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MBAとは?

MBA(経営学修士)とは?取得方法やメリットも解説!

2022/12/29

ビジネス関連の資格取得を目指す際に、MBAという言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。よく聞く言葉だけれど、概要やメリットを知らないという人も少なくありません。今回は、MBAについて詳しく解説するとともに、取得するメリットや向いているタイプについて紹介します。これからMBA取得を目指している人にも参考にしていただける内容です。

MBAとは

MBAとは「Master of Business Administration」の頭文字を取った略称です。日本語では「経営学修士」と呼び、経営学における大学院修士課程を修了した人に授与されます。欧米では、大手企業CEOの約40%がMBA取得者といわれており、エリートを目指す人にとっての登竜門といえるでしょう。

このことからも分かるように、MBAは国家資格や業務独占資格とは異なり学位にあたります。つまり、経営学のスペシャリストとして、学問を学び、身につけた人に与えられる称号です。そのため、企業からも高く評価されることが多く、転職や就職でも有利に働きます。

MBA取得の際に学べる知識

MBAは、大学院で取得できる称号であり、実務において即戦力となる知識が得られます。大学院によって学習内容に多少の差は見られるものの、取得に関する科目は同じです。主な科目は以下のとおりです。

  • 事業戦略
  • マネジメント
  • 財務・会計
  • マーケティング
  • ロジカルシンキング
  • コミュニケーション

ベースとなるのは、経営資源における「ヒト」、「モノ」、「カネ」の3要素です。そのうえで、経営全般における知識を広く学びます。単に知識を覚えるだけでなく、理論的に考える力や課題を解決するスキルなどが身につけられるため、実践でも大いに役立つでしょう。

また、グローバルビジネスに関わる内容も含まれており、近年、著しい成長を遂げているアジアにおけるビジネスについて学ぶ機会も増えつつあるのが特徴です。その他、今後のビジネスにおいて必要なAIやビッグデータなど、テクノロジーの基礎をMBAの科目に加えるケースもあるでしょう。

MBAを活用できる仕事

MBAは、ビジネスに関する様々なことを学べるため、活用できる仕事も多岐にわたります。中でも、多くのMBA取得者が活躍している現場は以下のとおりです。

  • エンジニア
  • プロダクトマネージャー
  • コンサルタント
  • 財務

例えば、エンジニアは最新のテクノロジーと向き合う職業であり、MBAを取得しておくとライバルと差をつけることが可能です。また、結果的にプロダクトマネージャーとしてキャリアアップする際にも役立つでしょう。

その他、コンサルタントには課題を解決するスキルが求められ、MBAで得た知識が重宝されます。同様に財務においても経営的な視点を持ち、専門知識に長けたMBA取得者が財務の責任者を担うケースも少なくありません。

いずれの職業もMBAが必須というわけではありません。しかし、MBAを取得しておくことで、企業から一目置かれる可能性が高くなり、転職や就職がスムーズになります。

MBA取得の流れ

会計業界におけるMBAの価値とは

MBAを取得するためには、ビジネススクールに通う必要があります。大まかな取得までの流れは以下のとおりです。

  • 出願・書類提出
  • 筆記試験
  • 面接
  • 合格発表
  • 必修科目・選択科目履修
  • MBA取得

まずは、MBA取得に対応したビジネススクールを選びます。学校によって出願時期や必要な書類が異なるため、事前に確認してから出願しなければなりません。特に、大学卒業もしくは同等の学力を有していることや、企業での実務経験があることなどが求められるケースが多く、この場合は企業や大学による推薦状を用意する必要があります。また、TOEICやTOEFL、IELTSなどのスコアを求める学校も少なくありません。

願書提出後は、筆記試験と面接が行われ合格発表に至ります。筆記試験ではなく、書類選考だけが行われるケースもあるため、確認しておきましょう。入学後は必修科目と選択科目を履修します。必要な単位を満たせば、晴れてMBA取得という流れです。

MBA取得までの時間と費用目安

MBAの取得を考えている人の中には、できるだけ早く取得したいと考えている人もいるでしょう。また、取得までにかかる費用も気になるところです。続いては、MBA取得にかかる時間や費用の目安を解説します。これからMBA取得を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

