの問題に関わるケースも少なくありません。最後の国際税務は、企業が海外に出る場合のアウトバウンド税務や海外から日本に入ってくる場合のインバウンド税務、関税、租税回避などの問題に対しての相談業務です。ちなみに、BIG4では基本的に個人向けのサービスは行っていませんが、クライアント企業の社員が海外に出向する場合や外資系企業の役員が日本に赴任してくるケースでは、確定申告などをメインとした税務サービスを例外的に提供しています。(※3)

※3『会計事務所求人名鑑』BIG4税理士法人とは?~BIG4税理士法人の仕事・残業時間・年収・採用基準などを解説!

☆年収は高く、福利厚生が整っているのはメリット

BIG4での就職を考えた場合、待遇面がどうなっているかは当然気になるところです。まず年収ですが、これは要求される仕事のレベルが高いだけに一般企業と比較するとかなりの高額となっています。例えば、平均的な企業では新入社員の年収は300万円に届かないレベルなのに対して、BIG4は入社1年目から500万円前後の年収が期待できます。その後、経験を積んで熟練者と呼ばれるようになれば700万円~800万円、マネージャーなどの管理職につければ1000万は突破するでしょう。さらに、幹部クラスにまでのぼりつめると数千万円クラスの年収も夢ではなくなります。たとえ、そこまでいかなくても中堅の会計事務所に比べれば給与面は遙かに恵まれていると言えます。また、福利厚生も充実しており、有給休暇もしっかりし取れるのが魅力です。BIG4の業務は多忙を極めるため、長期休暇など取る余裕がないのではと思っている人もいるかもしれません。しかし、実際は繁忙期と閑散期がはっきりと分かれているため、仕事が一段落した後でまとめて休みを取ることが比較的容易なのです。しかも、働きながら税理士試験の合格を目指している人のために試験休暇もあり、その場合は他の休暇と合わせて1カ月程度休むことも可能です。(※2)(※3)

※2『YSK林義章税理士事務所』BIG4税理士法人と他の税理士法人・会計事務所との違い
※3『会計事務所求人名鑑』BIG4税理士法人とは?~BIG4税理士法人の仕事・残業時間・年収・採用基準などを解説!

☆部署や時期によってはかなりの残業が発生する

BIG4 の繁忙期は12月中旬から6月頃までです。つまり、およそ半年ごとに繁忙期と閑散期が繰り返されることになります。一般の会計事務所の場合は決算期の3月前後が繁忙期となるのですが、BIG4が他と異なるのは外資系企業のクライアントが多いためです。外資系の企業は12月に決算を行うのが一般的であり、その処理が2月中旬ごろまで続きます。それが終われば日本企業の決算期に入るため、ほぼ半年が繁忙期になるというわけです。当然、繁忙期になるとかなりの残業を覚悟しなければなりません。その代わり、その時期が過ぎるとまとまった休みも取りやすくなるため、仕事にメリハリがあるとも言えます。ただし、税務コンサルティング部門に関しては話が別です。この部門に関しては明確な繁忙期はなく、どれだけ忙しいかはプロジェクトの状況によります。例えば、プロジェクトがいくつも重なればすさまじい忙しさになる一方、それらをすべて終わらせた後は比較的時間に余裕のある時期が続いたりします。そのため、税務コンサルティング部門に関しては繁忙期や閑散期が不規則にやってきます。しかも、おおむね忙しい時期が続くのがこの部門の特徴です。したがって、他の部署に比べて残業も多い傾向にあります。BIG4への就職を考えている場合はこの辺のことも頭に入れておいたほうが良いでしょう。(※3)

※3『会計事務所求人名鑑』BIG4税理士法人とは?~BIG4税理士法人の仕事・残業時間・年収・採用基準などを解説!

☆まとめ

BIG4は税理士事務所の最高峰に位置し、高度な税務や国際社会を舞台にした仕事を経験できます。それだけに、やりがいという面については申し分ありません。しかも、年収や福利厚生に関しても業界トップクラスであるため、税務関連の仕事を志す人にとってはひとつの目標と言える存在ではないでしょうか。ただその反面、繁忙期はかなり忙しく、特に税務コンサルタント部門に関しては1年間通して断続的に残業が続くというケースも考えられます。それらのメリット、デメリットを考慮したうえで自分の進むべき道を見定めていきましょう。

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