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どれくらい稼げるの?知っておきたい公認会計士の生涯年収

公認会計士になるためには難関の国家試験に合格して実務経験も積む必要があります。ただし受験資格に制限はありませんので経理や会計分野の仕事をしている人は公認会計士になってキャリアアップを図るという道があるでしょう。しかし公認会計士になると年収が増えるのかどうか気になります。公認会計士になることで生涯年収をアップさせることができれば狙う価値があるといえるでしょう。そこで公認会計士の生涯年収がどの程度なのかについてご紹介します。

☆生涯年収ってどうやって求めるの?

公認会計士の生涯年収をご紹介する前に生涯年収とは何かをはっきりさせておく必要があります。生涯年収とは、その人が一生で得られる収入の総額のことです。サラリーマンであれば入社してから退職するまでの年収を積算することで求められます。会社で経理や会計業務を行っている人は一生涯で受け取る月給やボーナスを合計したものが生涯年収になると理解すればよいでしょう。生涯年収は単年度の年収が高ければ生涯年収も高くなるのが一般的です。しかし勤続年数の影響も受けることになります。例えば退職する時期が同じで平均年収が低くても勤続年数が長ければ平均年収が高い人と同じ生涯年収が得られる場合もあります。また月給が低くてもボーナスが高ければ生涯年収はアップします。さらに「年収はどんな仕事を選ぶか」「どの会社を選ぶか」によっても左右されることになります。同じ経理や会計関連の仕事でも公認会計士のような国家資格を持って監査法人で仕事をする場合と一般企業で経理社員として働く場合とでは年収が変わるのが一般的です。その結果、生涯年収も変わることになります。

☆公認会計士の生涯年収

公認会計士の場合、一般的には監査法人に就職して仕事をすることになります。公認会計士の独占業務は監査業務です。小規模の会社は顧問税理士などに確定申告の対応をしてもらえば済むことが多い傾向といえます。一方、上場企業になると金融商品取引法などの規定により公認会計士による監査を受けることが義務付けられます。公認会計士が監査をする対象は大企業になることが多く個人で独立して公認会計士業務を行うことは難しい傾向です。そのため公認会計士の生涯年収は監査法人に努めることによって得られる年収を合計したものということになります。総務省が公表している2015年の雇用統計では公認会計士の性別・年齢別年収が公表されています。そのデータによると全年齢の男女合わせて平均年収は719万円、月給は47.6万円、ボーナスは147.8万円となっています。平均年齢は40.7歳、平均勤続年数は11.0年です。男女別にみると男性は平均年収789.9万円、月給は51.6万円、ボーナスは170.7万円です。女性は平均年収570.5万円、月給39.2万円、ボーナス100.1万円という結果になっています。このデータの基礎となっている年齢別年収を参考にして22歳から59歳まで働くと仮定すると生涯年収は男性が約3億3,900万円、女性が約2億2,600となります。年齢別のピークは男性が53歳前後の1,603万円、女性が59歳前後で754万円となっています。(※1)

※1.【年収ガイド】公認会計士の年収

☆企業の規模によって生じる年収額の差

公認会計士となって監査法人で働く場合、監査法人の規模によっても年収は変わってきます。2015年の雇用統計では監査法人の規模別のデータも公表されています。従業員数10~99人の監査法人の平均年収は594.3万円、月給は40.3万円、ボーナスは110.7万円となっています。100~999人の中規模の監査法人になると平均年収は963.6万円、月給は65.8万円、ボーナスは174万円となり年収1,000万円に近づきます。さらに1,000人以上の従業員の監査法人になると平均年収は879万円、月給は56万円、ボーナスは207万円となります。大規模な監査法人になると業績に左右されるボーナスの比重が高まる傾向があることがみてとれます。男女別にみると男性の場合は10~99人規模では平均年収645.9万円、100~999人は984.3万円、1,000人以上は913.1万円です。女性の場合は10~99人で462.3万円、100~999人で768万円、1,000人以上で795.1万円となっています。公表されている数字をみる限り100人未満の小規模監査法人と中規模・大規模監査法人では比較的大きな差があることがわかります。(※1)

☆生涯年収をアップさせる方法

経理や会計業務の仕事をしている人は公認会計士となって監査法人に入ることで生涯年収をアップできる可能性があります。ただし監査法人選びがうまくいかないと生涯年収は思ったように増えません。どの程度の人数を擁する監査法人に就職するかが大きなポイントとなるでしょう。100人未満の監査法人ではなく、それよりも大きな規模の監査法人への就職を成功させれば生涯年収を大きくアップさせることができる可能性が広がりそうです。単に公認会計士試験に合格するだけでなく現在の仕事でどんな経験を積むかを意識することが重要です。即戦力として使えると判断してもらえるような実務経験を積んでおけば高い年収が見込める監査法人への就職にも役立つでしょう。また監査法人に就職したあとも生涯年収をアップさせる余地があります。仕事で成果を出せば月給やボーナスの額が上がるでしょう。さらに一般事業会社の取締役にあたる監査法人のパートナーになることができれば大幅な年収アップを実現できる可能性があります。これから公認会計士を目指す人は監査法人の仕事である監査業務やコンサルティング業務などを意識して今の仕事に取り組んでみることをおすすめします。そして仕事をしながら公認会計士の資格試験合格を目指しましょう。

☆まとめ

経理や会計の仕事をしている人は公認会計士になって監査法人に転職することで生涯年収をアップする可能性を広げることができます。難関資格試験に合格する必要はありますが、受験資格に制限はありませんのでだれでも挑戦できます。資格試験に合格して実務経験を積むなどの要件を備えれば晴れて公認会計士になれるのです。転職にあたっては100人以上の監査法人への就職を目指しましょう。最終的にはパートナーになることを目指して今からその準備を始めてみることをおすすめします。

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