MBA取得にかかる時間

一般的に、国内のビジネススクールでMBAを取得する場合は、2年間の履修期間を設けています。この場合、夜間や休日に学習しますが、中にはフルタイム講義を導入し、1年間で履修するケースも少なくありません。

一方、海外のビジネススクールに通う場合も、国内と同様に1〜2年が目安です。ただし、MBAに対応した英語力を得るためには、約1年は勉強しなければなりません。そのため、トータルすると3年程度かかることを念頭に置いておく必要があります。

MBA取得の費用目安

国内のビジネススクールでMBAを取得するのであれば、300〜500万円程度が目安です。ただし、一人暮らしをしながら通うのであれば、生活費や家賃なども踏まえて計算する必要があります。

海外のビジネススクールに通った場合も同様に、生活費を考えなければなりません。留学する国や学校によっても異なりますが、1,000万円以上になるケースが多いでしょう。

いずれにしても、高額の費用がかかるうえに、勉強中は収入が減ることも少なくありません。そのため、事前に計画立てて資金繰りを考えておくことが大切です。また、奨学金や教育ローンを使う手段もあるため、うまく活用して負担軽減を図るのもよいでしょう。

MBA取得の難易度

MBAは、入学試験と単位取得の両方をクリアする必要があります。そのため、難易度が高く感じる人も多いでしょう。しかし、国内のビジネススクールに通うのであれば、入学前に特別なスキルや知識を得ておかなくてもさほど問題はありません。中には、筆記試験を行わず書類選考から面接に進むケースもあります。

ただし、入学後はMBA取得に必要な単位を落とさないよう、基礎知識や応用問題をしっかりと学ばなければなりません。学習範囲は学校によって異なりますが、海外のビジネススクールに通う場合は、英語力も必要なため難易度が上がります。また、卒業研究や卒業論文では、クオリティの高さが求められる点も難易度が高いポイントです。

特に、仕事をしながらビジネススクールに通うのであれば、両立するための時間を捻出する必要があるでしょう。とはいえ、コツコツと努力を積むことで、価値のあるMBAの取得は十分に可能です。オンライン講義を提供している学校もあるため、うまく活用して効率よく勉強するのもよいでしょう。

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MBAを取得するメリット

経営に直結するMBAは、現代のビジネスにおいて大変重宝されています。実際、MBAの取得には様々なメリットがあり、今後取得を考えているのであれば、どのようなメリットがあるのかを把握しておくべきでしょう。続いては、MBAを取得するメリットを4つ紹介します。

経営に関する深い知識が身につく

MBAを取得するためには、経営全般に関するスキルを習得しなければなりません。特に、経営における「ヒト」、「モノ」、「カネ」の3要素に関する知識は、リーダーとしても重要なポイントです。

実際にビジネススクールではマーケティングや経済学、事業戦略など、幅広い分野を学べます。経営に必要な知識をすべて網羅する内容であり、企業で長く働くよりも早く経営ノウハウを得ることができるでしょう。

キャリアアップが期待できる

MBAを取得するメリットとして見逃せないのが、キャリアアップに繋がる点です。経営力に直結するMBAは、経営に携わる企業幹部に求められるスキルが得られます。MBAを取得していると、企業側からの信頼度も上がやすくなり、昇進や昇格も期待できるでしょう。もちろん、実務による活躍も大切なポイントですが、取得困難なMBAに挑み実際に成し遂げたという経験やモチベーションの高さは、現代のビジネス社会において高く評価されます。

収入アップに繋がる

キャリアアップと合わせて、収入アップに繋がる点もMBAを取得するメリットです。勤務している企業において昇進が決まるケースだけでなく、MBA取得にともない、より条件のよい企業に転職することも考えられるでしょう。また、MBAによって得た知識を活用して、起業する人も少なくありません。独立して軌道に乗れば、大幅な収入アップも期待できます。

転職で有利になる

外資系の企業では、MBA取得者を優遇して採用する傾向にあります。また、コンサルタントや管理職を募集している国内企業でも、MBAが重宝されるでしょう。そのため、転職時にMBAを取得していることをアピールすれば、有利になる可能性もあります。

加えて、ビジネススクールにおいてMBAを取得する過程で、人脈が広がる点もポイントです。MBA取得を目指す人の多くは、精力的に活動するビジネスパーソンであり、質の高い人脈形成に繋がります。人脈は人生における財産であり、マッチする転職先を紹介してくれることも考えられるでしょう。

MBA取得に向いている人

海外と日本のMBAの違いとは

MBAは、経営全般におけるスキルや知識を身につけられる魅力的な学位です。経営者のみならず管理職やコンサルタントなど、幅広い業務で役立ちます。中でも、MBA取得に向いている人は、どのようなタイプなのか気になるところでしょう。続いては、MBA取得に向いている人を4パターン紹介します。

経営や営業に携わっている人

経営に関する汎用的な知識が得られるMBAは、経営に携わる人に大変役立ちます。MBAの学習過程で得た判断力や洞察力は、リーダーにとって重要なものでしょう。実際に、グローバルに展開する企業では、経営層や管理職になる条件としてMBA取得を挙げているほどです。

また、企業の経営陣と向き合う機会の多い営業職でも、MBAは重宝されます。経営に関するポイントを広く把握することで、クライアントに対して適切な提案ができるようになるでしょう。加えて、MBAを学ぶ間に培った人脈も、営業職にとっては宝となります。企業に勤めているだけでは得られなかった人間関係であり、新たな顧客獲得に繋げられるでしょう。

起業や独立を考えている人

起業や独立を視野に入れている人にも、MBAの取得が向いています。起業すれば経営の始まりであり、企業の経営者と同じような視点を持たなければ成長はありません。MBAで得た経営力は、独立後の行動にも大きく影響するでしょう。

また、MBAの学習途中に得た人脈は、起業や独立をする際のサポートにもなります。ビジネススクールの中には同じ志を持った仲間も多く、将来のビジネスパートナーになる可能性も少なくありません。その他、投資家や法律家など、起業後に必要な知識やお金の流れに繋がる人脈も構築できるでしょう。

グローバルビジネスを行っている人

近年、ビジネスにおけるグローバル化は目を見張るものがあります。外資系の企業に限らず、国内企業でも海外市場を視野に入れる企業が多い中、MBA取得により得られる広い知識は大変重宝されるでしょう。

MBAのビジネススクールの中には、グローバルビジネスに力を入れているところも多く、実務においても即戦力となります。また、海外のビジネススクールに通った場合は、英語力も身につく点も魅力です。

グローバルビジネスを行っている人はもちろん、これから就職を考えている人にとっても、MBAで得た世界基準のビジネス知識は大いに役立ちます。

収入アップ・スキルアップを目指している人

前述したように、MBAを取得すると、収入アップやキャリアアップが期待できます。現状から脱却し、スキルアップや経営層へのキャリアアップを目指しているのなら、MBAの取得がおすすめです。

社内におけるキャリアアップに限らず、より待遇のよい企業への転職を考えている場合も、MBAを取得しておくと有利に働くでしょう。特に、管理職や経営陣に関する募集をしている企業では、MBAの取得を条件としているケースも少なくありません。

MBAは、経営に関するスキルや知識を幅広く得られる学位です。経営職はもちろん営業や管理職においても大変役立つ知識となるでしょう。また、会計業界においても有効な学位でもあります。

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「会計求人プラス」

会計業界で働きながら、MBA取得を目指す人も少なくありません。しかし、仕事に追われる日々の中で、MBAを取得するのは難しいでしょう。
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投稿者情報

会計業界ライターZEN
会計業界ライターZEN
税理士や公認会計士、会計業界に関する記事を専門に扱うライター。会計業界での執筆歴は3年。自身でも業界についての勉強を進めながら執筆しているため、初心者の方が良く疑問に思う点についてもわかりやすくお伝えすることができます。特に業界未経験の方に向けた記事を得意としています。

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